双星のクリエイティス(馬鹿力を持った男勝りな巫女様が護衛をさしおいて活躍する話)
準設定 双星のクリエイティス ある精霊の誓いと復讐
ーーあらすじ
その世界では百年に一度神様によって巫女が選ばれる。
巫女は、世界をよりよくするために旅をして、最後に神様に願いをかなえてもらう。
今回も、巫女が選ばれたのだが、いつもは一人なのになぜか今年は二人だった。
巫女たちの名前はモカと、ルオン。
彼女達は巫女をサポートする施設へ辿り着く。
しかし、ルオンの様子がおかしかった。
ーーキャラクター
〇モカ
お嬢様。深窓のご令嬢。腹黒い。耳が良い。
〇ルオン
器物損壊で暴言で、人に暴力を振るう。そんな第一バージョン。
人に優しく大人しく、善良になった、第二バージョン。
ぶっきらぼうで、力が強くて、隠し事が苦手でお人よしな、第三バージョン。
が存在する。
〇ナナキ
護衛。真面目。超強い。
うちとけるとやや熱血になり、ヤンデレになる。
〇エネル
同胞の精霊にぶちぎれな、精霊。
人間に憑依できる。
ーー章設定
「プロローグ」
01 巫女二人
神様が今回旅を行う巫女を選んだ。
しかし、いつもは一人なのに、二人だった。
02 守の聖樹へ
選ばれた巫女は、巫女をサポートするための教育施設へ護送される。
巫女たちの名前はモカとルオン。
「本編」
01 人が変わったように
ルオンという巫女には問題があった。
物を壊したり、人に暴言を吐いたり、暴れまわったり。
けれどある時、びっくりするくらい大人しくなって、別人のように優しくなった。
02 巫女らしい巫女様
周囲の人間はそんなルオンの変化を受け入れる。
巫女お披露目パレードの際に襲撃をしてきた敵対組織。その一員を説得して悪事をやめさせたルオンは、巫女らしい巫女だと多くの人から賞賛された。
03 怪しむモカ
しかし、モカはあやしんでいた。
ルオンが以前と利き手や癖が違うからだ。あとは好みなども違うと言う。
04 護衛決定
そんなモカとルオンを護衛する男性が、ナナキという少年に決まった。
05 旅の開始
護衛が決まったので、巫女の旅が始まる。
06 珍しい精霊
旅の中で立ち寄った町で、絶滅危惧種族の精霊の話を耳にする。
今はエネルギータワーで人のために働いているらしい。
07 神様について
神様ももとは精霊族だったという。
06 飛行船へ
別の町に移動するために、飛行船に乗り込む。
07 飛行船の暴走
しかし飛行船は暴走。操縦不能に陥る。
ルオンが行方不明になる中、モカとナナキは動く。
ふつうなら入る事は出来ないはずだった管理室に、モカとナナキは入る。
モカが得意の耳を使って、錠の暗証番号を探り当てた結果だった。
巫女の願いの遺物を、管理室の中で手動で動かすのは、ルオンだった。
08 エネルギータワーへの追突
ルオンは飛行船をエネルギータワーに追突させようとしていた。
それは精霊をこの世界から殺すためだった。
追突する寸前に乗客もモカ達も非難させる予定だったと説明する。
09 犠牲
ルオンは精霊に憑依されていたらしい。
ルオンに憑依していた精霊は、精霊を全て殺すため巫女として旅をしようとしていた。
ナナキたちは精霊エネルと戦闘する。
弱るエネル、その影響で途中でルオンが体を取り返した。
精霊エネルはルオンから離れて、逃げてしまう。
「エピローグ」
10 復讐の精霊
遠い昔、エネルたち精霊は人間と争っていた。
そんな中、エネルは人間と恋におち、人間たちと生きることを決めたが、精霊たちはそれを許さなかった。
エネルの恋人を殺害してしまう。
その結果、エネルは同胞の絶滅を決意したのだった。