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ゆめすく~夢を繋げる力~  作者: オリオン
20/22

錬金術の強制勉強会

今回はちょっと前に伏せていた伏線を回収します、果たして幸児は錬金術をマスター出来るのか?


是非ご覧下さい!

ローゼンの呪いをかけた魔王、その魔王がいる場所に付いての書物をあさっていた

しかし、中々有力な情報は集まらずに時間だけが経過した


「はぁ、これも違うのか」

「中々見つかりませんね」


そんな時、人が殆ど来なかった城の書庫の扉が開き、1人の女性が入ってきた


「あれ?珍しい、こんな所に人がいるなんて、あれ?君たちは!」


そこにはこの国の唯一の錬金術師のロゼリアがいた、俺は偶然だがこの人の書物を持っていた


「あーー!!それ私が書いた本!読んでくれたんだ!」

「えっと、まぁ、少しだけ」

「おお!じゃあ錬金術に興味があるんだね!」

「えっと、少しだけ興味はあります」

「わー!!やったー!じゃあ!こっちに来て!」ガシ!

「え?うわー!!」

「幸児さーん!」

「私が直接教えてあげる!」ビューン!

「うわーー!!」


俺はロゼリアに引っ張られ無理矢理錬金術室に招待された、招待?誘拐?まぁ、どっちでも良いか


「さぁ!まずは錬金術の基本から!」


ロゼリアはかなり本気のようだ、この状態から逃げ出すのは無理そうだな、なんだかこの人、力強いし

俺は覚悟を決めてロゼリアの錬金術講座を聴くことにした


「まずは!心!この道具が作りたいって言う心が大切なんだよ!目標って言えば良いのかな」


ロゼリアの錬金術講座は3時間は続いた、外はもう暗くなり、雨まで降り出した


「はい!お話はここまで!次は実践だよ!」

「え!?ちょっと待ってくださいよ!もう夜ですよ?」

「あ、本当だ、まぁ、良いじゃん!雨降ってるし今日はこの部屋に泊まって一日中錬金術の練習だ!」

「はぁ!?本気ですか!?」

「もちろん!さぁ!こっちに来て!」


結局その後も錬金術の練習をさせられ、眠ったのは深夜の3時だった、しかも夢でも錬金術だ

せめて夢で位別のことをしたかった


「おはよう!それじゃあ!今日も練習だ!」

「うぅ、わ、分かりましたよ・・・」


今日も朝早くからこの人と二人っきりで錬金術の練習か、本当に勘弁してほしい、しかし今日はやけに

調子が良く、錬金術が出来た


「おお!出来たんだ!すごい!たった一日で出来るようになるなんて!!」

「ふぅ、これでもう帰って良いですか?」

「そうだなぁ、もっと色々と教えたかったけど良いよ」

「あぁ、ありがとうです」


ロゼリアの許可をもらった俺はさっさと帰ろうとした、しかし、部屋から出ようしたらロゼリアに

呼び止められた


「なんですか?俺はもう帰りたいんですけど」

「プレゼントがあるの!錬金術が出来るようになったし!この小型の錬金釜をあげるよ」


ロゼリアは小型の釜を懐からだし、俺に渡した


「これは?」

「私が開発した超小型錬金釜!後ろのボタンを押したら大きくなるから携帯用って感じかな」

「はぁ、分かりました、使わせてもらいますね」


俺はその携帯用錬金釜を貰い、今度こそ滞在している宿に戻った


「まだ眠いの!」ブン!

「わぁ!やめて!枕投げたら危ないって!」

「ただい、うお!」バフ!

「「あ!」」

「・・・お前ら・・・」

「ち、違います!これは!空子ちゃんが!」

「い、いや、麗華が避けたのがいけないんじゃん!!」

「そうか、分かった、空子、お前が原因だな」

「うわー!!やめて!真顔でこっち見ないで!なんか怖い!」

「覚悟は、出来たか?」

「いや!まだ!あと5時間!」

「るせー!容赦しねー!」ガシ!


俺は空子を思い切り掴んだ、そして今日作らされたにおい爆弾を空子に嗅がせた


「ぎゃーー!!臭い!臭いーーーー!!!」

「我慢しやがれ!これ作らされたときはもっと臭かったんだぞ!」

「いやーーー!!!」バタ


空子はあまりの臭さに気を失った、俺は作らされた時にもっと臭いのを長いこと嗅いでたおかげで

そこまで臭いと感じなかった


「ふぅ、全くこれに懲りたらもう下手に暴れんなよ、といっても聞こえてないだろうがな」

「幸児さん、もしかして怒ると怖いタイプですか?」

「いんや、今日だけ特別機嫌が悪かっただけだ」

「アハハ、そうですかー・・・、この人は怒らせないようにしないと」

「ん?なんか言ったか?」

「いいえ!何でもありません!」


麗華は焦っているようだ、多分俺が空子の奴を散々怒ったのが理由だろうな・・・うーん

確かに少しやり過ぎた気もする、まぁ、こいつの運が悪かったって事で


「・・・臭い、何この臭い」

「ああ、すまんなミルティ、ちょっと空子にきついお仕置きをしたんだ」

「え?」チラ


ミルティはそこでぶっ倒れている空子に目をやった、少ししてミルティはまたこいつか、という感じの

表情の後にこっちを向いた


「私にはしないでね」

「こいつみたいに変な事さえしなかったらやらねーよ」

「そう、それなら大丈夫ね」


ミルティはそう言うと空子の方へ行き、つん、つんと空子を突っついた


「うーん、臭い、臭いのはもうやめて」

「うなされるくらい臭かったのね」

「直接至近距離だからな、まぁ、こいつ本体よりも作ってる時の方が臭かったが」

「錬金術って怖いのね」

「ああ、怖い、ただ出来るようになったら便利だぞ?道具も作れるし」

「じゃあ、何か作ってみて」

「ん、わかった、で?何を作ってほしいんだ?」

「本」

「分かった」


俺は買っておいた紙と皮を取り出し、ロゼリアから貰った釜に突っ込んだ


「まだ?」

「待てって、錬金術って意外と時間がかかるんだ、本程度なら1時間かな」

「長いわ、早くしてよね」

「はいはい、可能か限り早く作るさ」


それから1時間経過した、本は結構完璧に出来た


「出来たんだ、すごいわね」

「ああ、しかし妙だな、本が既に書いてある」

「ん?本なんだし当然じゃない」

「いや、俺は白紙の本を作ったはずなんだよ」

「白紙?そんなのただの自由帳じゃない」

「まぁ、確かにそうなんだが」

「で?本来ないはずの本の内容はどうなってるの?」

「ちょっと待てよ」


本の内容はこうだった、 しかし、ある時一人の少女が現れました その少女は神社の神主の

一人娘で彼女は巫女と言う職業に着いていました、巫女と言うのは神に仕える物の一つで

特殊な物はその身に神を宿す事も出来る、彼女はその力を扱い、その恐怖を自らに強制的に宿し

その身ごとそれを封印しました、


「これは?」

「どうやら俺が昨日見た書物の続きみたいだ、でも一体どうしてそんな物がこの本に?」

「もしかしたら、誰かが念写してるのかも?」

「あり得ない、と言いたいが可能性はあるな」

「それより続き、私気になるわ」

「そうだな」


俺は次のページをめくった、その勇気ある行動を取った巫女の名前は

俺達はその名を見て驚愕した、そこにあった名前は、ミミルティ・ミミルミール


「え?もしかして、私!?」

「お前は名前をはっきり覚えてる訳じゃないんだったっけ?」

「ええ、何となくしか」

「じゃあ、可能性はあるな」


俺はその続きを読み始めた、彼女は自らを地下深く、誰も手が届かない場所に自分を封じました

しかし、その恐怖の力を完全に封じれた訳ではありませんでした、彼女は今も年も取らずただずっと

このオルテガの地下にいます、もしも、この封印が解ければ、被害はもはやオルテガだけではなく

このアヴァロン全土に広がることでしょう、さて、この書物を見たあなた、あなたはこの恐怖に

打ち勝てるでしょうか?


最後の一文が非常に恐ろしく感じた、まるで誰かが俺達に問いかけたような、そんな気分だ

しかし、封印、そして宿す力、俺の中で何かが繋がった、あの時のミルティは明らかにおかしかった

もしも、もしもあの時俺達と会話し、攻撃してきたのがこの恐怖だったとしたら、おそらくあいつは

まだ生きている、はは、まさか次の目標を嫌がっていた錬金術で知るとはな





「ふぅ、やっと伝えられたわね、後はあいつがどう動くか、ふふ、頑張りなさいよ」

やっと今回の旅の終着点が見えてきます、ミミルティが過去に封印した恐怖の正体は一体何か幸児達は

どうやってそれを倒すのか


次回もお楽しみに!


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