助けて!魔物に襲われてます!
「キャァァァァァァ!!」
皆さんこんにちは!早速ですが、やばい状況です!
豚に襲われています!
「フシュゥゥゥゥゥ……!」
「やばいわ!?オークとかやばいわよ!」
隣にいる少女もあまりの恐怖に足が震えている。しかし、彼女がそんな反応するのもわからなくはない…
性欲の象徴が目の前にいるのだ……
だってオークってアレだぞ?我々の業界で人気のオークさんだぞ?その精力は、並みの生物じゃまず比較にならないとさえ言われるオークさんだぞ?女の子にとっては、とてつもない恐怖の対象だぞ?
あぁ…今日ほど女に生まれなくて良かったと思わなかったことは無いよ…
「たすけてよ…?ねぇ!?」
「お、おい!引っ張るな!!」
隣の少女が服の裾を掴んで引っ張ってくる。
「やめてくれ!新調したばかりの服なんだぞ!!」
「そんなの知らないわよ!この状況どうにかしなさいよ、男でしょ!?こんなに可愛い美少女がいやらしい目にあうかもしれないのよ!?」
そんなことはお構いなしに彼女は服を引っ張る……あ!ビリっていった!
「下着は拾ってやる!」
「やめてよ!それはやめて!」
しるかよ…こっちは新しい服が破かれたんだぞ。
隣の少女とそんな漫才じみたやり取りをしていると…
「フンガァァァァァァァァァァァ!!!」
「「ヒィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!」」
静かに肩を揺らしていたオークが、突然雄叫びを上げた。
…………やばい。
先程の咆哮で体で竦んで動けない。隣の少女も体をより一層震わせている。顔も青白く……なってない。寧ろ赤くなっているぞ……?
心なしか足元が生暖かいような……あっ……
「…………」
「…………」
どうしよう……
マジでどうしよう……!!