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黒菊  作者: 達磨部隊
第一章
2/6

第1話 漁港

時間はかなり過ぎ、なんと主人公30歳(笑)

速すぎるのは年齢だけじゃなくて階級もです既に幹部と言うスピード出世をしました


ハイスペックすぎるね

「曽根、起きろ任務だ」


女性の声がするが聞こえない振りをして昼寝を続行する。

まだ午後の開始チャイム鳴ってねえだろうにと心の中で愚痴る。


「起きろっつってんだろうが、このヒゲオヤジ!!」


その怒鳴り声とともに自分は壁の方に吹っ飛ぶ。

そこでようやく目が覚めた。

そして、立ち上がるとそこに身長150行ってるか分からない女性が立っていた。


「何ですか古久保2佐。任務なら午前に2回行ってるでしょうに。あとパワハラっすよ、勘弁してください」

「うるせえ、やらんと殺るぞ」

「畜生、ロリ2佐」

「何か行ったか髭1尉?」

「何でもねえです」


本当にこの人30代かね、10代って言われても信用するぞ。

しかも、俺の事見上げてんじゃねえか。それで儂の事蹴り飛ばしたのかこの人。


「んで任務は?頼むから特殊任務とか勘弁してくださいよ」

「いや、通常任務だ」


お、普通の任務か。

いや、普通の任務かじゃねえんだよ。既に特殊任務午前に2本立て続けにやってんの知ってんだろ。

しかも、結構骨折りな内容ばっかだったし。


「いやいや普通の任務なら他の人にしてくださいよ。人居ないんですか。儂とて暇じゃないんすよ」

「ほう、机に突っ伏して、暇じゃ無いとねぇ?まさかあの程度の特殊任務でバテている様じゃ他の隊員に顔向けが出来ないのだよ」

「へいへい、分かりましたよ。説教なら後で聞きますからちゃっちゃと任務教えてください」

「ふむ、やる気があってよろしい」

「どーも」


絶対呪ってやるこのロリ2佐。


「内容は調査任務だ」

「調査ですか」

「うむ、最近手城漁港に輸入船の出入りが多くなっているようでな。その調査を頼まれた。詳しい任務内容だ。出撃時間、作戦内容等は任務を請け負った者計画だそうだ」

「お、好きにやれるやつか」

「そういう事だが、あまり人を殺すなよ」

「無理な話です」


そんな事できんと否定しながら内容を見た。

どれどれ、詳しい任務内容は・・・・・・。

漁船級2隻、石油タンカー級2隻、防衛艦級3隻の合計7隻の輸送船情報収集。


「ふむ、断って・・・・・・っていねえし」


あのロリ2佐め、面倒い任務押し付けやがって。

仕方ない行くか。

溜息を着きながら事務所を出た。


とりあえず漁港に来てみたは良いがどれも大き過ぎて目標の船が分からん。

途方に暮れていると無線が鳴った。


「こちら、スラッシャー」

『こちらアンダーです』

「お、下入ちゃんじゃないの」

『コードネーム使わないと怒られますよ。現在人が出払っていて情報等の伝達は私が務めることになりました』

「問題ない。それかロリ2佐にでも強要されたか」

『うっ・・・・・・!鋭いですね』

「何年あのロリといると思っている」


あのロリとは部隊配置から10年は一緒にいる。

結婚もしているし、子供もいると言う。


『こ、古久保2佐の事は置いときましょう!それよりも任務は漁船級、石油タンカー級、防衛艦級の輸入船の調査でしたね。ナビゲーションします』

「ああ、よろしく頼む」

『その漁港ではクラスによって入る場所が違います。まずはどれから行きますか?』

「石油タンカー級からだな」

「分かりました」


今は石油タンカーの港に丁度いたから、安定を計った。


『目標の船の名は獣と爪ですね。英語表記がされているはずです』

「獣と爪か了解」


言われた名前の船を探す。

すると、船頭に某エナジードリンクのロゴに似た絵と獣の絵が書かれたタンカーを発見した。

この2つだな。

無線をつけ、下入を呼び出した。


「タンカー発見。これより侵入する」

『侵入なら何処かに梯子があるので甲板に上がってください』

「甲板?内部の中身じゃないのか?」

『いえ、石油タンカーだけ情報は操舵室にあるらしいです』


なるべく人との接触は避けたいんだがな。致し方ない。


「了解」


まずは獣から行くか。

無線を切り梯子を探し、海面から甲板まで伸びる梯子を見つけ、岸から飛び移った。

梯子を登って、甲板に着いた。

秋風と潮風が顔に強く当たる。

持って来た望遠ゴーグルで索敵をする。

歩哨は操舵室と思われる場所に四名、甲板全域は1、2、3・・・・・・7名か。

ん、操縦士らしき奴が出てきたな。

操舵室はあそこで間違い無さそうだ。

大型の中華包丁を構えて、操舵室に向かう。

とりあえず見える範囲の歩哨からだな。

バレないように、近づきで甲板上の歩哨と操舵室外の歩哨を斬り殺して行った。


「甲板制圧完了」

『あまり人を殺すなと言付け預かってますけど』

「それに関して儂はお断りしているし、殺してから言うな遅いわ」

『と、とりあえず操舵室内のパソコンの中に目標の情報がある筈なので回収お願いします』

「了解」


操舵室内部の警戒員を排除し操舵室を制圧。

操舵室内でパソコンを見つけ、データをUSBに取り込んだ。

一つ目完了、ついでに中身見てみるか。

操舵室を出てタンカー内を見てすぐさま無線を入れた。


「おい、アンダー」

『何でしょうか?』

「俺の任務完了後、警備部に連絡入れとけ。このタンカーに積んでの違法強壮薬だ」


石油タンカー級って所で気付くべきだったな。

という事は任務の目標全部違法的な薬物とかか。

これは他の船もよく調べた方が良いな。

よし、次に行くか船の間は飛べば届く距離。

助走を付けて爪の石油タンカーに飛び移った。


さて、嫌ーな物を詰んで居ることに気づいた主人公次ではとてつもなく強い女の人と戦います

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