第11話
「マイクロチップがどう関係しているんだ?俺はゾンビになるのか?」
「わからない。私は関係しているかもしれないとだけ言われた」
「あの爺さんにか?」
「そう」
「どうゆう組織なんだ?お前らは」
「詳しいことはわからない」
「ただの駒か?」
「そうゆうことだと思う。加山さんはさすがにそんな冷たい感じじゃないけど」
俺の姉ちゃんの目的がそうなら、連れて行ってもいいかもな。
結局目的が異なればそこで別れればいい。
「わかった、連れてってもいい。だがそこの男!おもりはお前がするんだな」
男はあたりを見渡す。
「わかりました。私も雇い主が生きてるかどうかは気になってます。少し待ってください。準備してきます」
男はドアを開け、リビングルームから去っていった。
数分後、男が部屋に入ってきた。
手にはバット。
「悪くないだろう。お前、名前は?」
「アドルフです。その子はメアリー」
「俺はアレクセイ。そいつはダニエル。彼女はユリアだ。行くぞ。先に俺の姉ちゃんに会う」
俺達はそのでかい家から出発した。
ゾンビとの戦闘に何か思うことは無くなった。
俺はただただ斧をふるうし、ダニエルはシャベルを突き立てる。
アドルフもはじめはおびえていたが、俺達を見ては、ゾンビ相手に特大ホームランを打つようにバットをスイングさせていた。
やはりメアリーが負担になっているようだ。
だが、メアリーは意外とおとなしいようで、ユリアの隣にいた。
だが、やはりベルリンの中心に近づくにつれ、そいつらの数は増えていった。
そして目的の場所、都市のとあるアパート、とある部屋の前に来た。
ユリアがドアを叩く。
数秒して、ドアが少し開いた。
「あなたがユリアね。えーと、ほかの方は?」
赤い髪をし、ジャージに単純なシャツのいでたちだが、顔は確かにロシア人だ。
「この人がアレクセイ。あなたの、兄」
「この人が・・・」
その反応はおかしいぞ?
「俺を知っているのか?」
「存在自体はね。どうゆう人か知らなかったけど・・・」
彼女はドアを全開にする。
「思っていたより大所帯ね。ちょっと狭いけど、どうぞ」
彼女は奥の部屋に行く。
俺達も後についていった。
1人用のアパートなのだろう。
小さい部屋には机と椅子、ソファとベッドがあった。
机の上にパソコンがある。
彼女は椅子に座った。
「男はそこのソファに、女の子たちはベッドに腰かけて」
言われたままそのように座った。
「私の名前はソフィア」
ソフィア、俺の姉だ。




