表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
そして わたしは秋になる  作者: につき
5/11

バレリーナ/ 他3篇

バレリーナ/


かろやかな跳躍が

軽薄との境を飛び越えること

肉体の中へ

中へと潜みゆく秘密

ニンフの美しき笑みが翻るとき


交差点/


ぬるぬると別れ行く二つの視線を

ぷつりと絶つ急がせる夕闇に


9:16発/

 

綴じられている言葉の口たちが

呻きもせず眺めている

画面の比率は9:16



老い/


ボーダーの縞は白

シマウマの白は黒

染めるものは褪せ

生えるものは抜け

見せざるを得ない裏側に

抗えないこと

老いとは

詩のようだ



fff

そもそも声に文字数があるのだろうか。文字は声と音に従うもの。文字の数に声が制限されることは、記号と情報の限界を浅ましく晒す。これが軽薄というものだ。これは情報と言語の相克である。案外に根深い問題となり、いつか提訴されるのかもしれない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ