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家のブラコンが過ぎる妹  作者: 望月 誠太
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家のブラコンが過ぎる妹

突然だが俺内田賢人(けんと)には内田(ゆい)という妹がいる、唯はロシア人の母の遺伝子を強く受け継いでいて、とても綺麗な銀髪に少し青い目で、誰もが見惚れてしまう容姿である。(俺は日本人の父の遺伝子を強く受け継いでいて黒髪で目も黒)


そして今入っている難関私立中学校では首席入学を果たすほど頭がいい、そんな可愛くて完璧な妹だが、ある決定的な欠点がある…


「お兄ちゃん一緒にお風呂入ろ!!」


それは唯が俺に対してブラコンすぎるということだ…容姿端麗であり成績も優秀であるだけにそこが凄く残念なところであり、圧倒的な欠点である。


「お前はいつになったら兄離れをするんだ」


「だってお兄ちゃんが魅力的なのがわ・る・い・じゃん♪」


そういいながら唯は俺にボディータッチをしてくるが、それを無視していると今度は自分のお腹をさすり始め「実は私のお腹にはお兄ちゃんとの子供がいるの、昨日安全日って言ったけど嘘なの」と嬉しそうだがどこか少し寂しそうな表情で語った。


だが決してそんなことはしてないし、ありえない、というか俺の妹はいきなり何を言っているんだ?昨日あったことといえば、前日に残しておいた飲みかけジュースが、何者かに飲まれていたことぐらいだ。だがそれも十中八九妹だろう。


「お前は俺の飲みかけのジュースに関節キスしただけで妊娠するのか?」

そう言うと、唯はバツが悪そうな顔をして目を泳がせた。


「やっぱりお前だったんだな」


そういうと妹はバツが悪そうな顔をしながら「いや~その~つい魔が差しちゃいまして~」と白状した。


「今回の事だけじゃなくて、食べかけの菓子を食べたのも、捨てたはずの靴や歯ブラシがなくなってるのも全部お前が犯人だろ?」


そう言うと唯は何故ばれた!!とでも言いたそうな顔をして俺を見た


「だってゴミ捨てしてるの俺だぞ?歯ブラシはまだしも、靴みたいなでっかいものがなくなってたら普通気づくだろ、そして靴以外もなんかなくなってないか探したら歯ブラシとかそれ以外も俺の捨てたはずの物が全然なかったぞ?、逆になんで気づかれないと思った」


俺が呆れた顔でそう言うと唯はテヘペロと言い俺の前からそそくさと去っていった、追いかけたりはしない、理由は前逃げた時に追いかけたら奇襲で抱きつかれたからだ、全く唯のブラコンっぷりには本当にまいっている。


「ブラコンの妹最高!!」とか「俺の人生にブラコンな妹がいれば最高だった…」とか言っている奴は本当に馬鹿だと思う。確かに唯は非常に可愛いが、毎日のように変態的な行動をされると、どんなに唯が可愛かろうとまいってしまう。


唯は俺がわざと風呂を覗いたり、セクハラをしようと俺を軽蔑したり嫌がったりせずに「お兄ちゃんにそんな事をされるなんてなんて私は幸せなの」と言ってむしろ喜んでしまう。友人にも相談したこともあるが「仲悪いよりましだ」と一蹴されてしまった。両親も「大きくなっても仲良しでいいな~」とこの関係に肯定的だった。


「俺はこんなにも悩んでいるのにどうして誰もまともに話しを聞いてくれないんだ…」

と独り言をつぶやきながら風呂に入り長々と考えていた。


その際に唯が風呂に入ってきたが何とか追い出すことに成功した、正直湯船に入ってくるまで気づかなかったのでかなり恐怖を感じた。

_____________________________________________

1話を最後まで読んでいただきありがとうございました!初めて執筆したのでこれが百点とは胸を張って言えないですが自分なりに頑張ったつもりなので温かい目で見てもらえると嬉しいです。そして、お願いなのですがこれからも当てはまることですが、もっとこうやって書いたり表現した方がいいというのをコメントに書いてもらいたいです、お手数ですがよろしくお願いします、これからももっと良いものが書けるよう頑張るので、ぜひ応援してください!!

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