013
そんな毎日を繰り返しながら4000万年が経過した。惑星が誕生してから約45億4000万年が経過した。
「よっしゃーーーーーステータス!!」
名前:コメット
職業:無し
年齢:18歳
LV:65535(30000→65535)
HP:9999999(4795243→9999999)
MP:9999999(5023266→9999999)
STR:99999
VIT:99999(20000→99999)
DEX:99999(54461→99999)
AGI:99999
INT:99999(200→99999)
LUK:99999(1→99999)
スキル
格闘術10 剣術10 短剣術10 槍術10 弓術10 斧術10 投擲10 物理無効 炎熱無効 氷結無効 風雷無効 痛覚無効 麻痺無効 毒無効 圧力無効(new) 気配察知10 料理10 鍛冶10 遊泳術10(new) 無呼吸 強制睡眠 言語理解 鑑定10 不老不死
称号
転生者 冥王 原初の生命 生存者 太古 原生 顕生 竜殺し 深海の覇者(new) 格闘の達人 剣の達人 短剣の達人 槍の達人 弓の達人 斧の達人 投擲の達人 料理の達人 鍛冶の達人 泳ぎの達人(new)
コメットはつい先程レベルが上がり、全てのステータスを上限まで上げるという偉業を達成したのだ。
「苦節45億4000万年、ついにステータスを最大に出来ました!これもひとえに皆様方のおかげです!ありがとうございました!」
コメットは少し大きな岩の上で、通りすがりの恐竜達にスピーチを行っている。
恐竜達にとってみれば何の事なのかサッパリ分からないし、理解する知能もない為、餌が何か喚いているくらいにしか思わないだろう。
「〜であり、感謝こそすべきものと、、、ちょ、ちょっとスピーチの最中です!岩に登らないでください!」
恐竜達が餌を食べようと岩を登ってくる。
「はぁ、仕方がない。徹夜で練習したスピーチもここまでか。」
コメットは恐竜達を見回した後、一瞬にして姿を消す。
上限まで達したAGIにより極限の速さで逃げたのであった。
取り残された恐竜達は唖然としたまま立ち尽くすしかなかった。
レベルアップとスキルアップという目標は達成した。
次の目標はどうするべきだろうか?
そういえば最近困っていることがある。
何十億年と生きてきたが、ずっと裸だったことに気付いたのである。
今更気付くなんて、と思うかもしれない。
自分だってそう思った。
しかしながら、それも仕方がないことなのである。
何故なら、周りの生き物も裸だからである。
服を着るという当たり前の感覚は45億年前に置いてきてしまったのだ。
あと服の素材に関しても、興味が向かない為にスルーしてきていた。
しかし、今ならば服を着るという一大イベントを開催する夢が叶うのではないだろうか。
「よし決めた!次の目標は服を着ることだ!」
現代社会でそんなことを言えば正気を疑われるようなことを大声で宣言した。
まずは下着から作ることにする。
布なんて存在しないので、動物の皮でどうにか出来ないか考える。
恐竜の皮で作るのはどうか?多分肌が擦れて痛いだろう。
魚類は論外だ。サメなんて最悪だ。
哺乳類は、以前ネズミのようなリスのような動物を見かけたことがある。
その毛皮をなめしたら下着として使えそうだ。
全力疾走しながらリスを探す。
景色が目まぐるしく変わっていく中で少しでも動きのある物を注視する。
《スキル:鷹の目を取得しました》
スキルを取得したおかげか、全力疾走しながらでも物がよく見えるようになった。
「見つけた!鑑定」
【ハラミヤ】
LV:10
HP:40
MP:1
STR:10
VIT:5
DEX:20
AGI:50
INT:10
LUK:10
スキル:なし
全長40センチメートル。リスのような動物。哺乳類。木に登って生活している。長い尾が特徴。
ふむ、なかなか良い毛皮になりそうだ。
皮を剥いで、「水戻し」だ。綺麗な川の水に浸けておく。
次に「裏打ち」。皮につく余分な脂肪と肉を丁寧にナイフで切り落とす。
次は石灰を溶かしたアルカリ溶液に本来は浸けるのだが、毛皮の毛が抜けてしまうので今回は行わない。
次にタンニンの液に付ける必要がある。
タンニンは、その辺に生えている大量のシダ植物から抽出する。
毛皮をタンニン液に浸けて1週間。
毛皮を水で洗って、伸ばした状態で干す。
乾いたら手で揉みほぐして柔らかい毛皮になった。
後は下着の形に切って縫い合わせて完成だ。
《スキル:革細工1を取得しました》
出来上がった物を着てみて割と良い出来で満足した。
しかし、ハッと気付く。
革は雨に弱い。
その直後、スコールの大雨に襲われるのであった。




