第1話 始まり
初めての異世界系小説で、初めての投稿ですので緊張していますが私の世界にこの作品を少しでも読んでくださった方を引き込めるように、頑張りますので、見守ってくださると幸いです!
???「わー!やっぱり魔法少女マリカちゃんは可愛さもかっこよさもあっていいなぁー!」
母親「ちょっとー!テレビばっかり見てないで宿題ぐらいすれば!?」
はぁ、、いつもタイミング悪く来るよね…才能があるって言っていいと思うな……(カチン)
???「ねぇ、なんでいつもそんなタイミング悪く来るの??毎回これを見終わってからするって言ってんじゃん!!」
母親「……(カチン)あんたは!なんでそんなにひねくれてんのかね??え?魔法少女はあんなにも綺麗な心を持っていて命懸けで世界を守ってるっていうのに見ているあなたは心もきたないのね!」
私だって…!
???「私だって魔法少女になれたら綺麗な心を持って世界のためにかっこよく戦ってたよ!!」
母親「舞華、もう分かったから…早く勉強しなさいよね!(バタンっ)」
魔法少女になれるなら勉強もするのになぁ…
舞華「神様!どうか私を魔法少女にしてください!」
???「無理だね」
は?
(部屋の周りを見渡す)
誰もいない…
???「見渡してもどこにもいないよ。」
……
???「君の頭の中に囁いてるんだ。文字を書くようにね」
いや意味わからんし。
???「ふふっ冷静に物を言えるとは流石見掛けてあげただけあるね」
え、なにこれ?夢?夢だよね?姿も見えなくて頭の中に囁いてるとか言ってるけど、え、もしかして、
…もしかしてあの魔法少女戦隊に出てくる助け役のポンシー!??マリカちゃんも魔法少女になる前はこんな感じで…!
???「興奮しているところ、違うな。」
……違うの?え?違うの?私も魔法少女になれるかと思って期待してたのに…想像違いでショック。いや、そりゃ、無理だよね。魔法少女はテレビの中の事だもん無理に決まってるよね。
???「なるほどな。お前は魔法少女になりたいのか。その歳になっても本気なのは認めよう」
馬鹿にしたな…?でもお母さんが認めてくれるまでにすっごく時間かかったしな、褒めてくれてるって思った方がいいよね。…いや、でもお母さんは認めてくれたっていうか呆れられたんだった。やっぱり誰も…
???「この世界で魔法少女になることは無理だが他の世界ではなれる」
ははっ。いや無理って言ってるのと同じじゃん。
…いや、でもこの人は私の頭の中に囁いてるんだよ?普通は無理なことを…!できるんじゃない…!?他の世界に連れて行ってくれるんじゃない!!?今1つの希望が…!
???「いいだろう」
舞華「ええっーー!いいの!!?」
???「行くだけならな。」
じゃあ帰れないの…??いや、帰れなくてもいい!魔法少女になれるなら!!
???「目を閉じろ。行くぞ」
えっ、ちょっと待ってよ、??せっかちだな??
他の世界に行くなら、あるじゃん、設定したりとかさ、なんかいろいろ決めることが…ぁあっ!目ぇ、閉じちゃった!
ぱちっ
……………………!!!
まさか本当に…!嬉しすぎて動けないぃ!
辺りを見渡す(キョロキョロ)
なにこれ。時計みたいなものが3つあるじゃん。読めないけど。布団、、、?黒と赤と白。洋風なのかな?いや、中華とかそっち系?斬新なデザインだな。6つの角全部に丸い物が付いてる。
ベットまるぅぅ布団が六角形だもんね。
………いや、さっきまでいた世界と全然違いすぎ!ずっと観察してたら3日ぐらい経ちそう。
私の体の方は、、、まさかドラゴンとかじゃないよね?魔法少女になりたいって言ってたし違うよね?
まずは手を、、、(スっー、チラッ)
おぉぉぉ!小さいけど人間だ!!!指5本ある!そして白い!マリカちゃんみたいだ!やったね(にやり)
第1話でもう異世界に行った訳ですが、元の世界の体の事や異世界での新しい体の持ち主だった子がどのようになっているか後々分かって来ますのでゆっくり考察してゆっくり読んでくださると嬉しいです!