節分・後編
[一閃・天籠]:スキルを発動した瞬間に発動者に攻撃があたれば衝撃波が発生、攻撃を弾き無敵時間ができる。その後、魔法の斬撃が攻撃し、自分が持ってる武器で攻撃するのと合わせれば実質2連撃を叩き込むことができるゲームのようなぶっ飛んだ技…かと思いきや本当に当たるギリギリまで引きつけないといけないので実質ソリット専用の技。
節分・後編 翌日の自分へ。フリーメモを見ろ。
今、僕たちはすいせいを助け出すために人を集め、鬼の館に侵入した。ただ敵のセキュリティーシステムで能力がほとんど縛られた状態である。そのため鬼に襲われながらすいせいを見つける必要がある。
「ビル?って建物の構造にオニっていう怪物か…」
「しかもビルと一括りになっているがここの構造を完全に理解しているわけではないからな」
「こういう感じというのはわかっても細かくここにこれがあるというのは決まってないですからね」
「どう考えたって厳しい戦いになるな」
あれそう考える結構クソゲー…
「ソリット…思っても言うんじゃないぞ…」
「わかったよ…」
プロテアに釘を刺されてしまった。
「3チームに分かれるけどどのペアがどこ行こうか」
「じゃあ一旦このフロアを散策しようか」
「鬼いるかもしれないけど…」
「注意していこう」
そう言って全員でこのフロアを探索した。
「じゃあこの建物に詳しい3人で作戦立ててくれる?」
「任された!」
僕とアロエ、プロテアで状況を整理しながらプランを立てる。
「この世界よくわかんない…」
「私たちがいる世界よりもはるかに文明が栄えてる感じがするんだよね」
「まあそこら辺はソリット達の方が詳しいだろうから待ちましょう」
さてどうするか…
「左右にエレベーターか…」
「窓から外を見た感じ結構高そうだったよね」
「そうですね…ではこのフロアを中心として上と下に分かれると言うのはどうでしょう?」
「特に回りくどいことせずにそれが一番楽か」
「じゃあ僕は右のエレベーターから上に行こうかな」
「では左のエレベーターに下に行きますね」
「そうすると俺はこの階を探すか」
「よしじゃあ決まりね」
「話まとまった感じ?」
「あぁ、それぞれのペアになって各々から聞いてくれ」
そんな感じで僕とクルス、ルナとアロエ、ピーウとプロテアのペアに別れて行った。
すいせいどこにいるかな…
「ソリット、さっきも気になったけどこれなに?」
「エレベーターっていう建物の階層を移動するもの。中に入ってボタンを押すと移動することができるよ」
「お、使ってみたい」
とすると移動するわけだけど、どこにいるかな?
「屋上とかベタだけどいるのかな…」
「まず屋上ってあるの?」
「まあ探してみるか」
とりあえず僕たちはエレベーターの中に入ることにした。
「このビルは5階建ての現在地は4階か…」
「屋上ってことなら5階に行くのがいいのかな?」
「じゃあ行ってみようか」
そうして僕は5階へのボタンを押した。
そして機械音ともにエレベーターが動き出す。
「うわ!すごい!不思議な感覚!」
「いい反応だね」
「これに悪い反応とかあるの?」
「ないけど…日本のものに反応するって人によっては嫌というほど見てる人もいるからさ」
「それは誰なの?」
「ちょっと言えないかな」
ガシャン!
そんなことを喋っていると5階についた。
エレベーターが開くとそこは狭い部屋だった。
「これどうなってるの?」
「風の音がするからもしかして」
そうして部屋のドアを開けた。
「本当に屋上だ、ちょっと寒い…」
そうして周りを見渡す。そうすると扉の隣に何かを見つけた。
「あ、簡易地図がある」
デパートみたいな感じだ。
「ここは屋上兼物置かだって」
「なるほど…」
「何かわかった?」
「妙だと思わない?」
「というと?」
「移動しにくい、尚且つ物の出し入れもしにくい屋上に何で物置があるんだろう」
「確かに、それこそ落としたら大変だし…」
考えれば考えるほどわからなくなるな。
「言ってても仕方ない、屋上を探そう、ソリット」
「それもそっか」
そう言って奥に進む。
「ここが端っこか…」
一旦屋上全体を見回った。
「まあある程度隠れたり逃げたりはできそうだね。倉庫で入り組んでたり植物も多く設置されてるし」
その時外周のフェンス越しに建物全体を見た。
「最初の館から形ごとビルになってる…」
「館から縦に伸びた感じとは言え横の面積も結構広いね」
「すいせいを探すのが大変と捉えるか…逃げやすいと捉えるか」
「どっちも意識しておいた方が良さそうだね」
そう考えていた時だった。
「ん?」
「どうしたの?」
「しっ…」
この足音鬼か?すぐ近くはなさそうだけど…
「エレベータに戻って下を探そう」
僕は静かに指示を出す。
「…わかった」
僕たちは静かにエレベータの方に向かって行った。
「ここの角危険じゃない?」
「出てきそうだけどいくしか…」
そう言いかけた時だった。
ドン!
力強い足音が屋上いっぱいに広がる。
「悪い子はいねえかああああああ!!」
「ひゃ!」
見つかったか…
「クルスは途中で回ってエレベーターに、僕は大きく回って時間を稼いでからエレベーターに乗る」
「えっと…うん!」
何とか納得してくれたようだ。
「ここで曲がって」
「はい!」
「さてと、あとはこっちか」
ドン! ドン! ドン!
ありがたいことに僕の方に鬼は来てくれたようだ。
周りはフェンス、ところどころに植物が散りばめられてて隠れられるけどこのままじゃ無理だな。
「とすると…」
僕は曲がって倉庫に囲まれているところに入った。
ここなら目線は切れている!
ここでジャンプして、壁を蹴って…もう1回!
何とかなったかな?パルクール技を練習しておいて良かった。
その直後鬼が僕の曲がったところに立った。1秒遅かったら終わってたな。
「悪い子はいねえかああああああ!!!」
鬼の声を利用して周りの状況を把握する。
その時僕はあるものを感知する。
獣の皮?そんなわけないな。猫?まさか…
まさか初対面で背中を預けることになるとは…
「アロエさん、ソリットからの情報だとあなたも一流の冒険者って聞いてるから。何か異変があったらすぐ伝えてね」
「わかりました」
私は散策時から気になっていた疑問をぶつける。
「何?これ」
「エレベーターです。人や物を上下に運搬する目的で作られたものです…多分動くと思うので僕たちは下の階を探しに行きます」
「わかった、何階に行く?」
「一旦2階にでも行ってみますか」
そして不思議な音とともにエレベーター?は動き出す。
「反応は2回目だから省くわね」
「どういうことですか?」
「まあわかる人にはわかるってやつよ」
「なるほど…」
そうしてしばらくすると下についた。
ガシャン!
「地図によるとここは部署…管轄範囲ごとの事務室が集まっているようです」
「事務室…感覚だけどここにはいなさそう」
「何かヒントになるものがあればいいのですが…」
そうして私たちは中の部屋を捜索した。
「う〜ん…私の知らないものがたくさんあるけど別にすいせいちゃんを探すのには必要なさそうね」
「そうですね僕も特に見当たりません」
「ここはハズレかな…」
その時上の方から微かに鬼の声が聞こえる。
「襲われている?」
「まあ大丈夫だと思います…みなさん歴戦の猛者ばっかりですし」
「そうだね…」
私たちは心に不安を抱えながら捜索をつづけた。
ピーウ…人魚と聞いているが明らかにツンデレの妹なんだよな。
「よしじゃあ行くわよ!」
「あんまり突っ込むなよ」
「ねえ!ここはどういうところなの?」
「どういうところと言われてもな…」
周りを見渡して状況を把握する。
「社長室、会長室、副社長室、特別金庫。一応上層部の部屋ってことなのか?」
「正直何に使う部屋なのかわからないけど捜索するわよ」
「そうだな」
まずは社長室に入ってみた。
「結構ガッツリ鬼が使っている部屋っぽいな」
中には大量の金棒、ロッカーの中にはあのみんなが思い浮かべているような黄色と黒のしましまのパンツがあった。
ロッカーにしまってあるって思ったより几帳面なところあるんだな。
「社長室にはいないようね」
「次探すか」
その後も全ての部屋を探索して行ったが特に何もなかった。
「この階にはいなかったか」
「う〜ん青髪で目立つからすぐ見つかると思っていたのに!」
「まあわかってはいたが一筋縄では行かないか…」
「どうする?上に行く?」
「さっき鬼の声が聞こえたしな、安否を確認するためにも行くか」
そう思っていた時だった。
「あ、ピーウ!はぁ…プロテアさん…」
クルスが息切れしながら来た。
「ちょっとピーウ大丈夫?」
「今、ソリットさんが逃がしてくれて…」
「まじか…」
「助けに行かないと…」
「そうだな」
そう動こうとした時だった
「鬼の消滅を確認しました。リスポーンさせます」
「…はい?」
さっきの感じ猫があそこの植物の裏に隠れてるな。
ドン ドン ドン
鬼が反対側に行った今ならいける!
僕は静かに猫がいると思われる場所に行く。
というかそもそもなぜ僕が猫と断言しているかというと…
「うん、やっぱりクロだったのか」
まともにこのシリーズで説明した記憶がないから説明するとクロはすいせいの猫である。すいせい自身にお守りとして何かあった時にクロに危険信号が送られる的なアクセサリーをあげたんだけどこんなところで役に立つとは…
「クロ、すいせいどこにいるかわかる?」
そう聞くとクロは隣の倉庫に顔を向けた。
「そこ?」
「にゃー」
静かな声で返事をしてくれた。
僕は鬼がいないことを確認して中に入る。
「土がいっぱいある…植物用かな?」
というか屋上の倉庫が二階建てか…勝手なイメージだけどあんまりないような。
「…!」
居た!壁によりかかって寝てる…
クロも喉を鳴らして擦り寄ってる。
「どうしようかな…」
どうにかしてみんなに伝えて脱出したいけど…
「んぁ…」
その時すいせいが起きた。
「おはよ」
「ん?おはよう、ソリットくん」
「すいせい大丈夫?体に違和感とかない?」
「ていうかここどこ!?私いつの間に知らない場所に?」
「あ…」
すいせいが大きい声を出してしまった。
「悪い子はそこかあああぁぁぁ!」
「ひゃ!」
しまった!鬼に見つかった!
そしてなんと鬼は正直に倉庫のドアから入ってきた。
「話は後、窓から出るよ」
「え?う、うん!」
僕はすいせいをおんぶして着地する。
なんとか倉庫で目線を切りながら行かないと…
おんぶしながらじゃ流石にきついか…おろしていかないと。
「すいせい、走るよ!」
「うん!」
僕はすいせいをおろして一緒に屋上の外側を回るように行った。
角で目線を切って真ん中ら辺の倉庫集合地帯でなんとかチャンスを作る作戦…なんだけど
「やっ!」
「すいせい!」
すいせいが転ぶ。
まあそう上手く行かせてくれるほど神様って優しくないよね!
「…ありがとう」
すいせいをなんとか抱えて走ってるけどこのままじゃ追いつかれちゃうな…このステータス調整めんどくさい!筋肉量そのままならよかったのに!
どうする…エレベーターは距離があるパルクール技も人1人抱えてながらはできるか怪しい。一か八かだけどやってみるか…
「すいせい…一か八かの作戦失敗したらごめん」
「…いいよ」
「ありがとう」
そう言って僕はすいせいを抱えたままフェンスを飛び越える。
「ひぃ!」
鬼も追いかけフェンスを飛び越える。
僕はすいせいを抱えながら落ちていく。
絶対できる、成功する!僕とすいせいは…
主人公だから!
「ねじ曲げろ[ディストリア]!」
「え?」
その時僕たちに何かが起きる。
「はぁ…はぁ…成功した……怖かった…」
鬼は消え、僕たちは屋上に戻っている。
「え?今の何?」
「すいせいって意外とこう言うの怖がらないいんだね…」
「いや…色々急展開だからさ…あんまり追いついてない…」
「そっか、強いね。さっきのは能力を封じ込めるのは建物内だけって聞いてたから建物の外に出たから能力を使った」
「いやそれはいいんだけど…その[ディストリア]って何?」
「まあ今は秘密かな…さ、もう一踏ん張り行くよ。こっからみんなを脱出させないといけないから」
「わかった」
「鬼の消滅を確認しました。リスポーンさせます」
「え?」
僕たちは臨戦体制になる。
「どこにいる?」
ただ視界に鬼は見当たらない
「違う、下にいる」
「聞こえる?」
「足音が聞こえる」
「どうする?助けに行く?」
「もう1回倒してもいいけど…スポーン位置が明確にわからない以上目の前にいきなり出てきてドーンはやばいからね」
「じゃあどうするの?」
「縛り系は解いたから倒せるという事実に気づけばいいけど…」
「じゃあなんか派手な技使ったら?」
「なるほどね、じゃあそれで」
そう言って僕は準備をする。
「あんまり驚かさないようにね?」
「まあ…あの、善処するね」
(善処するってダメなパターンが多い気が…)
ここ最近で1番のピンチ!
「くっそ…速いなこの鬼」
「ちょっと何かないの?」
「あったらいいんだがな…」
ああもう…というかソリットか誰だか知らんがどうやって倒したんだ?
「うお!なんだ?」
目の前にソリットがたくさん出てきた!
「ちょっとこれなんですか?」
「分身だろう。てことは能力解放されたのか」
ということは魔法空間から剣が出るはず。
…よし出た。
「え?倒すの?こいつ」
「ああ、先逃げててくれ」
「ちょっと死なないでよね!」
「この程度で死んだら最強の相方やれてないんだよ」
そう言って俺は剣を構える。
「来る…」
ギリギリまで引きつけて…ここ!
シャキン!
「グオオオォォォォ…」
すれ違いざまに斬る…ソリットから教えてもらった技だ。攻撃時は絶対に隙ができるって。あいつは上位互換のスキルがあるんだがな…
「ナイスプロテア」
「ソリットか…どうやって能力解放したんだ?」
「いい感じに捻じ曲げた」
「あぁ…まあわかった」
(え?今のでわかったの?私近くにいたけど何もわからなかったんだけど)
「お、見つけたのか。良かったな」
「うん、じゃあこっからルナたち拾って出るよ」
「一気にテレポートではだめなのか?」
「なんとなく神様に怒られそうな気がしたし」
「とすると馬鹿正直に探すしかないか…」
その時ソリットが唸る。
「んんん…」
「ソリット…もう嫌な予感しかしないがなんだ?」
「めっちゃいる…」
「どのぐらいだ?」
「ちょっと待って!私たちがついていけない!」
ピーウ達が止めに入る。
「ああ、そうか。言ってなかったな。ソリットは超特殊体質の集合体みたいなやつだからな。その1つが聴力と感覚操作だ」
「ソリット、あんたそんなことできるの…?」
「絶対ソリットに追いつけない気がしきた」
「で?それで?鬼が何体いるの?」
すいせいが少し呆れた様子で聞いてくる。
「6〜7くらい?」
「そんなにいるの…?」
「あんまり倒しすぎるとまた増えそうだから実用最低限だけ倒して脱出しようか」
「必要最低限か…」
「…じゃあせっかくだし今出てる分身利用しようか」
「分身を?」
そう言ってソリットは血のついた包丁を出した。
「ソリットくんいきなりバイオレンス!?」
「まあまあ…これを左手に持つと」
「うわ!」
ソリットが包丁を左手に持った時、分身が全員ピエロに変わった。
「鬼には僕たちも含めて全員この見た目になってるから」
「まあ…色々何か問題がありそうだが鬼を騙すのにはいいかもな」
「よしじゃあ下に探しに行こっか」
「あ、居た!」
ルナお姉ちゃんたちを見つけた。
「ちょっとソリット?なんかソリットの分身がナイフのついた包丁を持った変なやつになったんだけど!」
「ルナお姉ちゃん落ち着いて?ナイフのついた包丁はもうそれ包丁だよ」
「ん?ぇぁ…あぁそっか。ってすいせいちゃん見つかったんだ!」
「うん、もうここに用はないからさっさと出るよ」
「了解です」
「エレベーター狭いし二手に分かれよっか。すいせい、ピーウ、アロエはこっちで引き取るね」
やった、ソリットくんと一緒。
そんな感じでみんな各々の場所でエレベーターに乗る。
「突っ込んでなかったけどガッツリ日本のビルだね」
「正直鬼さえいなければもうちょっと滞在したい」
「確かに…」
(やっぱりソリットってすいせいと話す時楽しそうなんだよな)
(なんとなくソリットさんすいせいさんと話す時楽しそう)
ガシャン!
そんなこんなで1階に着いたのでエレベーターを出てルナお姉ちゃんたちと合流する。
ただ…
「通れないよね…あそこ」
「プロテア、ルナ。これどうする?」
「どうするっていってもな…」
「倒す?」
そうなんと1階は広い空間になっていて正面には自動ドアらしきガラスの扉。そしてその前には一際大きい鬼!!
「まあちょっとここはかっこつけておこうかな」
「ソリットやってくれるか?」
「うん」
そう言った直後にソリットくんは鬼に向かって突っ込んでいく。
そして鬼が大きく金棒を振りかざす。
「危ない!!」
「[一閃・天籠]」
カン!
そう言ってソリットくんは鬼を倒した。
「まあ、うん…さすがだな」
プロテアさんは半分呆れたような口調で言う。
「ほら、ここに長居する理由はないから帰るよ」
「うん…そうだね…」
あまりにもあっさり終わって不完全燃焼感あるけどいいか。
「出口は…すいせい、ここに手合わせて」
「この手の…なんかその……凄そうなものに合わせればいいの?」
「w…そうだよ」
※ゲームやアニメでよく見る手で認証してくれるアレです。
ウィーン
「開いたね」
「お!晴れてきたわ!やっぱり晴れてた方が気持ちいわね!」
「演出みたい」
「ちょっとわかる」
「じゃ、帰ろ[テレポート]」
「やっぱり家は安心するね」
私はソファーに座る。
「無事に帰って来れて良かったね。すいせい」
「うん…良かった……」
そう言ってソリットくんは私の隣に座り込む。
「ソリットくん?」
そのまま眠ってしまった。
「さすがどういう状態でもでも眠らせる展開が1回は頭をよぎってそれ以上のオチを見つけられない神様」
※ギク!
「まあいいじゃん、今日ぐらい」
私に寄りかかってるソリットくんの頭を撫でる。
「全く…あんまり甘やかしすぎないようにね?」
「今日はソリットくん頑張ったんだからいいの」
「はぁ…チームの奴らには俺らが言っておくから今日はソリットのことまかせたぞ」
「うん!」
(すいせいちゃん上機嫌)
「ま、終わったし私たちも帰ろうか」
「うん、またね。ルナお姉ちゃん。プロテアさん達もありがとう」
「おう、ゆっくり休めよ」
私はもう少しソリット君を撫でておこう。
節分・後編終了
バレンタインとひな祭りは結構進んでるのですぐに公開できると思いたい。そう信じたい。そしてすいせいが最近連続で出過ぎな気がする、最弱、恋愛、女性、あまりに使いやすい属性を持ちすぎているな…まあルナ達も出るんですけどね。あとひな祭りはひな祭りっぽいことしない気はする。誤字脱字は…しらね