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あるクラスに仲のよい4人の女子生徒がいました。彼女たちはそれぞれリン、クミ、ナオ、ミヤという名前です。そして彼女たちは席も近かったため、そこでひとつの女子グループができました。ですがそんな明るく楽しい毎日はあまり続きませんでした。


ある日リンが廊下を歩いていると、ミヤがテニス部の友達にナオの悪口を言っていました。


ナオとミヤは同じテニス部に所属していて、いつもいっしょにいたので悪口を言っていたなんて信じられませんでした。


ですからそれを聞いてしまったリンは、その事をナオに言うか迷いましたが、今の関係を壊したくなかったので言わないでおきました。



それから何週間か過ぎた頃、ナオがこんなことをいいました。

「ねぇ知ってる?ミヤってねテニス部で悪口言われてるんだよ」

それをきいたリンは、あの時の事を思い出しました。


……もしかしたらミヤがナオの悪口を言ってたから部活の人がミヤの悪口を言っているんじゃないのかと。そう思ったリンは、ミヤが一人の時を見計らって


「私ねミヤが前に部活の人とナオの悪口言ってるの聞いた事あるんだ……。それで今、部活内でミヤが悪口言われてるってナオから聞いて、もしかしたらその事が原因かもしれないから、もう悪口言うのやめた方がいいよ」


と、伝えました。それを聞いたときミヤは驚いた顔をしましたが、すぐに元の表情に戻ると


「ナオがそんなこといってたんだ……あのさナオに私が悪口言ってた事教えた?」


と、鋭い視線でたずねてきたのでリンは正直に誰にも言っていないことをつげました。


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