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竜の子とともに  作者: 眠々
7/27

6話 聖女

タイトルでネタバレが酷い。


遅くなりましたが、6話、始まります。


 竜の身体になるのは久しぶりだが、どうにか羽根の動かし方と飛行の仕方は覚えている。空を飛ぶ気分はどうにも形容しがたいもので、飛行機すら修学旅行の時に一度乗っただけだ。高所恐怖症ではなくて良かったと心から思う。空を飛んで暫く経つが、景色は特に変わらない。

 そういえば、俺はまだ実際に戦闘というものを体験した事がないので、未だにレベル1のままだ。EXPという概念もあるし、やはり敵を倒してレベルが上がる、という流れなのだろうか。魔物と遭遇する事が無く、そもそもあの洞窟から外に出る事がなかった。



「うーむ、魔物って実際どんなものなんだろうなぁ。有名処だとゴブリンとかスライムとかだけど」


(ゴブリンやスライムはこの辺りにはいません。いたとしたら、すぐにこの付近の魔物に狩られるだけでしょう)


「この付近だとどんな魔物がいるんだ?」


(大森林には代表的な魔物として、オーガ、トレント、レッサーデーモンですね)


「山脈にワイバーンがいるわりに結構弱そうな奴な気がするんだけど・・」


(いえ、確かに種族的にはどこにでもいそうな程の魔物ですが、ここは大森林。レベルが他の生息地と全く違うのです)


「へぇ、ってなるとレベル1の俺じゃ危ない場所なのか?」


(主様は黒刃竜で御座います。レベルの差はあれど、勝負にすらならないでしょう)


「そ、そうか・・・なんか拍子抜けだな・・・」


(主様と対等以上である魔物など見つける方が難しいのですよ・・・)



 何度目かもう思い出せないが、ここにきてまた自分の力の強大さに苦笑してしまう。

 そういえば、白水は人の生活に詳しい筈だ。母さんに聞けなかった事も聞いておこう。重要なのはあのスキルがあるのかどうか、だ。



「なあ、この世界には鑑定スキルとか相手の能力を見れる技能って存在するのか?」


(主様は時折不思議な事を仰いますね。まるで自分は別の世界から来たかのような・・・)


「・・・まあ、そのうち話すよ。その時は母さんにも一緒に聞いてもらいたいな」


(わかりました、あまり詮索は致しません。鑑定スキルについてですが、ございます。ただ、人々が持つ鑑定スキルは他人の能力を見る事は出来ません。主様や母君のように高位の方々は、ただ相手の能力の開示を思うだけで看破する事ができると思いますが、試した事は御座いませんか?)


「うーん、自分の能力を見たり、母さんに能力を開示したりされたりしたくらいだな。普通の人はこれもできないのか?」


(はい、人の使う鑑定、として存在するスキルでは、基本的に自分の能力以外を見る事が出来ません。鑑定スキルで見る事ができるのは道具や武具のみです)


「能力は自分から公言しない限りは他者に露見することはないってことか?」


(一般的にはそうなります。例外として、ギルドに所属する場合は、ギルドから発行される証明札に記載されます。これは主様の隠蔽した状態の能力が記載されますので、御安心下さい」


「ふむふむ、能力値については理解したけど、道具と武具について俺は鑑定スキルみたいな事はできるのか?」


(可能です。視界に捉えてさえいれば、どのような物も主様の場合は鑑定できます)


「わかった、とりあえずはギルド登録もできるし、鑑定も可能って事だな。それくらいか。ありがとうな」


(いえ、また何か御座いましたら何なりと)


 若干声が上気していた様な気がするのは気の所為だろう。

 聖教国に入って宿に行ったら試しに白水を鑑定してみるかな。白水程の刀が慌てたのだから、ついでに鞘も見ておくべきかね。










 あれからまた暫く飛行して、漸く山脈を目視できる所まで辿りついた。山脈に入る前に人型に戻るか、山脈を越えてから戻るかで迷っている。


 何しろ山脈という名が表す通り、見上げる程に高い山が連なっているのだ。今から山登りをしていたのでは完全に夜になる。夜目が利かない訳ではないのだが、ワイバーンが生息する中を夜に突破するのは極力避けたい。


「うーん・・・ワイバーンねぇ・・・」


 越えると人の生活圏内とはいえ、まあ山脈内にはいないだろうし、とりあえず頂上までは竜のまま行くか。


 中腹を越えて山頂、そこに視線が進むにつれて見えてくるものがあった。


「ギャギャ!」


 ワイバーン

 幼体の俺の身体よりも小さい身体、腕の部分が翼膜を作り、それで浮力を生みながら、頂上付近を旋回している。

 亜竜とはいえ竜だ。竜からも崇拝されるらしい黒刃竜の恩恵はどの程度なのか調べてみる事にした。戦闘になれば仕方ない。初戦闘だから加減の仕方がわからないので、練習相手になってもらおう。

 ワイバーンも俺の姿を捉えたようだ。山脈の下から徐々に上昇してくる俺の姿に気づいたワイバーンが一際大きな鳴き声を上げた。


「仲間でも呼んだか?」


(いえ、主様。あのワイバーンの前で止まって下さい)


「・・・?どういうこと?」


(主様は一度、自分の種族の事を知るべきだと思います・・・)


 よくわからないが、言われた通り最初に見つけたワイバーンの近くまで寄って行く。


「ギャ・・・」


 近付くとワイバーンは徐々に降下して行く。目で追っていくと、その先にある光景に驚愕した。

 降下していったワイバーンが地に立つと同時に、その周囲に佇む数十匹のワイバーンと共に頭を垂れたのだ。首から先を地に付け、平伏している状態。まるで王を迎える臣下の如く。


「お、おぉ・・・うん、まあわかったよ。俺がこいつらにとって、どういった存在なのかっていうのは」


(理解して頂けたようで何よりです)


「ところで、俺の言葉は理解するのか?」


(同じ竜種ですから、主様のように言葉は発せませんが、言葉の内容を理解する事はできると思います)


「わかった。あー・・・とりあえず頭を上げてくれないか?俺はこの先の聖教国って所に用があるだけだ。すぐに去るから」


「ギャギャ」


 下げていた頭をゆっくりと上げて、花道かの様に両端に分かれていく。


「ギャギャ」


 お通り下さい。そう聞こえた気がした。数十匹のワイバーンが一斉に空に上がり、俺の行く先を示す様に1方向にのみ抜ける道を作りあげる。


「驚かせて悪いな」


 ワイバーンの体躯は俺の身体の半分よりも小さいので、弱めに羽根を羽ばたかせながら道を抜ける。

 

 さて、ここで失敗したのは、そのまま竜の身体でこの山脈を抜けてしまったことだと思う。


 










「あ、そういえば流れでこの姿のまま山脈を越えちゃったな・・・」


 まあ、周囲に人は見えなかったので大丈夫だろう。しかし山脈を越えてもまた森か。ここは大森林とはまた違うのか?困った時の白水先生、どうなんでしょうかね。


「この森は大森林とは違うのか?」


(はい、山脈に入る前のこの森は試しの森と呼ばれ、山脈に入れるレベルであるかを試す場所であるため、大森林に生息する魔物よりも弱い個体が多いですね)


「ふむふむ、まあ、じゃあこの辺から」


 人型になるか、と思い降下を始めたのだが、森林の先の方で光が生じた。

 轟音と共に火の手が上がる。森林の中で火って・・・と若干呆れてしまうのだが、冷静に白水に尋ねてみる。


「なあ、この森林の木は燃えにくいとかってあるの?」


(いえ、いたって普通の樹木なので、よく燃えると思いますよ。しかもあれは魔術なので、普通に火を点けるよりも勢いは強いです)


「消した方がいいんじゃないのかなぁ」


(・・・主様、魔物に人が追われています。魔物は多数、人は1人です。どうされますか?)


 う、うーん・・・どうするって言われてもな。仕方ないな、とりあえず確認しに行こう。


「上空から確認する。場合によっては・・・見捨てる・・・その人間がどういう者であれ、今はまだ人目につきたくはないんだ」


 白水は何も言わない。嘆息しながらも炎が上がる地点へと進む。

 口ではああ言ったものの、出来れば助けてやりたい。

 いや、だって人間が追われてるんだもんな。あんまり人目につきたくはないんだけど、元が人間だからか、どうしても見過ごす事が出来なかった。














~???視点~



「・・はっ・・・!ぁ・・!」


 なんで、どうして・・・私は誰かに恨まれる事をしたというの?孤児院からいきなり引き取られて、聖女として勝手に祀り上げられて。

 全てが勝手に、自分の知らない場所で進んでいく。私はただ、そこにいただけなのに・・・!


 森林の中をただ只管に走る。靴も脱げて、足にどんどん小さな傷が増えていく。回復の魔術も唱えている暇なんてない。

 後ろを振り返れば巨体の魔物。あれはオークだ。

 孤児院にたまに来てくれた冒険者の人が特徴を教えてくれた。豚の頭ってだけでそれ以外に検討がつかない。


「ぐっ・・・くぅ・・・」


 追ってきているオークとは違う、杖を持ったオークが火の魔術を行使した所為で、炎が轟々と燃え広がり、木々の焼ける匂いが辺りに立ち込める。

 オークメイジ。オークの上位種として、魔術を習得した魔物だ。火傷もしてる。多分、服が焦げている部分が周期的に痛みを伝えてくるから、間違いない。


 なんで・・・悪い事してないのに。教会のえらい人の言う事を聞いて、怪我をした人を治して、怪我をした騎士の人が戦争は痛みしか残さないって言ったから、戦争はしちゃ駄目って言っただけなのに。


「うっ・・ぅ・・」


 涙が溢れる。これから先に待つ結末に恐怖して?それとも、いきなりここに捨てられて、それでも大人を信じる事しかできず、助けが来るのではないかと期待してしまう、弱い私を悔やんで?


「あっ!」


 足が縺れて、その勢いのまま転んで、頭に、背中に痛みが走る。だめだ。もう逃げられない。何もしてない私は、逃げる事すら出来なくなって、何もしないまま終わるのだ。

 元々私は長時間走る事なんて出来ない。長時間歩くだけでも吐き気と高熱により、倒れてしまう程。

 ここまで走れたのは生まれて初めてだと思う。やっぱり、命がかかっている時は普段出ない力が出るものなのだろうか。


「フゴゴ」


 だが、じりじりと迫る恐怖。豚の頭をした魔物の鼻息が触れる。動けない。声も出せない。涙も鼻水ももうずっと止まらない。

 でも、もう最後なんだって思うと、不思議と心は穏やかになれた。信じる物なんてない。神様だって、私を助けてはくれない。誰も助けてなんてくれない。目を閉じた。せめて最後は、恨みも、悲しみも全て忘れよう。


 

 突風が吹いた。目を閉じていて、わからなかったけど、火はその風で消えたんだと思う。焼ける臭いが消えていく。



「フゴ・・・フ」


 周囲を囲んでいたのだろうオークの鳴き声に、怯えた様な感情が乗っている気がする。

 至近距離に迫っていたオークは、仲間の動揺を不思議に思い、目前の獲物から離れ、仲間の下へ歩を進める。


「グルルルル」


 オークとは違う、唸り声?とても怒っている様に感じる。それは私のすぐ真上からのもので、目前のオーク達を見下ろしているのだろうと思う。


「フゴ・・・」


 目を恐る恐る開くと、何故か怯えたように少しずつ後退りするオークが見えた。その視線は私の真上に向いていて、改めてそこに何かがいるのは理解できた。


「何・・・が・・・?」


 オークが私から距離を置いたので、私も真上の存在を確かめようとするが、足が動かず、思うように身動きがとれない。足を引き摺りながらも立ち上がり、痛みが何度も繰り返されるのも構わず、オークに背を向けるのも構わず、上を見た。


「・・黒い・・・竜・・・」


 その姿を視界に入れた途端に感じる、圧倒的な強者から放たれる威圧。もはや物質となって叩きつけられるかの様な感覚に、私は堪えきれず、なんとか繋いでいた意識を手放した。









~ファルミア視点~


 気配を悟られないように、今までよりも高度を上げてから件の場所に近付いていく。多分、これくらいの高度を維持してれば余程気配に敏感な相手でない限り察知されないだろう。


「あれは・・・オークか?」


(そのようです。数は11体。オークメイジも混じっていますね)


「ふむ、で、追われている人間はどこだ?」


(オーク達の目線の先の、ここからですと真下の木に寄り掛かる様にしていますね。・・・傷を負って身動きが取れないようです)


 オーク、オークか。これはまさか、あの展開が拝めるのだろうか。不謹慎にも高ぶる気持ちを感じながら、人が見える位置に移動した。


「なんだ、幼女か・・・」


 脳内保存の準備万端で視界に捉えた人とは、年端もいかぬ女の子だった。がっかりしてはいない。いないからな!

 まあ、それは置いておいてだ。何故人の少女がこんな場所に?肩を小刻みに震わせ、少女の愛らしさを感じる笑顔は無く、涙と鼻水と汗でぐしゃぐしゃになっている。


(主様、あの少女を先ほどお話した通り、鑑定を使って確認して下さいませ)


 白水の言葉に正直首を傾げるのだが、断る理由も無い。

 少女に向かって能力が見たい、と念じてみる。

 ふむ、やはり視界の隅に文字が表示される。人に対してのものも変わりはないようだ。




名前:エリス(偽装/エリシーヌ・イングリッド)


種族:人間


年齢:13歳


性別:女性


職業:平民(偽装/イグリース教会聖女)


レベル:5


STR:1

VIT:1

INT:1

AGI:3

DEX:2

CHA:1


スキル

弓術(C)

(封印/光魔術(B))

(封印/祈り(B))

(封印/聖術(S))

(封印/慈愛ユニーク


加護

(封印/月光神シルの加護)


状態異常

火傷

呪い(全ステータス激減、ランクB以上スキル、加護封印)




 色々と驚いた。こんな森の中で何故聖女が一人で?それに封印ってなんだ?何故聖女が呪いを受けているのだろう。


(あの少女の呪いは余程高度な呪術を使役する者です。恐らくですが、魔族でしょう)


「なるほどな。だが、細かい話は後だ。とにかくやる事は決まった。降りるぞ」


 どのような事情であれ、目的の一つである聖女とやらに会う事ができた。出会いとしては最悪の状態だが。

 降下する間、意識があるのかどうかわからないが、とりあえず聖女の視界には入らないように位置を変える。視界に収めるのはオークだけだ。その後の流れは簡単。普段抑えている魔力を周囲に向けて開放すればいい。

 この方法は威圧という。母さんが言っていた。気迫とか殺気によるものも、魔力による威圧と相違ないらしいのだが、竜族が最も簡単に発動できるのは、魔力によるものらしい。

 地上が近付くと、降下速度を弱めるために羽根を羽ばたかせる。その際に風を起こしてしまい、木々の揺れる音が周囲に響き渡る。


「グルルルル」


 魔力の開放


 まだ半分の魔力も開放していないのだが、オーク達にはそれでも効果が十分にあったらしい。


「フゴ・・・」


 獲物を追って嬉々としていた表情は霧散し、ただ、目前に現れた俺に対する恐怖心だけが、はっきりと浮かんでいた。


 その時、視界の端に聖女の姿が映る。まずい!見られる!と思ったのだが、時既に遅く、よたよたと歩く聖女が振り返り、視線が重なってしまう。


「・・・黒い・・・竜・・・」


 その言葉を最後に、聖女はその場に崩れ落ちた。意識を失ったようだ。そのまま今見た記憶も失ってほしいのだが。


(威圧を真正面から受けてしまった様ですね・・・。主様、折角ですから、オークを処理してみては如何でしょうか?)


 処理。白水から聞こえたその言葉に苦笑してしまう。たしかに討伐しておくべきか。レベルも上がるかもしれない。

 意識を戦闘する方向に上書きする。どの程度強いのかもわからないので試しの意味も込めて今回は全力でやってみよう。


「よし、ファルミア、いきまーす!」


 まず、結論から言おう。失敗した。

 全身に全ての魔力を行き渡らせたまま、突撃。急速に迫る地面、逃げ惑うオーク、着地と共に響き渡る轟音。地表を抉りながら数百メートルの距離を進んだ。

 やっちまった!と急いで振り返ると、そこに広がるのは、純粋な破壊による更地だった。文字通り、全力全壊である。

 森林を形作っていた木々は根元から完全に消滅し、生い茂っていた緑は総て失われている。獲物の姿に関しても、跡形も無く、消え去っていた。


『レベルが上がりました』


『スキルを複数取得しました』


 生命の消え去った更地の上に立つ俺の耳にアリシアさんの優しげな声が空しく響き渡る。


(主様・・・あの・・・)


「すまん、何も言わんでくれ・・・後生だ・・・」


(は、はぁ・・・)


「あ!せ、聖女は無事か!?」


(・・・大丈夫です、先程の破壊によるダメージはありません)


「そうか・・・はぁ、これからちゃんと手加減ってのを覚えていかないとな・・・」


(あの、それで主様・・・)


「なんだ?人型になって早く聖女の下に行った方が」


(いえ、その・・・能力値を御確認下さい・・・)


 安否を確認するよりも大事な事なのか?まあ大丈夫とは言っていたが、それでも早く介抱した方が良いだろうに。


 ともかく、確認だけしてすぐに変化の術を使うか。隠蔽も解除しておくか。能力値能力値っと。



名前:ファルミア


種族:竜族(黒刃竜)


年齢:0歳


レベル:139(EXP0)


STR:30851

VIT:56384

INT:71690

AGI:35052

DEX:34155

CHA:21690


<スキル>


魔導の極致(SS)<新>

全属性耐性(SSS)

全状態異常無視(SSS)

限界突破(SSS)

黒刃竜の破壊ユニーク

言語理解(S)

空間生成(SS)

神器生成(SS)<新>

飛行(AAA)

EXP倍化(倍加値ランダム/SS)


<加護>

創造神アリシア(祝福・加護・寵愛)

月光神シル(祝福・加護)



「なんじゃぁこりゃああぁぁ!!!」


 拝啓、母上様。


 唐突ですが、そろそろ貴方に追いつきそうです。

\初戦闘/


白水ちゃんが万能すぎて可愛い。

メインヒロイン刀でいいんじゃね?

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