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死闘満ち溢れるこの愛すべき異世界よ  作者: えむ
唐突に転移したんでとりあえず馴染む。
7/7

やばい系だしめんどくさい奴

「召喚した理由?そういえば聞いてねぇな…どういう経緯で召喚したのかは気になる。」


「今の状態でほぼ言えることはないわ。」


「は?お前から話持ち出してきたのに言えることないって会話苦手なのかもしかして。」


「黙りなさい。消し去るわよ。」


「はいっ!黙ります!」


「こほんっ…とりあえず今言えることはほとんどないけど一つだけ言っておく。私はあなたを私の右腕になるまで育て上げるために召喚したわ。」


「自分本位なのかよ…俺現世にまだ未練あったんだけど…」


「それとその指輪。何かわかるかしら?」


「とりあえずヤバめだっていうのはわかる。で?何?」


「魔神の残穢よ。」


「なにそれ、やばいやつじゃん。」


「簡単に言うと、世界を滅ぼしかけた奴の、残り香。そしてさっき私がその指輪に掛けたのは指輪から魔力を解することで威力を段違いに上がるって感じの魔術。」


「俺あと3日もすれば死にそうなぐらいのやつ背負ってんじゃん。泣きそう。」


「死にはしないわ。けど残穢が力を増すとあなたは死よりも苦しい地獄を味わうことになるわ。けど」


「けど?」


「あなたには『異界順律』っていう特殊な力が働いているから乗っ取られることはないわ。」


「なるほどわかった。で?異界順律って?」


「世界線を跨ぐ上で能力値の上昇と共に特殊な力を得ることが出来るのよ。例えば前の召喚者の場合、考えたものを正確に作り出すとかね。あと補足だけど異界順率を手に入れた者は『調律者』と呼ばれるわ。ちなみに私も調律者よ。」


「ふーん。よくわかんないけどとりあえず俺は強いってことだな?」


「微妙に意味が違うけど大まかに言えばそうよ。強くなる。」


「あと魔力の使用方法なんだけど…」


「あー、それはいい。もうめんどくさい。って事で俺はちょっと出かけてくるわ…って鍵が開かないっ!?」


「無理よ。私が鍵に干渉したわ。で?逃げ出そうとするなんて私が許すと思う?って事で、手取り足取り教えてあげるわ♡」


「お、おい…やめろ…やめろぉぉぉぉぉぉぉお!!!」





今回は設定紹介メインとなります。眠い。

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