プロローグ

　これは特殊な体質を持った主人公・黄泉渡新(よみわたりあらた )の視点で語られる日常と非日常の物語です。

　―絶対に死なない。これは、すごいことか?　俺はそうは思わない―

　いつからかは忘れた。けど、俺にとって、この世界は色あせたものになった。何もかもがつまらなく退屈で、それでも生きていかなかなきゃで、何度も死にたいと思った。

　偶然でも必然でも運命でも天命でもなんでもいい、俺を殺してくれ。何度も願い、祈った。

　だが、叶うことはなかった。

　そうやって生きてきて、俺は、ようやく出会えた。

　あの日、あの場所で―

評価をするにはログインしてください。

この作品をシェア

ブックマークに追加

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

―　新着の感想　―

このエピソードに感想はまだ書かれていません。

感想を書く場合はログインしてください。

+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ