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ゆめすく~夢を繋げる力~  作者: オリオン
22/22

ばかばかしいけど、愉快な旅路

今回は最終回、しかし、戦闘は殆ど無い、そんな最終回、いつの間にかアクションよりもギャグ要素が

多くなってしまった、こんな最終回でも良いなら


是非ご覧ください!

明るいはずの外が急に暗くなる、そんなラスボスにありがちな展開が発生した、そんな状況だってのに

俺の今の姿は女の姿、まぁ、力は強いからまだ良いが、さて、ちゃっちゃと倒しに行きますかね


「こっち?」

「はい、この奥の方ですね」


今はこの国の前の国アルダスがあった頃の神社に向かっている、その場所にいる可能性が高い


「ここです」


そこは物々しい雰囲気が漂う廃墟だった、この廃墟の中にいるのか?


「ほう、我が住処に来るとは」


声が聞こえた、大きな声、近くに俺たち以外の人間は居ないのに


「良く来たな、勇者どもよ」

「・・・」


ぴかっと光り、その場所を見るとそこには、髪の毛が白く、目が赤い、ツインテールの

小さい女の子が立っていた、威圧の欠片も無いな


「ヤッホー!言えた!いやー、私、こう言うの夢だったんだぁ」

「・・・魔王?」


その女の子は無邪気に喜んでいた、失礼ながら空子に似ている何かを感じた


「さぁ?」

「・・・こ、この気配は圧倒的な幼力だ」

「妖力?」

「いいえ、幼力です」


分からん、妖力?幼力?なんだか知らんが今はこの状況を理解できてない俺が居る


「あっはっは!妖力だろうが揚力だろうが、ぶっ倒せば良いんだ!うおぉーー!!」ダダ!

「はっはh、ゲホゲホ、か、かかってこいやぁ!」ダダ!


空子は魔王(仮)に向かって突撃した、魔王()もそれに合せて突撃した


「てりゃー!」ブン!

「おりゃー!」ブン!

「「ガフ!」」


2人の攻撃はお互いに当たった、これはあれだな、拳に当てようとしたら擦れちゃった的なあれだな


「や、やるね、この私に攻撃を当てるなんて」

「ふ、ふふ、お、お前こそ、やるな」


このまま放置で良いよね?もう全部空子に任せても良いよね?そんな気持ちが出てきた


「いくぞ、てりゃーー!!」ブン!

「おりゃーー!!」ブン!カス、


今度はお互いの攻撃が頬をかすめたようだ、なんだろう、あいつらスゲー楽しそう


「えっと、どうなんですかね?」

「やはりあの2人、すさまじい幼力!」

「その幼力ってなんだよ」

「幼女力だよ、この幼力が強かったら人気になるケースが多い」


なんだろう、こいつの言ってることスゲー分からない、最初はまともな奴かな?とか思ったんだが

今は完全に変な人って感じだ


「・・・援護、行かなくて良いんでしょうか?」

「良いんじゃないか?なんか楽しそうだし」

「私の祖先はあんな子に呪いを掛けられたんですか」

「まぁ、そうなるな」

「私、今理解しました、ご先祖様はろりこんだったんでしょうね」

「多分な」

「そして、ろりこんのご先祖様は油断して呪いを掛けられたんでしょう」


なんだろう、すごくカオスだ、っていうかあんな魔王()に滅ぼされたアルダスの人類ってなんだよ


「くっくっく、こうなっては真の姿を現さねばなるまい」

「なんだと!?そんなのがあったのか!?でも私がぶっ倒す!」


真の姿か、止めた方が良いのか?いや、でも、別に止めないでも言い気がするな


「さぁ!見るが言い!我が最強の姿を!」ぎゅん


魔王()を中心に風が吹いた、その風により土が舞い上がり魔王()を覆った、その後、その風がやんだ


「けほ、けほ、本当、この変身は土が嫌だなぁ、もう」


その風がやみ、魔王()の姿に変化があった、その変化とはちょっとだけ、胸が大きくなってる

さっきは膨らみなんて一切無かったのにな


「さぁ!これで万全!行くよ!」

「かかってこーい!」

「なんでだろう、小さい子がじゃれ合ってるようにしか見えない」

「奇遇ですね、私もです」

「おぉ!なんて幼力のぶつかり合いだ!」


あの激戦?を理解できるのはどうやらミルティだけの様だ、俺たちには理解できない


「あはは、面白いね」

「ふっふっふ、あなた、私の部下にならない?」

「部下?なんだか分からないけどなる!」

「ようし!じゃあ、あそこの奴らを一緒に倒そう!」

「おぉーー!!」


・・・馬鹿だ、空子の奴本当に馬鹿だ


「うぉーー!!倒せーー!!」ダッダッダ!

「・・・ほら」ズドン!

「ぎゃーー!!」ドシャ


お札を投げた、もしかしたらこれでいけるかな?と思ったお札、ちょっと紙に爆発って書いただけの

まさか本当に爆発するとは思わなかった


「うぅ、つ、強い」

「負けたぁ・・・」

「あれ?私の姿が元に!」


・・・あっけない、あっけなさ過ぎる、いくら何でもこの終わりはあんまりだ


「え?これで終わったの?」

「そうなるな、んじゃ、さっさと帰るか」

「・・・あれ?私何もして無くない?」


そういえばアーシャが仲間になってから殆ど何もしてなかったな、なんだろうか、このあっけなさ

え?これで終わり?マジで?   

       

                   三日後


「迎えに来ましたよ」

「あの、女神様、その、これで終わりっすか?」

「そうですね」

「その、何かしましたっけ?」

「魔王を倒したじゃ無いですか」

「あれが魔王だったんすか?」

「ええ、昔は強大な力だったんですけどね」

「こう、感動の最終回ってのは無いんですか?」

「あんな短い旅しかしてないのにそんなのあるわけ無いでしょ?」


これで終わるってのは悲しい、おれえ、結局この旅で何を得たんだっけ?


「やっふい!幸児!みっけ!」

「空子か・・・その、じゃあな」

「え?なに?どういうこと?」

「いや、だってもう帰るし」

「え?ずっとここにいるんじゃないの!?」

「いや、帰るわ」

「そんなぁーー!!」


なんだろう、空子だけでも見送ってくれるって嬉しいな


「それじゃ、行きますか、本番」

「え?」

「だってここは肩慣らしですよ?」

「え?」

「本番は次です、さぁ、頑張りましょう?」


結局ラスボスは女神様だったな、せめて説明して欲しかった


「あ!じゃあ、私も行く!」

「はぁ!?」

「良いですよ?人手は多い方が良いですし」

「やったー!」

「え?良いんですか?」

「ええ、それにこの子には特殊能力なんてあげないで良いですし」

「どういうことです?」

「だってこの子、もう特殊能力ありますから」


今まで一緒に旅をしてきたがそんな能力なんて見てない、どういう意味だ?


「この子の特殊能力は知り合った相手の力とリンクする力、つまり、あれですよ、ボッチの人が

持ってても宝の持ち腐れっていう能力です」


この女神様、しれっと毒を吐くな、あんなこと言われたら何人かはグサッと行くだろうな


「?なんだか分からないけど、私は変わった力があるって事?」

「ええ、そうですよ」

「おお、なんかすごい」

「それじゃ、行きましょうか」

「はーい!」

「わ、分かりましたよ」

「じゃあ、付いてきてください、次元を超えた旅、頑張ってくださいね」

「いやっほう!、幸児、一緒に頑張ろうね!」

「そうだな」


ていうかこいつは麗華達に挨拶はしたんだろうか、いや、多分してないだろうな


「空子ちゃーん!龍治さーん!どこ-!?」

「やっほー、麗華、行ってくるよ!」

「え!?ちょっと!行くってどこに!!??」

「うん、そうだなぁ、次元を超えた旅って奴?」

「え!?え!?ちょっと待ってよぉーー!!」タッタッタ!

「うわ!抱きつかないでよ」

「人手が増えましたね、良いことです」

「え?女神様?こいつに事情の説明は!?」

「面倒なので後でしますね、能力付与も合せて」


なんだろう、このドタバタな出発、感動も何も無いな、しかし、まぁ、良いかな、

しかし本当、この女神様はよく神様が務まるな


「何か言いました?」

「いえ、何も!?」


本当怖いっての、心まで読まれるとはな、悪口は心の中でも言えないな、しかし次はどこだ?

半分は面倒っていう感情があるが、もう半分は楽しそうっていう感情がある、まぁ、せいぜい頑張るか

ばかばかしい、愉快な終わり、女神様に目を付けられた人間は死ぬまでこきを使われる、それは

その女神様に気に入られた証拠でもある、これから長い旅が始まるが、それは別のお話、この世界は

これにてお終いです、こんな小説を最後までご覧いただきありがとうございました

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