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2022年末頃のらんど  作者: はこなか
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2025年1月から契約社員へ鞍替えか?

 らんどの通う製紙工場は来年末第三工場が竣工されるが、工場の稼働は更に1年と少し先に予定されている。

 リニューアルオープンスタッフみたいな感じで無期雇用従業員として第三工場に入り込むとするならば、いったん退職後速やかに業務委託従業員として入社ということになるが、着ているユニホームは変わることになる。

 変わらないのは工場の敷地という見慣れた景色だけということになる。

 らんどは業務委託社員へ鞍替えか現状維持か双方の可能性を鑑みて悩んでいたが、本日自己の雑駁ざっぱくな性質を再認識したことで吹っ切れたようだった。

 自宅のストックヤードのカギをどこにやったか半日を費やしやきもきしたが結局ズボンの中に発見して事なきを得た。

 自己の不甲斐なさを改めて思い知り現状継続の有期雇用従業員を長くやることにした次第である。

 業務委託社員は別枠の所属会社から責任を与えられて仕事をしていくので障害枠のようなサポートを得ることはできない。現状の自分の頼りなさから、ゆらゆらしつつも自己の分際ぶんざいをしっかりとやることを決意したのである。

 給料はゆるやかに上がる可能性はあるが退職金はないので自力でイデコに入り60歳以降の生活の足しにしようとも考えている。

 何よりも精神的、肉体的に安定して母と永く生活していくことが最優先である。

 福祉就労へ戻るというよりもうんと年を取ってからデイサービスへ通うよりは、B型作業所の方がましだということで検討している。ただあと十数年以上先の話である。

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