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竜になった二人の異世界珍道中  作者: 白亀
第一部:召喚
7/32

7

今回は、幸の視点です

幸のシングル戦とダッグ戦をします

「サチとエルティは会場に」

私の名前が呼ばれたので会場に行くと、メイスを持ったエルティさんがいて

「それじゃ、軽くやろうかニャ」

それに答えて私も木製の薙刀を構え

「はい」


「それじゃ互いに悔いがないように・・・ファイ」

「先手はもらいます、ファイアブレス」

私は口から火炎放射を吐き牽制を行う

でもエルティさんは、それを物ともせずに突っ込んで来て

「その程度の火炎なんか効かないニャ」

そう言いながら、木製のメイスで殴ってきた

「くぅ」

なんとか、メイスの猛攻を受け流しつつ反撃の機会を窺うも

「ニャア」

なんと思いっきり振るわれたメイスの一撃で、薙刀が折れてしまいました

最もエルティさんのメイスもですけど

「「ホーリーショット」」

互いの魔法がぶつかり合うも、やはり実力の差は歴然で

「うわぁ」

私の魔法を打ち負かしたエルティさんのの魔法が私に直撃

そして、バランスを崩した私の首に爪を突きつけ

「ニャーの勝ちニャ」

と言い勝負がつきました


そして、医務室で治療を終えたリュウと合流して反省会+午後からのダッグ戦の打ち合わせを行い、試験に挑みます


「おい、お前ら準備はいいか

俺は絶好調だ」

「ニャァ、カシム試験前はお酒厳禁ニャ

忘れたとは言わせないニャ」

「飲んでね」

「それよりさっさとやろうぜ」

「だね」

その言葉で全員戦闘態勢に入り

審判が

「では互いに悔いがないように・・・ファイ」

「おい、エルティ打ち合わせ通りにな」

「分かっているニャ」

どうやら、エルティさんは傍観に入っているようなので

リュウに目を向けると頷き

「「ツインファイアブレス」」

合体魔法その一、ツインファイアブレスをカシムにぶつける

カシムさんはそれを飛んで避け、距離を詰めようする

それに対してリュウが

「ダブルアックスショット」

斧を二つとも少しタイミングを開けつつ投げる

でもカシムさんは大剣で薙ぎ払い防ぐ

その隙をつき

「ホーリーショット」

私の魔法をカシムさんに放つ

それをギリギリタイミングで避けたカシムさんにリュウが木刀で斬りかかる

「シングル戦で使えなかった切り札、切らせてもらう」

それを大剣でガードしたカシムさんへ攻撃を仕掛けようとすると

傍観していたエルティさんがホーリーショットを放ってきた

「時間ニャ、参戦するニャ」

ギリギリで躱すも距離を詰められ、一気に防戦に

リュウも援護に行きたいみたいだが、切り札の刀術でもカシムさんに押されていて

最後は、一瞬の隙をついたカシムさんの袈裟斬りの直撃を受け倒れたリュウに動揺した私にエルティさんのメイスの一撃が脳天に決まり、試験終了となった



幸の基本戦術は、魔法による中遠距離でダメージを与えつつ接近してきた相手を棒術や薙刀で倒すのが主体です


竜志と幸のダックでの基本戦術は、合体魔法と命名した魔法で奇襲をしつつ竜志が斧の二刀流や刀で近接戦そしてその攻撃の合間で幸の魔法や棒術に薙刀で、ダメージを与えるモノです

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