1/1
現状
ありそうでなさそうな法学部生の日常です(フィクション込み)
日本国のどこかの大学の法学部に通っているAは、成績がすこぶる悪い。
Aは、1年間で20単位を落としてしまった。おかげさまでGPA(大学の成績)は視力界隈とよばれるところまで落ちた。
幸い、友人のMも自分と同じくらいの落単率をたたき出しているので、安心できる。
何がいけなかったのか?
そうそう、法学部を経験したことない方々に説明すると、法学部はある意味楽で、ある意味地獄なのだ。
特徴として、授業で出席をとらないことが挙げられる。つまり成績評価は期末試験100%である。
授業出なくていいなら毎日遊べるぜ!ひゃっほう!となるかもしれないが、それは違う。授業でテストに出すところを教えてくれる菩薩のような先生もいるので、油断できない。
何がいけなかったのか?
出席はしたし、授業も(一応)聞いた。それでも単位を落とすということは、きっと何か原因がある!
そう思い立って、同学年の成績評価Sを取得しているような頭のいい(頭のおかしい)友人を観察してみることにした