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竜になった二人の異世界珍道中  作者: 白亀
第一部:召喚
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2

ほぼ説明回です


*金銭の説明に不備があったので修正しました

「なんか、最後とんでもない事を聞いた気がしたんだが」

「うん、確か"八岐大蛇"って日本神話に出てきたあの"八岐大蛇"だよね」

「そのわりには人間くさいような気がしたんだが、それより能力見ないか」

「うんそうだね、それからこれからについて考えよう」

「だな」

俺らがいるのは、見渡す限りの草原地帯

もちろん人どころか、動物もいない


「じゃあ俺から、ステータス」


リュウジ・コウノ/人間/16歳

レベル:1

HP:150/150

MP:150/150

筋力:10

頑強:10

敏捷:10

器用:15

知力:5

精神:10

・スキル

道具製作

・称号や加護

八岐大蛇の加護


「うん、取り敢えず分かったのは戦闘が出来ないのとステータスは魔力を消費しない事だな」

「うん、それとリュウはバカって事もね」

「ヌガー」

「じゃあ、次は私ね、ステータス」


サチ・リュウサキ/人間/16歳

レベル:1

HP:150/150

MP:150/150

筋力:5

頑強:10

敏捷:10

器用:10

知力:15

精神:10

・スキル

料理

・称号や加護

八岐大蛇の加護


「私も戦闘が出来ないのね」

「だな、それと"八岐大蛇の加護"ってなんだ」


ピコーン

"八岐大蛇の加護"について

アイテムボックスと異世界言語にステータスの魔法があり

特定の条件 がそろうとさらに開花される

"アイテムボックス"について

アイテムボックスの中には、生き物や起動中のゴーレム以外しか入れる事が出来ないが時が止まっている為、物が劣化したり腐ったりしない

また、八岐大蛇の慈悲により銀貨10枚が入っている

尚、コレは"神龍系の加護持ち"か高レベルの空間魔法使いのみ使用可能


「「あ、説明してくれるんだ」」

「流石、魔法ある世界、スゲー」

「だね」

「「後、オロチさんありがとう!

価値は分からないけど」」


ピコーン

"金銭"ついて

この世界では一千年前から共通の金銭として"上から白金、下は銅"が使われている

銅と銀は100枚で一つ上の金銭になり、金以降は千枚で一つ上になる

つまりあなた達二人は千円ずつ持っていることになる

尚、年齢相当の金銭である

またこれ以降は知りたいことがあれば自力でやること

能力は、ステータス欄でタッチすれば教える


「あ、チュートリアルみたいなものか」

「そしてオロチさんはいい人と」

「だな、下手に大金を持つよりこの方がありがたい」

「さて、どうする、私は移動する前に自分達の境遇の設定やルールについて決めておきたんだけど」

「俺はむしろ安全確保を先にしてからの方がいいと思うが・・・取り敢えず寝床確保しないか・・・こういう世界って盗賊が出たりするから開けた場所は危険だろうし」

「と、言っても見渡す限り草原だよ、どう確保するの」

「う〜ん、こういう時はダイスの神様に聞くのが一番だな

1なら北,6なら南,2と3なら西,4と5なら東、これでどうだ

ダイスあるし」

「何であるのかは聞かないとして、他に案がないからそれいいよ」

「振るぞ」

結果は4・・・期待値だな


「じゃあ東に歩くか、何かあるまで」

「うん、せめて川には出たいな、水分補給は大事だし」

「だな」


こうして俺たちは東の方向に歩き出した

これが、俺たちの運命を変えると知らずに




ダイスの神様

言わずと知れた、あの神様

ギャンブラーからTRPG好きな方まで広く信仰されている

また同族が多い為、肉体形成が出来てない

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