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エピローグ

  その年の暑い盛りに、私は男の子を出産した。豪くんと相談して竜介と名付けた。

 親子三人の水入らずの生活が始まると思った矢先に、彼が仕事でインドネシアに半年間の長期出張をすることになった。


 その彼が、任期を終えて明日帰国する。

 

 私は、竜介を連れて、近所の公園に散歩に来ている。豪くんも、大きくなった竜介に会うことをさぞかし楽しみにしていることだろう。

 もちろんこの私も、彼に会うことを、とっても、とっても楽しみにしている。右手の恋人ともようやく今夜でおさらばだ。


「さあて、明日の夜は、久しぶりに、たっぷりパパにかわいがってもらうぞー」

 しまった、心の中で言ったつもりが、つい声に出してしまった。視線を感じて振り向くと、近くでお弁当を広げていたカップルが、慌てて目をそらした。

 

 

「バンザーイ」

 私は、竜介を高く抱き上げた。

 空が、とっても、青い。


(完)


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