夜行
真夜中を過ぎたころ僕の影を作り出す
閃光が次第に姿を現し始めた
石炭臭い風から察するに
ディーゼル車だろうか?
こんな田舎だからこそ
深夜の静けさは寂しさに変わる
懐かしい様な忘れ去りたい様な
そんな臭いだ
僕の正体を照らした投光機は
どこから来たのだろうか?
静けさに浮く鳴き声は
ひどくしゃがれている
うっすらと見えた輪郭に
僕は目を疑った
黒い長方形の物体、列車だ。
それも煙突から黒煙を上げ
こちらへ向かってくる
線路の無い道を進む列車は
その列車は過去から来たのか?
こんばんは。黒胡麻です。
今回は自分が見た夢を再現した内容です。
その為、ありがちな設定ですが、
ご容赦下さい。
私事ですが、来週から高校生に戻るので
投稿ペースがかなり遅くなると思います。
それでは、また次回。