10/12
VRMMO前編
「おーい、買って来たぞ!」
「姉さん、今何時だと思ってるんですか?
夜中の2時ですよ!妹たちは寝てるですから、静かにして下さい!」
「は〜、クオリア少しぐらいいいじゃないか」
「僕は、正論を言っただけですので。それでは、僕も寝ます。
おやすみなさい。」
「あぁ、おやすみ」
はぁ、相変わらず姉さんはうるさいな〜。もう少し静かに出来ないのかな?それにこんなうるさくしたら、寝ている妹たちが起きてしまう。だいたい、いつもいつも、帰ってくるのが遅い。起きて待っている僕のことも考えて欲しい。
次の朝
「よし、ご飯も作ったし起こしに行くか。」
「おい、マリア起きろ。いつまで寝てる気だ。もう、6時だぞ。ご飯が冷めてしまう。いつまでも寝ているんだったら、お前のご飯は無しにするぞ。」
「ん、ご飯。」
「食べたいなら起きろ。」
「ん」
はぁ、マリアももう少し喋ればいいのになー。これじゃ、兄弟たちにしかわからないぞ。
「じゃあ、着替えたらこい 遊びに付き合うから。」




