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3/7

大晦日

みなさま新年明けましておめでとうございます。気づいたら半月が経ってしまいました。正月終わったのに大晦日の話を出すと。もう何が何だかって感じです。安心してください正月も出します。ていうか早くしないと節分が迫ってるんで。あと絵文字ゾーンがあるので誰が誰か当ててみてください。

大晦日


あー暇。

「ねえソリット」

「何?」

そんな感情をソリットぶつける。

「あのさ、ソリット世界の行事って他にないの?」

「クリスマスの他か…」

「そう、何かない?」

適当に流されるかと思ったけど意外とちゃんと考えてくれてるな。

「…大晦日?」

「おおみ…何それ」

「1年の区切りの日?」

「ああ、何となくわかった気がする」

「いや1年知ってて大晦日知らないとかあるんだ」

「じゃあその日は何するの?」

「ちょっと考える」

まさかの言った本人分かってない。

(何か食べてもらうとかかな。じゃああれと…あ!)

…惜しいな。頭の中を覗いて答えが見れないことあるんだ。

「じゃあ今から海に行こう」

「海?」

「だいぶ遠いけど…」

「大丈夫、テレポートで行くから」

「ああもう身も蓋もない」

「じゃあみんな呼んで」

「はーい」






[テレポート]

みんなを呼んだ後、海に飛ばしてもらった。

「おお、すごい」

「ソリットお兄ちゃん、ここで何するの?」

「魚を取るの」

「魚?」

「干したものは売ってるけど…」

「いや、生魚が欲しいの」

「生…?」

生…鮮度とか大丈夫なのか?

「はぁ…ルナ、冷静に考えてくれ。今から取ると言うことなら鮮度は気にしなくていいんだぞ」

「ああそっか。でも不安だな…」

「ソリット兄さん、食べる食べない以前にどうやって取るの?」

「結構ずるいからあんまり使いたくないんだけど…」

「お、ソリットの引き出しが出るか…」

ソリットは何かをイメージしてる感じだった。

「[プログラム展開:バリア、防御、呼吸、操作可]」

「お?」

「うわ!すごい!何これ!」

「これは周りに攻撃を防ぐバリアを張って中では呼吸ができるようになってる」

「すごいじゃん」

「念の為みんなの体は他の人のバリアと融合できるようにもしてる。あと中にいる人の意思で好きなように動かせるから」

本当にすごいな、そんな都合よく。

「みんなに魚の情報送ってあるから。じゃ、各自解散」

「はーい」





うむ、我が心の声を担当するのか…初めてだな。

「初めてでしょ」

「…ソリット、すぐに人の心を読むのはやめてくれ」

「いや、読んではないよ。勘」

「全く…無茶苦茶する人間だな」

「あ、いた」

「うーむ。我のドラゴンブレスは使えないからな…遠距離攻撃手段が乏しい」

「[スナイプ]」

その時ソリットが早速魔力弾で魚に攻撃した。

「見事、さすがだな」

「いや、やらかした」

当てた魚を見ると魔力弾の影響で魚が粉々になっていた。

「スナイプでもダメか」

「しかしどうする?一応まだマグロは1匹いるが」

「いや案はある。[魔力刃]」

ザシュ!

ソリットは刃を伸ばしマグロの頭を切った

「ほう、変幻自在の刃か。考えたな」

「じゃ、次行こ」

「うむ、そうだな」






さてと、私のターン!

「お、これは」

イカを見つけた。

「せい、やあ、とうー!うげ」

何とかして捕まえたが墨を吐かれた。がそのままソリットにもらった魔法陣をくっつける。

これでソリットが管理してる水槽に行くらしい。

「うん、上手く行ったね」

他なにかいないかな。

「お!あれマグロかな」

私はバレないように近づくつもりだった。

…速いな

だいぶ加速してるんだけど追いつけない。ここまでくるとマグロ側にバレてるか。

ブオオォォン

「はっ」

ペタ

私は瞬間移動しマグロの目の前に行き、魔法陣を貼った。

「よし、次行こ」







クルスとコンビ…初めてね。

「海は私の庭よ。任せなさい!」

「頼んだよ」

みんなのためにもこの人魚である私がいっぱい魚を取ってこないとね。ちゃんと人魚の姿に戻ってるから空を飛ぶ鳥のように泳げるわよ!


…今ペンギンじゃない?ってツッコミが聞こえた気がする。

「あ、鯛!」

「早速行くわよ!」

「速!」

ペタ!

私は鯛を水槽に送った。

「どうよ!クルス!ってあれ?」

「ちょっと…は、速い。はぁ…はぁ…もうちょっとゆっくりお願い…」

「…分かったわ、仕方ないわね。でもこのぐらいの距離は普通に行けるぐらいには体力つけて」

「…それはごめん」

「あ、マグロいたわよ」

「今回は私に任せて」

「お?」

その時クルスはエネルギーを少し溜めてそれを放出した。

ドオオォォン!

パアァァン!

私は光速で行ったクルスに近づく。

「どうだった?」

私はキラキラした目をしたクルスに申し訳なさを持ちながら現実を言う。

「あんたねぇ…確かに良かったけど…肝心の魚ぐちゃぐちゃよ」

「あれ?」

「…次から気をつけてよ」

「ご、ごめん…」

その時、もう1匹マグロを見つけた。

「いい?少し減速するのよ…」

「う、うん。やってみる…」

ドオォン!

パン!

私は頑張って手加減した音が聞こえたクルスに近寄る。

「うん、形は残ってるわ…」

多分衝撃で内臓はぐちゃぐちゃかもだけど。

「まあ次行きましょ」






ゼールと2人っきり。久しぶりな感じ!

「ねえゼール。海って綺麗だね!」

「そうだね、姉さん」

そんなことを想いながらずっと移動してきた。

「あ、あれハマチじゃない?」

「取りに行こう」

「ほ!」

ペタ

「いいね、姉さん」

「あ!あっちもいるよ!」

「うん、行こう」

(姉さんいつもに増して上機嫌)

ゴオオオオォォォォ

何これ…周りが見えない。

「姉さん」

「ゼール!」

私たちはバリアをくっつけて2人で行動した。

「何かいる?」

「わかんない…姉さん」

私たちは一旦上がろうとする。

「…!」

「姉さん、あれ!」

「…イカ?」

「あれって…クラーケン!」

武器とか持ってきてない…

「姉さん…」

「ゼール、大丈夫」

ブンッ!

「…は!」

「あぶない…姉さん…」

足らしきものが飛んできた。

「大丈夫…絶対守る」

でもとりあえず逃げないと。上は…どこ?

「ゼール…」

「姉さん、海上ってどっちだっけ?」

「多分こっち?」

「でもこっちに重力働いてない?」

「こっちじゃない?」

「「…」」

どうしようどっちがどっちかわかんない…1分経った!

ブオオォォン!

だめ、移動しても気づかれてる!こんなに瞬間移動音が気になることないよ!

フウウゥゥゥゥン!

「ひい!」

さっきよりも明らかに速い!こっちからは何も見えない!

「怖いよ…」

「大丈夫だからゼール」

「本当に?」

「うん…」

何か糸口は…

その時クラーケンがタックルを仕掛けてきた。

「えい!」

「やぁ!」

反撃しようとしたけどだめだ、当たらない。

「どうしよう…姉さん!」

何も出来ないよ…

「姉さん!」

「何!?」

「姉さん…何か近づいてくる音が!」

「え…?」

ゴオオオォォォォ

「姉さん?姉さん!」

どうしようどうしよう…どうし…

バリン!

「ゲホ…ゲホ!」

バリアが…割られた?

ゼール…ごめん…ごめん…

「[覚醒][一閃・孔雀]」

(一旦バリア内に入れる…)

ガシ!

シュウウゥゥゥゥン!

「…ケホッ…ケホッ!ソリット…兄さん?」

「怖かった…」

「まさかクラーケンに襲われてたのか…ごめん遅くなって」

「…はぁ…はぁ」

(体力も精神状態もちょっとまずいか…)

「おやすみ」

(2人は眠らせた…クラーケンは集団行動する場合があるから油断はできないな。そうなった場合は2人を抱えながらじゃ刀は使えない。結構速度出してるけどもう少し海上に出るのは時間かかるっぽいし。しかもあのクラーケン自分の墨に感覚を麻痺させる毒をまぜてる。自分の通ったルートを逆再生するようにするようにしか進めないからどのくらいの高度かわかんないし。クラーケンがもう1匹出てきたら魔力弾系統で対処するしかないな)

「ん…日光」

(とりあえず一安心かな)






「お!ソリット、メナー、ゼール。おかえり!って…寝てるの?」

「色々あってね、起こす?」

「…無理じゃなければ」

「大丈夫だよ、体力は十分回復してる。それにルナたちといた方が精神的にもいいだろうし」

「…?分かった」

そう言ってソリットは2人を起こした。

「んぁ?ママ…ママ…」

「え?え?」

「母さん…」

早速抱きつかれた。

「どう言うこと?」

「クラーケンに襲われてた」

「うげ…だいぶ面倒なのに…怖かったね」

私は2人ともにハグをする。

「ソリット、ありがとね」

「まあすぐに倒せるしね」

「…待て。我のクラーケンの記憶だとだいぶ大きかったはずだぞ。爆発でもさせたのか?」

「いや、伸ばした刀で真っ二つにした」

「また変なことを…いくらでも他のやり方あっただろうに」

「まあ今回は救助が先だしノンストップで行きたかったから」

「まあ一応納得しとくわ」

「じゃあ帰ろうか」

「いや、もう少し待つと…」

え?どう言うこと?

ザバーン!

「クラーケン!?もう1匹?」

「うん、申し訳程度の戦闘要員が出てくると思ったの」

「…そう言うなソリット。相手も出てきてくれたんだぞ」

「じゃあ誰が倒す?」

「…怖い」

「…怖い」

メナーとゼールはそう言って私から離れない。

「と言うわけで他の人お願いできる?」

「いやもうソリットが準備してるぞ」

「え?」

「[バースト]」

ドオオォォォン

「出てきて13行で消し炭にするじゃん」

「引き伸ばしても仕方ないでしょ。じゃあ帰るよ」

「…あぁうん、分かった」

今のクラーケン必要だった?






帰ったらソリットが色々準備してた。

「よしじゃあ早速作って行こうか」

「はい先生」

「何ですか?ルナくん」

「何を作るんですか?」

「今回作るのはお寿司です」

「…osushi?」

「…w。いやネイティブに言わなくていいんだよ」

「ごめんごめんwで、お寿司って何?」

「生魚をお米に乗せて握る食べ物だよ」

「ちょっと難しいな…お手本見せて!」

「いいよ」

早速ソリットは熱々に炊いてあるお米を木のボウル?に入れて、液体を入れて風の魔法で冷ましながら混ぜている。

「その調味料何?」

「これは酢だよ」

「す?」

「酢」

「su?」

「酢」

「さし”す”」

「そう」

「一文字の調味料か…」

正直不確定要素が多い…

「我にも知らない調味料があるとは…」

気になるな…

「…舐めてみていい?」

「ダメではないし、いいけど…美味しくないよ」

だいぶ引き気味の顔で言っている。

「分かった…やめとく」

そのまましばらくソリットはお米を混ぜていた。

「んー…(-_-;)」

何と言うか…すっぱい。

「お酢舐めたでしょ…」

「ぁ、バレた…」

「子供じゃないんだから…」

クルスにそう言われてしまった。

「はいこれが酢飯」

「さっきの入ってるけど本当に美味しいの?」

「まあそれは食べてみてからのお楽しみってことで」

シャキン!

そう言ってソリットは魚の切り身を用意した。

「おお、これは期待大だな」

「この生魚だけで美味しそう…」

「いやいやいやいや、待って待って」

そう言ってクルスが止めた。

「誰も一撃で魚を解体したのに触れないの?」

「私もあのサイズは捌いたことないわよ」

ピーウも口を開く。

「いやソリットだから…」

「まあこいつなら何でもできると思ってるからな」

「そんな無茶苦茶な…」

「クルス、あきらめましょ…流石にソリットのレベルに追いつくのは1〜2ヶ月じゃ無理だし全てを会得するのは無理よ」

「…わかった、後で色々聞く」

「話聞いてた?」

「2人ともソリットがお寿司を握るよ」

そうしてソリットの手元に2人の注目させた。

ソリットは酢飯を軽く丸め、生魚の切り身に乗せた。それをひっくり返して軽く握り木の板の上に乗せた。

「はいお寿司」

「おぉ綺麗」

「もうちょっとこだわりたいけど、作る量が多いから」

「…食べていい?」

「いいよ、いっぱい作るから」

私はお寿司を口に運ぶ。舌に乗せ味わった瞬間、私の脳に電撃が走った。

「魚の旨みと酢飯の甘みと酸味がいい感じにあってる!やるじゃんお酢!」

「ママ!私も食べたい!」

「みんなの分も作ったから」

さすが速い。

「うん!美味しい!」

「うむ、うまいな」

みんなお寿司を堪能した。

「あれ?1つ余ってるよ。誰か食べてない?」

私はみんなに疑問を投げかける。

「私は1つさっき食べたよ」

「私食べた!」

「ゼールも…」

「私は作る側に回ろうかな…」

「私も食べたわ」

「我も食べたぞ」

今1人質問の主旨と関係ない返答が聞こえたぞ?

その回答者にソリットが近づく。

「クルス、生魚苦手?」

「うぅ…はい。前に少しだけ頂いたことがあってその時から苦手でして…」

「…じゃあこれはどう?」

「…?」

そう言ってソリットは準備をし、いくつかのお寿司を作った。

「はい、ツナマヨ軍艦、玉子、ハンバーグ。どう?食べれそう!」

「特殊なのもあるんだね」

クルスがそのお寿司たちを食べる。

「ん!美味しいです!意外と酢飯に合うもの多いんですね!」

「まあでもクルスには作る側に回ってもらおうかなルナも」

「わかりました!」

「はーい」





「面白言いねお寿司、いろんなのがあって」

「さっきクルスが言ってたけど酢飯合うものって意外と多いんだよね」

「う〜ん…オムライス寿司とかある?」

「変わり種の中でもメジャーではないかな…」

「…じゃあ猪寿司!」

「それもない…かな?」

「うーん…カップケーキ寿司!」

「…お姉ちゃん」

「はい!」

「適当に言ってるでしょ」

「適当に言ってるよ!」

※適当に言わせてますby作者

「じゃあ一旦魚を捌こうかな…あれ」

「どうしたのソリット」

「いやなんか僕が入れた覚えのない粉々になった魚と強い衝撃によって内臓が大変なことになってる魚がいる」

「ギクッ!」

「まあいいかみんな魚いっぱい捕まえてくれたからそんなに困ってないし」

「ほっ…」

多分クルスだろう。

その後ソリットにお寿司の握り方を伝授してもらい私は作りながら運んでクルスとソリットは作るのに専念してもらうことにした。

「ソリットさん」

「何?」

「ソリットさんってどれくらい強いんですか?」

「確かにそれは私も気になる」

「どのくらいか…」

「じゃあさクルス、ソリットがどうしようもないって状況を作り出して言ってみたら?」

「なるほどそれいいね」

そう言ってクルスはソリットが詰みそうな状況を考える。

「なんかひどい」

「ごめん…妹の好奇心に付き合ってあげて」

「まあいいけど…」

「じゃあさ1000の槍が飛んできたらどうします?」

「状況にもよるけど1000なら全部弾くかな」

「弾く…じゃ、じゃあ空から爆弾が飛んできたら?」

「落ちる前に逃げるか空で爆発させるよ」

「じゃあ…全方位から魔力の波が押し寄せてきたら!」

「魔力の波が想像つかないけど…ディストリアでどうにかするかな。それでいうとディストリアで全部解決できるし」

「ぐぬぬ…手強い。ソリットさん」

「クルス、あきらめな流石にソリット倒すのは厳しいよ」

「じゃあいつか稽古をつけてください!」

「いいよ、いつかね」

「やった!」

「よし、クラーケンのもだいたい処理してお寿司にしたからみんなで運ぶよ」

「はーい」

「了解です」

あいつちゃんと美味しく調理されたのか。






その後みんなでお寿司を堪能し、夜ご飯の時間だ。

「時の流れは残酷だね」

「何を言ってるの?」

「いや、僕たちの世界だと今は12月31日なんだけど。何となく1月16日な気がするんだよね」

「何それ…」

「しかもさ夜ご飯までの間にも色々あったんだよ?メナーとゼールがイカのお寿司食べれなかったりみんなでそば打ちをしたりとか。妹娘4人が一緒に固まって寝ててルナが満面の笑みを見せたりとか」

「色々言うねぇ」

「ま、でも言っても仕方ない。周りからどう見えようと僕がいる世界は12月31日の夜ご飯の時間ってこと」

「じゃあ、そのそば?を食べようか」

「そうだね」





そうしてみんなを呼んできてそばを食べている。

スウゥゥ

ズズズズズ

この食卓には今そばを啜っている音やそばのスープを飲んでいる音が鳴り響いている。

「ちなみにここでいらない豆知識だけどこの世界の神様は食事音が苦手でラーメン屋とかもちょっと苦手らしいよ。ラーメンは好きだから行くらしいけど」

「へーそうなんだ」

「我も知らなかったな」

「待って待って…ルナたち誰も止めなくなったら収集つかなくなっちゃうよw」

「あぁそう?wごめんごめん…今回収しとく?」

「いやもういいよw」

「あぁそう」

「「…」」

お寿司の作ってる時とかの場所で盛り上がりすぎたな。

「ごちそうさま!」

メナーが食べ終わった時ソリットも立ち上がった

「うーん…じゃあメナーこれならして」

そう言ってソリットは大きい鐘を出した。

「何これ?」

「これは除夜の鐘。煩悩をなくすみたいな」

「へ〜(分かってない)まあ鳴らしておいた方がいいやつ?」

「そういうこと」

「じゃあ鳴らすね!」

そう言ってメナーは大きく振りかぶった。

「あ、それ結構音でかい…」

ゴオオオオオオォォォォォォォン

( ̄▽ ̄;)

(; ゜д゜)

∑( ̄▽ ̄)

(-_-;)

(>_<)

Σ( ̄□ ̄∥)

(ー_ー;)

「ご、ごめんなさい」

「いいんだよ…いいけど。僕ちょっと大きい音苦手…」

その時ソリットの手が震えているのが見えた。

「ソリットはしばらく休憩ね」

「う、うん」

その後はみんな順番に”ソリットをこわがらせないように”鐘を鳴らして行った。






みんなはソリットくんが言ってた日付が変わるまで起きてるというのを実行しようとしたがソリット含め寝てしまい年長2人になってしまった。

「そういえばこの家族の平均年齢っていくつ?」

「うーんと…200歳ぐらいだな」

「ピーウとヴェルカ大きくない?」

「計算はしてないが全体の90%は占めてるだろうな」

「そのデータ面白いね」

待てよ?今のピーウって年齢(?)だったから計算すれば年齢出るんじゃね!?

ダメだな…眠くて計算できない。

「ごめんヴェルカ私もう歯磨きして寝るね」

「あぁ。ゆっくり休むんだぞ」

そう言って私は歯ブラシを取りに行った。

シャカシャカシャカシャカ

明日はしんねん?だったけ。それよりも眠いから早めに歯磨きを…

「おっと。全く…この世界の神は寝させる展開が好きだな。はぁ…仕方ない。片付けてベットまでは連れてってやろう」




ーーーおまけーーー




「ねえソリット」

「何?」

「私が知らない言葉とソリットが知ってる言葉の境界線曖昧じゃない?」

「まあ確かに。汁をスープって言ってたりね」

「そうなんだよね。あと、なんだっけなんか布というか糸というかみたいなやつ」

「それシルクね」

「それとなんか赤いリーダーみたいな」

「お魚軍団じゃないんだよ」

「あとなんだっけ…あの形だけわかって黒塗りにされてるみたいな」

「シルエットね。何この質の悪い芸人のやり取りみたいな」

「まあ私たちの私生活にあんまり関係はないけどさ」

「まあ気にしすぎても負けかもね」

「じゃあ気にしないということで」

「「…」」

「このままおまけ終わるの?」

その時私は何ともいえない顔をしてしまった。

「じゃあ終わり!」

「そんな終わり方?」


大晦日 終了

ソリット「マジで終了したじゃん」


一部捕捉。

[レッドセクト]:この登場人物の中だとメナー、ゼールが持っている。能力は戦闘開始から時間経過とともにステータス強化や瞬間移動などの技が使えるようになるスキル。

[ドラゴンズコメット]:エネルギーを様々な方法で扱うスキル。めっちゃむずいのので失敗すると手加減したつもりでも敵が気絶するレベルの恐怖を与えかねない。

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