因果応報
最後までありがとうございました。
僕は二人の後ろを付いて行き彼らが別れた後、その女の子は甲斐の家へと入って行った。
(やはり優海ちゃんか……)
そしてなんか悶々としながら僕も家に帰り、色々考察した。
二人は一体どういう関係だ!? 男友達にしてはやたら仲良さそうだったが……。まさか、いわゆる、う……浮気……?
……いやいや、憶測するのは止めよう。明日本人に直接訊くか……。
そして彼女へ校門近くの場所に待ち合わせの内容を送った。
『分かりました。では18:45頃にいつもの場所で待ってます』
「よしっ」
そして僕は明日の為に気持ちを引き締めて早々に寝た。
翌日。気合いを入れて学校に登校し、授業の時は上の空になりながら外を見、部活はいつもより集中して励んで、そして優海ちゃんと待ち合わせした場所に向かうと彼女が待っていた。
「お疲れ様です先輩」
「お、おう……」
そして僕らは一緒に帰るのだが、お互い無言で帰るからか、例の話がなかなか切りだしにくい。どうしたら……と思っていたら彼女が口を開いた。
「……元々私は先輩のことが好きで姉と別れたと聞いてチャンスと思いました」
「うん」
「逃す手はないと」
「うん」
「付き合ってみるとやっぱりなかなか上手く行かないこともありますね」
「うん、まぁ……」
「……」
「……」
「それで私色々考えたんですが……」
「うん」
「やっぱり別れませんか?」
「え?」
僕は驚いて彼女の方を見ると、彼女は少し切ない顔でそう言った。
「このままの状態だと中途半端な付き合いが続きます。これだとお互いの為にならないと思って」
「そ、それは……」
否定できない……。しかし、
「それで君は良いのか? まだ付き合って2ヶ月も経ってないんだぞ?」
「良くはないですが、仕方ありません」
「……」
僕は頭を垂れた。やっぱりそれは……、
「もう僕のこと好きじゃなくなったんだね……」
「え?」
「そうか、分かった。じゃあ、ありがとう優海ちゃん。付き合えて良かったよ」
「先輩?」
「じゃっ」
「あっ」
僕は急いで帰って行った。そして優海ちゃんにフラれてからの僕は勉強と部活に勤しんだ。そして彼女にふられたと知った小石川はクラスに来なくなった。一体何の目的なのかは分からない。
優海ちゃんはそれ以来アプローチしに来なくなった。
風香ちゃんは一流企業に行ってからはどうなったか知らない。
それから数年後、僕は心理学の道に進み、『因果応報』の研究に打ち込んだ。
最初の計画では孝次は付き合いを通して風香から優海に気持ちを移していき、ハッピーエンドにする予定でしたが、どこでどう間違ったが良くない終わりになりました。
もっと精進してハッピーエンドになるように頑張りますので、応援頂ければ嬉しいです
ありがとうございました。
追伸
どうしてこうなったのか……




