表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

昔々の、TRPGのために書かれた詩歌 ① 物語の雰囲気作りの歌 -森の歌-、他数歌

作者: みなはら

-前文-


 これは昔々に書いたTRPG(テーブルトーク・ロールプレイング・ゲーム)シナリオ内に掲載した自作の詩歌です。その幾つかを掲載させていただきました。

(詩を書いたのは初めて、ではないですね、これは二度めです。初めては高校の授業の課題でした、たぶん(笑))


 当時、この詩はシナリオの味付けに創作したものでした。

文章は誤字とルビ振りを直したくらいで、詩自体はいじっていません。

古いものなので、文章の流れにがたつきが目立ちますが、直すことはやめました。


ゲームの世界観の雰囲気を、少しでも味わえるのなら良いのですけど(笑)


 書いた自作のTRPGシナリオの中で、背景設定としての情報、ゲームシステムの世界設定のイメージを引き出して、シナリオに登場させたキャラの情報を加味して、当時書いたものでした。

 でも、セッション内で詩を朗読したり、歌ったりはしませんでしたね。セッションをプレイしていたゲーム仲間に見せただけです。

さすがに人前で、そういう演技ができる強心臓は持ち合わせておりませんでしたので(苦笑)




ヒロイン(エナ)の口ずさんでいた歌』



-古歌(恋歌)-


人の心は闇なれど貴方は遥かな(ともしび)

私は貴方を思い歩み続けよう

その道が苦しき道であろうとも


 ◇


-浜道の歌-


主亡き浜道を

波は歌い風は踊る

人が行き去ろうとも

それは変わらぬ神の歌声


 ◇


-森の歌-


鳥は歌い愛を囁き

木々はざわめきを繰り返す

水は清く岸を洗い

陽は美しく森を彩る

緑深き森は我が魂の帰る所


 ◇


-月の()に捧げる歌-


星落つるほどの天空あまそら

瞬く星影

輝ける月そして緑なす森

今宵はが為の夜



木立の中を吹く風と

泉に移る月の影

岸辺に座る我が前に

みどりなる月のが瞳……



 ◇◇◇



読んでいただき、どうもありがとうございました!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] こんばんは。 ヒロインが口ずさんでいた歌も含まれるとの事ですが、それも含めて吟遊詩人がハープを奏でながら歌うような、そんな雰囲気のある詩でした。 ファンタジー世界の歌。 もしくは、中…
[良い点] いや~やはり、良いものですね~(*´ω`*) 異世界詩でありながら、現実世界に属した自然から生まれたような数々の詩…。 朝から清らかで、贅沢な気持ちにさせて頂きました!!ヾ(≧∇≦) 勉…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ