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そして わたしは秋になる  作者: につき
10/11

ある実験結果より/

TL既出。(png)

日時、タグそのまま。


ある実験結果より/


色は無地

生地なら紬の一重の闇に

囁かれていく複数の初めましてが

おずおずと響き

しばらく言葉を受け渡せば

もう触れ合うことを止められない

光り一つない真っ暗闇の中で行われたそれは

むき出しの熱い体温の交わりだった

しかし

朝は残酷な白

さらけ出していた夜は去り

隠されていた個体が迫り

取り戻した視線が煽情の残滓を見るだろう

だから

声と肌触りだけで愛したひとよ

わたしの目を潰せ

耳と手のひらと皮膚の全てで

愛することは完全であるのだから



#詩

9:40 - 2017年9月22日

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