〜華の高校生活〜
???「皆さんは後悔をしたことがありますか?
例えばあの時こうしてれば、あの時違う選択をした
ら、昔に戻りたくなる時って誰にでもありますよね
あっ!申し遅れました、私は時の女神『ユーリ』」
ユーリ「ところで貴方は、現実世界でもセーブ&ロード出来
たらもっと上手く人生というゲームを楽しめると思
いませんか?」
???「思う。」
ユーリ「なら私が貴方にその能力を授ける、と言ったら貴方
は受け取りますか?」
???「…はい。」
ユーリ「あまり嬉しくなさそうですね。」
???「少し動揺してて…」
ユーリ「まぁ、とにかく貴方は今から始まる世界の主人公に
なるのです!」
???「これは現実…?」
ユーリ「もちろんです!貴方は今から産まれ、新しい人生が
スタートします!このセーブ&ロードを上手く使っ
て有意義な人生を過ごしてくださいね!」
???「俺は誰だ?名前が思い出せない…」
ユーリ「だから言ったでしょう?貴方の人生はまだ始まって
すらないのです!」
???「(無駄にテンションの高い女神だな…)」
ユーリ「あ、もうそろそろ時間ですね!行ってらっしゃ
い!」
???「い、いってきます…」
彼女は、大きく手を振って俺に微笑みかけた。
と、その瞬間俺は心地の良かった暗い場所から突然騒がしく眩しい所へ投げ出された。
そう、俺は産まれたのだ、理解が出来なかった。
しかしそれが現実なら受け入れざるおえない。
???「…すけ」
誰かが何か言っている。
???「…ろのすけ」
???「くろのすけ!」
そうか、俺の名前は『金城 黎之助』…変な名前だな
だか気に入ってもいる、親からの最初のプレゼントだからな
???「早く起きなさい!学校遅刻するよ!」
黎之助「やば!今日高校の入学式だ!母さんありがとう!」
母さん「早く準備していきなさいね、母さん先家出るから
ね」
黎之助「今は8:00ここから学校まで走って20分…
始まるのが8:30だから…間に合う!っとその前に
セーブしとこうかな」
そう、あの時の出来事(?)は夢ではなく今もこうして使えている。この能力(?)はどこでもいつでも何回でも使える。
能力の使い方は簡単で、左目を閉じ右目だけで瞬きを連続2回するとセーブファイルが出てくる。あとは普通のゲームと同じだ。
黎之助「えーっと今は2020年の4月2日8:12っと……って!
時間やばい!!行ってきます!!」ガチャ
今日から華の高校生!!
能力ガンガン使ってこの人生というゲームを無双してやる!
1作品目なのでアドバイスなど貰えると嬉しいです。
今はモチベーションがあり続くかもしれませんが。突然いなくなるかもしれません。ご了承ください。