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次は住居の充実か。
今後シャトラインの状況は悪くなる可能性が高い。
もしくはこの街の方が住みやすいということが広まればシャトラインの住民がこちらに移動してくるかもしれない。
今の街の住居のほとんどは木造である。
もし万が一火の矢でも射掛けられたら、すぐに燃え広がるだろう。
レンガがいいかな?首都ロートスはレンガの家が多かった。
ゴブリンキングに指示してレンガを大量に作らせる。レンガ以外にも石材をブロック状に切り出して建材に使えるようにする。
そのレンガで家を作る。家は街の職人にお願いすることにした。
ついでに冒険者ギルドと魔術師ギルドの建物もお願いした。
城に戻り、セバスチャンを呼ぶ。
「おーい!セバスチャン!」
「お呼びでしょうか?」
「もし仮にこの街が攻め込まれた場合、木造の家が多いから、火矢ですぐに延焼してしまうんだよ」
「たしかに」
「レンガを用意して街の職人に家を建てさせるから、後の管理をお願いしていい?誰か適任者を選別してくれてもいいし」
「畏まりました」
「あと、この街の人口はこれからどんどん増えると思う。ある程度、余裕を持って家を増やしてもらえるかな?」
「承知しました。そのように致します」
「それ以外に、戦争や魔物の襲撃を前提とした準備があればお願いするよ。一番重要なのは住民の安全だ」
「承知しました。検討致します」
これで一応は、打てる策はある程度打った。
あとは、この街の人気を高める事で人と金が集まるようになるだろう。
いっそ自分が冒険者ギルドの最高ランクになって、この街の宣伝をするのはどうだろうか?
それはそれで面白そうだ。
次の目標は冒険者の最高ランクを目指す事に決まった。
そこで問題となるのはアンナ達のパーティだ。
ソロで冒険者の最高ランクになるのは多分簡単だ。
だが、せっかく一緒にパーティを組んでいるのだから、そのまま最高ランクを目指すべきだろう。
そうと決まれば今まで以上のパワーレベリングで強くなってもらうしかない。
アンナ、ルネ、マルク君のレベル上げに最適な場所はどこだろうか?
特化装備が簡単に用意出来て、身の丈以上の経験値が得られる場所が良いだろう。
そうなると、あそこしかないな。
今日は準備をして、明日からパワーレベリングだ!




