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VRMMO前編

「おーい、買って来たぞ!」



「姉さん、今何時だと思ってるんですか?

夜中の2時ですよ!妹たちは寝てるですから、静かにして下さい!」



「は〜、クオリア少しぐらいいいじゃないか」




「僕は、正論を言っただけですので。それでは、僕も寝ます。

おやすみなさい。」




「あぁ、おやすみ」



はぁ、相変わらず姉さんはうるさいな〜。もう少し静かに出来ないのかな?それにこんなうるさくしたら、寝ている妹たちが起きてしまう。だいたい、いつもいつも、帰ってくるのが遅い。起きて待っている僕のことも考えて欲しい。



次の朝



「よし、ご飯も作ったし起こしに行くか。」



「おい、マリア起きろ。いつまで寝てる気だ。もう、6時だぞ。ご飯が冷めてしまう。いつまでも寝ているんだったら、お前のご飯は無しにするぞ。」



「ん、ご飯。」



「食べたいなら起きろ。」



「ん」



はぁ、マリアももう少し喋ればいいのになー。これじゃ、兄弟たちにしかわからないぞ。


「じゃあ、着替えたらこい 遊びに付き合うから。」

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