009
5000年後、ミクロラプトルは絶滅した。もちろんコメットのせいも少しはあるかもしれないが自然淘汰である。
「ステータス」
名前:コメット
職業:無し
年齢:18歳
LV:500(100→500)
HP:76304(15294→76304)
MP:76376(15326→76376)
STR:2620(620→2620)
VIT:1
DEX:2154(154→2154)
AGI:732(155→732)
INT:1
LUK:1
スキル
槍術10(7→10)投擲10(new) 物理無効 炎熱無効 氷結無効 風雷無効 痛覚無効 麻痺無効 毒耐性7(new) 気配察知10(new)料理5(new) 無呼吸 強制睡眠 言語理解 鑑定10 不老不死
称号
転生者 冥王 原初の生命 生存者 太古 原生 顕生(new) 竜殺し(new) 槍の達人(new) 投擲の達人(new)
LVが500になった。
石を投げすぎて投擲10になってしまった。投擲の達人とかいう称号まで増えてしまった。
投擲以外にも槍を使って倒していたので、槍術10になった。
小さい恐竜を手当たり次第狩っていたが、たまに毒を吐かれて毒耐性も取得してしまった。
ディロフォサウルスはジュラ○ックパークでお馴染みの毒を吐く恐竜だ。
実際は違うらしいが、この世界ではジュラ○ックパークそのままのディロフォサウルスらしい。
気配を探し続けたおかげで気配察知10のスキルも取得出来た。
不老不死だから食べる必要はないが食欲はあるので、料理をして食べてみた結果、鳥肉のような味だった。料理スキルも上がった。
「小さい恐竜はもういいかな。次はもう少し大きくて、見たことある有名な奴を倒すことにしよう。そうだな、最終目標はティラノサウルスだな!」
「その前に、武器を用意しなきゃいけないなー」
そう、槍は尖った石を棒に付けただけの物を使っていた。
小さな恐竜であれば十分だったが、ティラノサウルスと戦うには不十分だと思う。
次の目標は鍛冶スキルの取得と鉄武器の作成を目標にしよう!
「コメット3000分クッキング!皆さま、こんにちは。今日は剣を作っていきたいと思います。」
「まず事前に切り揃えた木材を炭にします。木材を炭窯に入れて火をつけましょう。全体に火が届いたら密閉して40時間放置します。」
「はい、こちらに出来上がった炭が用意してありますので、次の工程に進みましょう。」
「鉄鉱石を細かく砕き、炭も細かく砕きます。混ぜ合わせて泥団子を作ります。泥団子を高温で焼くことで鉄の粒を取り出せます。鉄の粒を集めたものがこちらになります。」
「次に、土で作った剣の型に鉄の粒を並べていきます。型を炉の中に入れて鉄が溶ける温度1538℃まで炉を熱します。出来上がった鉄を熱いうちに石のハンマーで叩きながら形を整えます。水で急冷して焼入れします。それを繰り返します。出来上がったものがこちらになります。」
「最後に剣の刃を研いで、柄を付けて完成です!って完成するまで大変すぎるわー!」
《スキル:鍛冶1を取得しました》
鉄の剣を手に入れたコメットは、イグアノドンを倒してみることにした。
「鑑定」
【イグアノドン】
LV:400
HP:1500
MP:1
STR:100
VIT:500
DEX:100
AGI:200
INT:50
LUK:1
スキル:なし
体長7〜9メートル。イグアノドンはくちばしを持ち、発達した数百本の臼歯を持つ。草食。大人しい性格。
まず、投擲で脚を狙う。スキル:投擲10のおかげで、百発百中の上に威力も上がっている。
イグアノドンは脚の骨が折れて動けない。ゆっくりと近づき、首を剣で切り落とした。
《スキル:剣術1を取得しました》
「ふう、何事もなく倒せて良かったな。この程度ならステゴサウルスやトリケラトプスもいけるかな?」
【ステゴサウルス】
LV:500
HP:1000
MP:1
STR:500
VIT:1000
DEX:200
AGI:300
INT:100
LUK:20
スキル:なし
背中に骨質の板が、互い違いに立ち並んでいるのが特徴。尾の先にある4本の長大なスパイクが武器。植物食恐竜。群れで行動することが多い。
【トリケラトプス】
LV:500
HP:2000
MP:1
STR:1000
VIT:500
DEX:200
AGI:300
INT:100
LUK:20
スキル:突進3
全長9メートル、体重12トン、頭骨には大きな骨質のフリルと3本の角がある。3本角による突進が得意技。植物食恐竜。トリケラトプスという名は「三本の角を持つ顔」を意味している。
イグアノドンと同様の戦法で次々と倒すことが出来た。また、空を飛ぶプテラノドンに対応する為に弓矢も作成し、狩っていった。