今の安倍総理批判について
今支持率が低迷中の安倍総理ですが、私の意見としては安倍総理には世間で叩かれているほどの落ち度はありません。国民の間で今一番の問題となっている「年金問題」については、安倍さんの責任ではありません。責任を負うべきなのは、今までその事実に重いフタをし、政治をし続けていた小泉さん含む前任の総理大臣と保険庁です。比喩的に言えば、火をつけた爆弾を前総理達は手渡しで回し続け、偶然それを安倍総理がそれを受け取った時に爆発した、とでも言うのでしょうか。
さらに人事問題ですが、それはただ単に安倍さんの周りに良い人材が居なかっただけでしょう。前任が小泉さんであったため、どうにも華やかさに欠ける所がある安部さんは国民にとってあまり魅力的に見えないことには確かです。しかし見た目、表面的なもので大事な大事な、これからの日本の未来を決める議席を民主党なんぞにやっていいのでしょうか。
不器用で、情がある。年を取り、だいたいが腹黒いであろう政治家に似つかわしくない性格は、確かに一部の人間には嫌われる性質かもしれません。しかし日本が、情がある日本国民がそのような事でいいのでしょうか。確かに格好悪く見えるかもしれません、しかし見るべきものは政治です!年金問題以外に、安倍さんのどこにそんなに(支持率が3割になってしまう)頂けない点があったでしょうか。
"なんとなく"嫌だから。そのような理由では、駄目なのです。
少し思考を働かせてみれば、分かる事なのです。民主党が口だけであることも、アメリカには協力しないと言う事がどれだけ非現実的であるかも。今矛先を向けるべきことは、安倍さんを叩くことではなく、迅速な対応が求められる社会保険庁、そして何十年にも渡り年金問題を後回しにしていた前保険丁の最高責任者の方々です。
皆さん、マスコミの誇張的な表現に惑わされないでください。どうか自分の頭でしっかりと考えてください。それでも何か異論がありましたら、感想の方に送っていただけると幸いです。
必ず、皆様の意見には返信いたします。私自身偏った知識を蓄えている可能性がありますので、至らぬ所がありましたら直させていただきます。もっとも、ただの感想だけでも十分私は嬉しいです。私の声が届いた事に感激いたします。それでは。