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死んだらダメなゲーム  作者: フィルルリ
5/10

砂漠の海賊団②

こんな時間に投稿します。3時でなくてすみません。


まったく、気づいたら近くにいるんですからどうしようもないね。海賊もどきは僕の目の前で立ち止まった。一体なんのつもりですか。

「私は海賊()()()では、ない!センチョウ、だぁ!」

まさか本当に海賊だとは。…僕、口にだしました?まあ、いいです。失礼しました。コレからはセンチョーと呼ばせていただきます。声出せないけど。あと、心でも読めるんですか。

「その、通り。私は意思を感じることが、できる!」

おお、喋れない僕にとってはありがたい話ですね。

「私に、感・謝。私に、御・礼。」

えぇ、なんでしょう。

「人探しを手伝ってほ、しぃ!フードを被った小柄の、男。元気な、女性。だ!」

ああ、それならあっちで見ましたよ。

そう伝えて、来た道を指す。そうすると、センチョーは望遠鏡と思われるつつを鞄から取りだし、その方を見やる。

「ほう、ほう。ほう!発見、だァ!ありがとおー!今ゆく、ぞ!姫ー!」

あ…言ってしまいました。さっきの女性も、ですが、嵐のようだね。…一旦僕も戻りますかね。少し疲れました。


ふう、ただいまです。

「あー!フーゴちゃん!どこ行ってたの!心配したよー!」

「ほう!アクア君を知っておったの、かっ!姫。」

手厚い御出迎えで。どうも、疲れたので休みます。おやすみ。

「まつの、だっ!アクア君まつの、だァ!」

うるさいです。何がなんでも寝るます。

「はは、精霊はみんな自由だな。」

ん、どなたですか。聞き覚えのない少年の声ですね。おはようございます。目を開けるとそこには、鋭い目付きで少し怖い…青年がいた。誰です。この流れだと、リーダーという名前では。

「ちがう、んだ!彼の名はキャプテ、だァ」

そうですか。どうも。お辞儀です。受け取ってください。精霊ってなんですか。

「よろしく。俺はキャプテ。このパーティのリーダーをしている。こっちのオジサンはセンチョウ。で、こっちの眼鏡がラケルだ。」

「いぇーい!ピースピース!」

よろしくです。ところで精霊というのは。

「私が説明し、よう!」

ありがとうございます。唯一心が読めるセンチョーはやっぱり頼りになる。他の人には当たり前かもしれないけど、僕にとっては謎めいた事だからね。ありがとう。

「どうしたのセンチョウ!何を説明する気なの?!」

おお、横槍が。

「アクア君にアクア君が、なんたる精霊なのか…説明、さァ!」

「へえ、だったら私が適任でしょ!」

「いや、私、だァ!君は彼を分かってないの、さァ!」

雲行きが怪しいですね、キャプテさん。やっぱりセンチョーはだめですね。こういう時は無視でーす。ヘルプ。僕はすぐさまキャプテさんへと振り向く。キャプテさんもやれやれって感じで僕に説明してくれそう。



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