021
早速、街の壁を飛び越えて全力疾走でシルバーアンデッド墓地を目指す。
道中は深い森となっており、巨大な蜂や凶暴な鳥や鎧を纏ったオークらしき魔物(?)を左ジャブでぶっ飛ばしながら走り抜ける。
倒した魔物の素材は無視する。最優先は目的地に早く着くことである。
30分程度で到着する。普通は歩いて3日間はかかるらしい。
洞窟の入り口があり、両脇に趣味の悪いドクロのモニュメントが置かれている。
ここがシルバーアンデッド墓地か、名前と雰囲気からしてアンデッド系の魔物が出てくるはずだ!ファンタジーの世界だし!レッツゴー!
テンション高く進む。
プツッと足元の紐を踏んで切ってしまった音がする。罠だ。即座に身体に矢が射たれるが、片手で矢を振り払う。
ガコッと音がなって足元に落とし穴が発生するが、空気を蹴って穴をやり過ごす。
ガイコツが現れて剣で斬りかかってくる。
「鑑定」
【スケルトンナイト】
LV:50
HP:5000
MP:100
STR:127
VIT:50
DEX:50
AGI:120
INT:60
LUK:50
スキル:回転斬り
元々騎士だった者がアンデッド化した魔物。弱点は聖属性攻撃。
弱点は聖属性攻撃と言われても、聖属性武器は持ってないしな。
まだ近くまで来ていないが、思い切り右ストレートパンチ!
風の衝撃波が発生し、スケルトンナイトは粉々になった。
これくらいなら鑑定せずにガンガン進んじゃおうかな。
罠を無視し、敵が見えたら右ストレートパンチで進む。
「ここが最後の部屋っぽいな」
一番奥に祭壇のような物があり、そこに黒い影が佇んでいる。
「余の眠りを妨げる愚か者は、って話を最後までゴバァァァァー……」
右ストレートパンチの衝撃波で粉々になった。
「ごめん、ちょっと急いでるんだ」
祭壇の後ろには宝箱や壺が置かれており、中身を確認する。
金貨500枚、魔石(大)5個、魔石(中)20個、盗賊の鍵、ネックレス、杖、ローブ
「鑑定」
【弱化のネックレス】
装備者のステータスを下げるネックレス。装備者は全ステータスが10分の1になる。
まさに欲しかった物だ。もしかして、この祭壇で生贄を抵抗出来なくする為に装備させてたとか?恐ろしいので考えることをやめた。
次は杖を鑑定してみる。
「鑑定」
【シルバーアンデッドの杖】
装備者は即死する。装備者はINTが10倍になる。
なんだこりゃ?装備したら即死なんて……だが、不老不死の俺なら問題ないのか?一応持っておくかな。
「鑑定」
【隠遁のローブ】
装備した者の気配を遮断することが出来る。
なるほど、これは便利かもしれない。さっきの敵が黒い影に見えたのはこのローブのおかげかな?
弱化のネックレスと隠遁のローブを装備した。
「ステータス」
名前:コメット
職業:無し
年齢:18歳
LV:65535
HP:99999(999999→99999)
MP:99999(999999→99999)
STR:999(9999→999)
VIT:999(9999→999)
DEX:999(9999→999)
AGI:999(9999→999)
INT:999(9999→999)
LUK:999(9999→999)
スキル
格闘術10 剣術10 短剣術10 槍術10 弓術10 斧術10 投擲10 テイミング10 コメット 物理無効 炎熱無効 氷結無効 風雷無効 痛覚無効 麻痺無効 毒無効 魔法無効 圧力無効 気配察知10 料理10 鍛冶10 木工10 石工10 革細工10 遊泳術10 鷹の目 無呼吸 強制睡眠 言語理解 鑑定10 不老不死
称号
転生者 冥王 原初の生命 生存者 太古 原生 顕生 竜殺し 深海の覇者 格闘の達人 剣の達人 短剣の達人 槍の達人 弓の達人 斧の達人 投擲の達人 達人テイマー 料理の達人 鍛冶の達人 木工の達人 石工の達人 革細工の達人 泳ぎの達人 大爆発
おおー、やっとまともなステータスに見えなくもない。
実は平均的な冒険者からは十分に化け物レベルではあるが、本人は気づいていないのであった。
移動の為に弱化のネックレスを一旦外し、また全力でシャトラインの街に戻る。
30分後、壁を飛び越え街に戻り、弱化のネックレスを装備し、何食わぬ顔で宿屋に入るのであった。




