いろいろな価値観
オーケストラやミュージカル フィギュアスケートといういうと、幼い頃から音楽教室やミュージカル学校 教室に通っているイメージが強い
だが、オーケストラの新潟大学管弦楽の約140人の中には入団して初めて楽器に触った人もいる
新潟大学管弦楽団のモットーは、全員参加。みんなで助け合い、みんなでステージに立つという伝統を引き継いでいる
通常なグループのなかには「みんなでワイワイできたらいいです」とか「楽しんでいきましょう」と言って勧誘してくる
が なかには「よい評価をもらいたい」とか「ほんとに楽しんでいるだけでいいです」とか「運動のためにやってる」など 価値観の違いに困惑して またそれに絶望してく
私が通っている運動教室でははじめて来る人にとても優しくない
挨拶をしたのに返してくれないし とても嫌な顔をされてしまう もうなかよしグループが確立されているからだ
普通に楽しみたい人には 教えたがりのおっちゃんがついてくる
ただ単に楽しみたいだけなのに 「これはこうしたほうがよい」とか頼んでないにも関わらずアドバイスを教養してくる
おっちゃんは悪気がやっているわけではなくただ「もっと強くなってもらいたい」という熱い気持ちなのだろう
しかし空回りする 趣味でやっている人と本気でやっている人の大きな差である
スタジオジブリの映画音楽で知られる作曲家、久石譲さんの言葉を思い出した。海外のオーケストラを指揮して気付いたことがあったという。それは「年齢も能力も違うさまざまな人がいるからこそ、自分たちのサウンドが作れるということ」だった
グループのなかには恨み 辛み 苦手な人 話しづらい人 嫌いな人と「さまざまな人がいるからこそ」
人間は他の動物にはない 気を使うということを覚えたのかもしれない




