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家のブラコンが過ぎる妹  作者: 望月 誠太
6/8

情報や金の使い方は計画的に

日曜日、俺はずっと読んでるシリーズ物の本が発売された為、ショッピングモールの中にある書店に買いに行くことにした。もちろんこっそり家を出て行くつもりだがショッピングモー行くことがバレてしまい唯もついてきた。ついてこないでくれと俺が言っても、この前唯がダイエットをしてる時に俺がこっそり尾行していたことを出されてしまいどうすることもできなかった。本を買いに行く時くらいは1人にしてほしかったが仕方がない、そうして俺は唯と一緒にショッピングモールに向かった。


書店だゆっくりいろんな本を見ようと思ったが、唯がいる為目当ての本があるコーナーに行き本を取ってすぐにレジに向かった。

「その本ってどんな本なの?」

レジに向かう途中唯が俺が買うつもりの本について質問してきた

「単なる異世界ものだ、ざっくりいうと異世界の姫を助ける物語だ」

「これ23巻じゃん、でもお兄ちゃんの部屋にそんな長編シリーズの本なかったよね」

この際俺の部屋にある本が知られてそうなことは目をつむろう

「この本はある人と順番に買ってて他の巻は全部その人の家にある」

「たまに見知らぬ本が紙袋に会るのはそういう事なのねー」

だからなぜ知ってる

「もしかしてお兄ちゃんそのある人ってもしかして()()女」

「…ああそうだ」

「え!まだお兄ちゃんあのビッチ女と会ってるの?やめた方がいいよ」

嫌な姑みたいな発言はいったん置いといて、俺は唯に色々と面倒なことになるからその人と会ってることを言いたくなかった。嘘でも仁と言っておくべきだっただろうか

「分かった善処する」

「お兄ちゃんの善処って当てになわないんだよね〜」

図星だが何も反応せず書店を出て行った。


その後俺達は昼時ということもありフードコートに行った。フードコートは俺達が出遅れたせいですごく混んでいた。

「混んでるな、家まで我慢するか?」

「ううん、せっかくお兄ちゃんが奢ってくれるから食べたい」

そうだったすっかり忘れていた、書店を出た後もぐちぐち少しうるさかったから昼飯奢るからちょっと静かにしろって言ったんだった。

「あ、あそこの席空いたよ、お兄ちゃん行こ!」

唯は俺を引っ張って空いてる席に向かって走って行った。俺が転ばないように気をつけろよって言ったがそのまま走って行ってしまった。そんなに俺に奢らせたいのか?


席に着いた後席に今日買った本を置いといて人気のパスタの店に並んだ。混んでいた為30分位待ったがパスタを購入することができた。しかし唯は俺に遠慮する事なくパスタ以外にもデザートにチーズケーキやアイスフロートを頼んだ。…バイトでも始めよっかな。

「凄い頼んだな」

「お兄ちゃんが奢ってくれるんだよ、いつも欲しいけど食べれないもの頼まなきゃ損じゃん」

その考えで俺は大分大損したがな

「お兄ちゃん」

「なんだ?」

「ありがとう」

幸せそうな笑顔でありがとうと言われてしまった。まあ、妹のいい笑顔も見れる事が出来たし、こんな大損する日もあってもいいのかな

「あ、お兄ちゃんあそこのソフトクリームも後で食べに行こう」

…前言撤回こんな大損しそうな日はもう今日だけでいい、

「またダイエットするハメになるぞ」

と言いながらも俺は妹に奢る事になるのだろう


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今日は深夜12時に最低でももう一本出します

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