瑠奈の猛攻
俺は皆がいる場所に戻る。
「じゃあ、次は実践でもしようか」
ユミさんは何処か明るくなっていた。雄大がアギトさんに敗れたからだろう。
「実践…」
俺たちは近くの山に来た。
当然この世界には動物がいる。
しかしその動物のなかで、凶暴な動物や、有害な動物などはモンスターとして、扱われる。そのモンスターは海や山、森、洞窟によく生息する。他にも生息地はあるのだが…
そして、俺たちは山にモンスターを狩に来たのだ。
メンバーは、俺、瑠奈、雄大、ユミさんで来ている。後で聞いた話だが、ユミさんは国内でも5本の指に入るぐらいの援護射撃の名手だそうだ。とても心強いそのものだ。
「この辺の山ってどんなモンスターが生息地してんすか?」
ユミさんは俺の顔を見て、その後他の皆の顔を見た後答えた。
「熊系じゃね?」
疑問系で返って来ますか…
ユミさん、他の面では頼りねぇ。下調べ位しといてくれ。そう思う刹那だよ。
雄大は依然として黙っている。さっきから殆ど喋ってないしね…
瑠奈は時折こっちを鋭い眼光で睨みながら、山を登っている。瑠奈も静かではある。
「瑠奈、俺ってお前に嫌われてんの?」
「はぁ!?あんた、好かれてると思ってて欲しいの?キモッ!てか引く」
う、ウザイ。斬りたい。
「違う、違う。好かれてると思われたくないわけじゃ、ないが…」
「ならキモッ」
瑠奈が一歩俺から遠ざかった。こいつ、顔だけは可愛い。性格はもう最悪だ。
「協調性…?」
「あんたと私が共闘する事なんて、まずないじゃ無い。」
やり取りを聞いていたユミさんが、大笑いをする。
「なんなんすか?」
ユミさんはお腹を抱えながらこっちを見た。
「いや、だって…
あと、瑠奈。今から共闘するんだけど?」
「ソロでやります」
即答ですか…
そんな避けられますか。相当心に傷を負いましたよ。
「ソロ、大丈夫?」
「はい。」
「なら、頑張れ」
止めねーのかよ!皆で来たんだから…
いや、俺もそんなキャラじゃねぇな。デリスさんの下で修行してから、俺も大分変なキャラになりだしたが…
どーでもえーや。
狩を、頑張る方針で…




