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落とし穴

小話はしばらく休載します。

時間があるときは書きますので…たぶん。

「とりあえず装備はいいでしょ。後は落ちる順番だけど…」


モミジ達は落とし穴の先で何が起こってもいいように準備を整えて、穴に落ちる順番を決めていた。

ちなみにこの洞窟の中ではメッセージが使えないようで、ザクロが今何をしているかがわからないことが問題だった。


「私とモミジさんが両端、リンとミレイはその間に入ればいいんじゃないでしょうか」


「そうだね、それが無難かな。じゃあ、私最初で一人ずつ降りていく感じで」


そう言うとモミジは落とし穴に向かい、落ちている硬貨のような物を拾い上げる。

すると、硬貨のような物を中心に1メートルほどの穴が開き、モミジは吸い込まれるように穴に落ちていった。

その際に手に持っていた硬貨のような物は消えてしまう。


あ、消えた!

罠にかかって得るものは0、悲しいね…

それと、これは落とし穴というよりは滑り台かな?

これだけでアトラクションとして成立しそうなくらい面白いよ!


穴の中は非常に滑りやすい物でできたスロープのようになっていて、そこをかなりのスピードでモミジは滑っていく。

モミジは15秒ほどで道を抜け、モミジは地面に放り出される。


「うわわわっ!」


えっ?

落ちる落ちる!

最後の最後で落とし穴に戻らないでよ!


だが、地面にあたる前に下にいた誰かに受け止められる。


「あ、モミジさん大丈夫?」


「多分、床にあたった方が鎧よりはよかったかな…」


人によるクッションなんていっても金属鎧だよ?

痛い…

ちょっとHPも削れたし…

あ、これからみんな降りてくるんだった。


「他のみんなは私が受け止めるから」


「え、モミジさん受け止められるんですか?」


「もちろん!金属鎧にぶつかるよりはましだって」


「はーい…」


ザクロちゃんに少し罪悪感が…

って、こうなったのザクロちゃんのせいだったよ!

それで、リンちゃんがそろそろ来るかな?


「えっ、落とし穴?止まってー!」


あ、やっぱりそういう反応になるよね…


「受け止めるから大丈夫だよー」


モミジはそう言って落とし穴の下で落ちてきたリンを受け止め…られずに倒れてしまう。


「あのー、モミジさん大丈夫ですか?」


リンはモミジから降り声をかける。


「うん、大丈…」


言葉の途中でモミジの上から何かが落ちてきて、モミジは舌を噛んでしまう。


う、苦しい…

多分ミレイちゃんなんだろうけど、リンちゃんとスピードが違くない?


「あ、モミジさんすいません!」


やっぱりミレイちゃんか…

サラさんが降りてくる前にここを動かないと…


「うん、大丈夫だよ。それと降りてくれない?」


「は、はい!」


ミレイが体から降りたため立ち上がろうと体をひねったモミジの背中にまたもや何かが落ちてくる。


「ふみゅっ」


何か変な声でてきたんだけど…

サラさんも早…くはないか。


「みんないますか…あれモミジさんはどこに?」


「あの、下です下」


「下?す、すいません!気づかなくて…」


そう言ってサラさんはモミジの背中から降りる。


「ああ、ひどい目にあった…」


「だから私が受け止めようと…」


「ザクロちゃんが金属鎧着てたから…落ちると痛いんだよ」


ちょっとダメージも受けたし…

まあ、こっちの方が受けたダメージは大きいけどさ…


「じゃあ、鎧を外せばよかったのでは?」


サラさん!

その手があったか!


「いや、あの鎧を着けてると筋力+3になって、あの鎧着けたときでもぎりぎりだったから鎧は外せないかな」


「だから大丈夫って聞いたんだ…」


それは無理だよ…

はあ、何でもう少し詳しく聞かなかったかな…


「その話は後にして攻略を再開しましょう」


「はーい」


そうだね、さっきのことは忘れて隠し通路を楽しみましょう!


◆◆◆◆◆


うーん、落ちる前とあんまり変わらない!

敵は変わらずモヒカンゴブリンだし、ずっと似たような通路だし…

変わったことといえばときどき上に落とし穴の穴があることぐらいかな?

何かないのかな、アイテムとかボスとか…

そういえば落ちてきてから探索使ってないじゃん!


「《探索》!」


おお、ところどころ光ってるね…

うーん、全部壁かー。

これはやっぱりゴブリンなのかな?

とりあえず確かめてみますか。


「ここの壁に反応があるから戦闘準備よろしく!」


「わかりました!」


「《闇魔法 弾丸(バレット)》!」


えっと、ゴブリンはいないね。

光ってるのは…

この石かな?


「《鑑定》!」


鉄鉱石

鉄を作るための素材。

うまく使うと2つの鉱石から1つのインゴットを作ることができる。

加工には特定のアイテムが必要。


なるほど、鉄鉱石かー。

これは欲しい人がいなければロト君に全部渡しちゃっていいかな。


「鉄鉱石が出てきたけど欲しい人いる?」


「鉄鉱石ですか…私達は使えませんからロトさんにアイテムにしてもらった方がいいかと」


「みんなもそれでいい?」


「はい、逆に私達はこれ何に使えるんですか?」


「そうだね…売るぐらいかな。じゃあ、鉄鉱石を回収しながら進もう!」


そのまましばらく進むと、少しずつ天井が高くなっていく。


あれ?天井が高くなってきてる?

これはもしかして…

ボス戦?

想像できるのは大きいモヒカンゴブリンとか?

よーし、ボスでもボスじゃなくても何か面白いものお願いします!


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