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列車砲

「敵の霧中核視認、各艦毎に砲撃を開始せよ」

地平線に見えてきたあの霧にたいして大和が先ずは砲撃をする。そしてその上をスカイレーダーが爆装して突撃を開始しており陸側でも戦闘が始まった。

艦船は駆逐艦クラスが現れるが戦艦は見えず、ただ航空機は予想以上に多くF8Fだけでは足らないのでスカイレーダーも迎撃に参加しておりハイパワーなエンジンで一撃離脱をおこないながら戦っていた。


「三式弾装填、目標タスマニア島」

目視はできないがおおよその距離と方位を海図から読み取り砲撃する。

海側の霧は縮小しているのだが陸側は東にふえておりそれを包囲しながらドイツの88mm砲を搭載した新型のセンチュリオン戦車がアメリカの大量生産で投入されており敵のパンター戦車を撃破した。

「しかし短期によく造ったものだな、砲とエンジンはドイツ製で車体はイギリス、生産はアメリカ、新しいのはスタビライザーを装備した100mm砲と聞いてる」

この時代は戦争が続いておりなおかつ技術提供が積極的に行われているため開発速度が速いと感じられており震電もドイツのジェットエンジンにより局地戦闘機として活躍していると言うことだった。


砲撃が続いており皆が勝利を予感した瞬間にそれは起こった。

イタリアが射程に入り砲撃を開始した瞬間、爆発した。

「誘爆か」

双眼鏡で見るが黒煙をあげさらに誘爆が続いており無線で呼び掛けるが艦橋は跡形も無く吹き飛んでおりその場で停止すると主砲の弾薬庫に火が入ったのか轟音と共に次に瞬間姿が消えてしまった。

「くそったれが、イタ公は何をしている。ぶちこむ弾丸を自分に向けるとは何て言う怠慢だ」

私はハルゼーからの怒鳴り声を聞きながらやな予感を感じ、

「転舵しろ他の艦もだ」

舵を切るが弩級の戦艦である大和はゆっくりと曲がり始め各艦も続き始めた瞬間吹き飛ばされ艦橋の壁に叩きつけられた。


うめき声が艦橋のあちらこちらで聞こえ私はゆっくりと立ち上がる。多分何かが大和に命中したと言う事は何となく認識出来たものの40cmクラスの砲撃の比でない衝撃に戸惑いながら艦橋から外を見た。

「ひどいな」

思わず声が出るほどであり、大和の艦首右舷側が消失しておりゆっくりと沈み始めており状況を把握すると先ずはダメージコントロールをするため艦内放送で知らせた。


艦橋内も私以外立っている者はおらず足が曲がったり戦死している者もおり救護班を呼び僚艦を確認する。

ミズーリは大和の横を通り抜けているがシャンパールとケンタッキーのいたはずの辺りは油が広がり燃えていた。

大和は船足を止めずゆっくりと旋回しているのでだれもいない舵を握り180度旋回した後真っ直ぐにする。

「ミズーリへ、大和は大破しており戦線を離脱するので指揮権を委譲する。それとこの砲撃は艦船でない憶測だがドイツの列車砲と思われる80cmクラス」

大和でこれだけの被害を与えるのは46cmを越える物でありグスタフとかドーラとか呼ばれていたなと思い出しながらハルゼーに知らせた。


「赤熊(ソ連)がドイツから盗んだのを投入して奴等に盗られたていう間抜けを我々に支払わせるとはな、陸軍も攻撃を受けてパニックだ」

「連射はききませんが数は数門あると考えた方が場所が不明なので作戦を中止して撤退を進言します」

「気後れをするな突入せよ」

ここで中止をすれば臆病者と言われかねないのをハルゼーは良しとせずに継続を命令してきた。


ヘリコプターがあれば戦闘中でも移艦できるが戦闘中なので水上偵察機を発艦させ大和から雪風に移動する。

実質的にはミズーリに乗艦しているマクラスキー少将が引き継いで攻撃を続ける。

ミッドウエイ海戦での日本海軍が負ける判断を下した良将でありハルゼーからの信任もあつい、

「マクラスキー少将、」



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