修正中
えー・・・。皆さん待望の、鎧ができました。鎧の面積は少ないんだけどね。
胸当てと手足の鎧だけつくって、あとは自前の糸でつくった伸縮性のある服。
めっちゃ硬い。水球をぶつけてダメージ無し。やばす。ちなみにこの魔法はゴブリンにすると肉と骨が飛び散ります。
それよりも驚くことがある。
ステータスを表示してみたら、これと。
名前 ショウ・ムラカミ lv6
種族カオススライム
加護 賢者の森の子供
称号 転生者 見習い魔法使い 上級の魔法使い 水の素質 氷の破壊者 殺人者 殺戮者 悪人 常識破り
HP S
MP S
力 AAA
体力 MAX
速さ SA
防御 SA
魔防 SA
魔法 癒系・初級
水系・上級
火系・中級
スキル ノーマルスキル
吸収lv7
変身lv10
合成lv2
溶解lv5
自己再生lv1
魔力操作lv9
魔力放射lv1
剣術lv3
捕縛lv4
統率lv3
放電lv1
レアスキル
錬金lv1
ユニークスキル
経験値倍増・神lv2
ファイナルスキル
全知lv4
耐性 物理無効lv__
なにがあった!?
と。
話を聞くところによると、全知さんがしてくれたらしい。
そんなことができるようにもなるのか・・・スゲェな。ファイナルとかあるし。
まあ良い事だからいいか。
新しい防具を身にまとい、いざ念願の街へ行こう!まず洞窟を抜けることだ。
俺は鎧を着て洞窟の中を歩いた。ガシャガシャとなる音と少し重い感覚があってすごい幸せ。今冒険者の格好してんのか俺。
・・・
ねえ、今なんか背中がゾクッとしたんだけど。
(日本にはフラグという概念がありましたね)
で?今回フラグなんかたててたっけ。
(洞窟に入る前に…)
あっ。
(『ま、どうせ遭遇しないだろう。』)
_______めのまえには半透明の骸骨が何体か浮かんでいた。
「・・・フラグってあるんだね。」
(目の前にいるのはキングレイス、レッドレイス、レイスですね。合計6匹です。)
ふっ。
「逃げるぞ!!!!!!!!!!」
無理無理無理無理!!
俺はお化けが大嫌い。修学旅行でお化け屋敷が嫌すぎて失神したからな。
早く脱出しよう!!
そう思い出口へと向かったが、ゆくてを阻まれてしまった。
もう、奥に引き戻るしかない。覚悟をきめ、俺は奥の闇に逃げ込んだ。
(覚悟を決めるのならば立ち向かう覚悟を決めてほしいです。)
うるせぇぇ!
追ってくるレイスたち。それから逃げる俺。
どこに逃げればいい!?全知!!
(__かなり面倒な事になりますが、それでも宜しいでしょうか?)
逃げられんだったらなんでもいい!早くなんとかしてくれ!
(分かりました。では、そこの曲がり角を曲がり、トンダンペ・ンオリミ、りとひがにうゅじ、と唱えてください。)
なっが!!え、もっかいいって?
(トンダンペ・ンオリミ、りとひがにうゅじ、です。)
よ、よし。俺は曲がり角をまがり、この呪文を唱えた。
「トンダンペ・ンオリミ、りとひがにうゅじ!」
パカッ。
え?
俺が呪文をとなえたとたん、
____床が抜けた。
「うわおおおおおおおああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァァあア!!」
もういやだ…
落下する途中で、呟いた。
「__________ぁぁぁぁあああああ!!!」
ガッシャーーン
______いった・・・くはない。
物理無効が無かったらと考えるとぞくっとするね。なおチートな鎧は無傷の模様。
まだ心臓がドキドキしてやがるぜ…リアルバンジーだったからね。
いったい、ここは何処なんだ…。
あ、目が暗闇に慣れてきた。
そこには、何処かで見たような立派な宮殿があった。
繊細で美しい装飾。しかしどこか堂々としたオーラが感じられる。
いつのまにか、辺りが明るくなってきた。それでわかった。うしろには道がない。前の宮殿にしか空間がない。
つまり、この落とし罠はこの宮殿のために存在しているのだ。
…そして、俺が言った呪文、 あれはこの落とし罠に落ちるための条件だ(恐らく)。
しかしあの呪文は知っていないと唱えることはほぼ不可能。
誰がなんの為に?
…そして、何故、全知はここを知っている?
おい、全知ここはなんだ?お前はなぜここをしってる?
(…。ここは…
落とし罠です。)
…ま、いいよ。取り敢えず幽霊からは逃げ切れた。次はここから出る方法を考えなきゃだが…なんか案、ない?
(…宮殿の中に入ってください。)
げえ。マジかよ…他に方法ないけど…。
俺は起き上がり宮殿のデカイ入り口に向かって歩いた。
ついた。
「…近くで見るとよりデカイな…」
5階ぐらいありそう。
「お、おじゃましまーす…」
中に入ると、うしろから何突然大きな音がした。振り返ると、巨大な壁が入り口を塞いだ。それど同時に光を壁が塞いだ。
「…えっ、まじかよ…」
光がなくなり、どうなってるのが分からん。
怖いよぉ!
こっからどうすんだ、全知!はよ抜け出そう!
(そこで横になっててください。すぐ助けが来ます。)
えぇ…無責任。てかこんな大理石の床に横になっとけないよ…
(…「助け」かどうかはわかりませんが…)
おい。なんかいった?
(いえ。)
…
まあ、やることもないな…
何しよう。
地上での身の振り方でも考えとこう。
自慢ではないが、俺はこの辺では結構強者に当たる強さだと思う。
生存報告ついでにちょっとだけ載せました。まだ続くのでおねがいブラウザバックしないで!タグ閉じないで!




