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ゲームとうしろ、↗のプレイング  作者: にゃん太郎
2/6

2話 きゃらめい

ピンポーン

「来たわね、私の新しい趣味になる…と思うゲーム!」


ガチャ

「渡辺さんですね?」

「はい。」

「ここにハンコかサインをお願いします。…ありがとうございます。では」

「ありがとうございました」


(やった、ついに来た。)

待ちに待ったゲーム達だ。

部屋に戻ると外付け機器をネットに繋ぎ、それに誕生日祝いとして買ったベッド型ゲームハードを接続する。もちろん中にはソフトがダウンロードされている。


ブンッ

ギュイーン

と重低音をたてて起動したベッドに横たわると合言葉を口にした。

「クロス!」



===========================



『ようこそ旅人の方、ここではキャラクターメイキングを行います。』

「えと、きゃらくたあめいきんぐって何?そのままの意味なのかな?」


ゲーム素人の白雪は二つの単語の意味がうまく伝わらなかった。

そこで、運営が用意した案内人のナビで誘導してもらうことにした。

『ゲーム内であなたが扱うキャラクター、つまり体を自分で作ってみてください。

ただし、身長は±5㎝、骨格は変更不可、体系は自由です。』


(へぇ、自分の使う体を自身でつくるのね。面白いわ。)

「じゃあ、まず現実の私と同じ体を出して?」

『かしこまりました。こちらになります』

そう言って案内人が出してきたのは、確かに見覚えのある私の体だった。


「身長とか体系はいじらなくていいわ。でも髪の毛を今の短髪からロングに変更して、色は燃えるような赤色で。目の色は髪の色よりも赤黒く。」

『このようなデザインでよろしいですか?』


注文通りに体が出来上がった。

「イメージ通りに出来るのね。」

『脳からダイレクトに思考をキャッチしておりますゆえ。』

(なるほど、であれば考え通りになるわけだ。)


『名前はいかがしますか?実名はお勧めいたしません。』

「ユキで登録して?」

『かしこまりました。ゲーム内重複はありません。命名:ユキ

次に種族をお決めください。』

「種族って何?人じゃないの?」


『このゲームでは人間以外に・エルフやドワーフ等の妖精族・獣の特徴を持った獣人族があります。いかかがしますか?』

「違いは何?」

『人間はスキル、魔法等の技能を例外を除き覚える可能性を秘めた種族ですが、ステータスがすべて平均的です。

 妖精族は魔法を全て覚えることが出来ます。また部族によって特徴的な技能を持ち合わせています。

 獣人族はスキルを全て覚えることが出来ます。部族によって特殊な技能を覚えられます。』


聞いたところで何かよくわかんないため、

「人間種でお願いします。」

『かしこまりました』


『次はいよいよステータス設定ですね。』

「ステータスって?」

『まずはこちらの表をご覧ください。


---------------------------

---------------------------

名前:ユキ

性別:女

種族:人間


HP:100%

MP:100%


攻撃:5

防御:5

俊敏:5

精神:5

抵抗:5

知能:5

器用:5

運勢:5

信仰:5


スキル:

魔 法:


称号:


技能ポイント:50

ポイント  :100

---------------------------

---------------------------

何となくステータスの意味は伝わったが、

分からないところも多い。

『空欄の部分を埋めてください。質問は随時受け付けますので。』

「よくわからないけど、分かりました。」


おそらくポイントを消費して数値を加算していき。技能ポイントはスキルや魔法を選べるのだろう。


(ゲームには旅行気分で行くんだし、攻撃力とかいらないよね。)


---------------------------

---------------------------

名前:ユキ

性別:女

種族:人間


HP:100%

MP:100%


攻撃:5

防御:5

俊敏:5

精神:25

抵抗:25

知能:15

器用:25

運勢:25

信仰:15


スキル:

魔 法:


称号:


技能ポイント:50

ポイント  :0

---------------------------

---------------------------

(うーん、スキルとか分かんないな…)

「出来ました、技能ポイントってゲーム内でも使えるよね?」

『ええ、使えますよ。これで、ステータスはいいのですね?』

「はい。」

『では、いってらっしゃい』


誤字脱字の報告があればどうぞ

感想もドシドシください。

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