洞窟探索
ごめんなさいまたまた小話がありません…
許してください。
さて、移動する前にもう一回探索使ってみましょう。
「《探索》!」
うーん、天井以外に反応はないね。
天井のは全部蝙蝠で、おそらく寝ているんだろうから、起こさないように進もう。
「天井にはさっきの蝙蝠が寝てるはずだから、できるだけ音をたてないように進もう」
モミジの呼び掛けに全員がうなずいて答える。
じゃあ、できるだけ音をたてないように…
モミジ達は、洞窟の中を慎重に進んでいく。
そして、しばらく進むと天井が低くなり蝙蝠と思われる反応はなくなった。
「天井が低くなったからここからは新しい敵が出てくるはず。もう音を出してもていいよ。ただし無意味なのはやめてね」
「はー、やっと喋れる。まあ、あまり話すこともないんだけど」
ザクロちゃん…
「なら無理して話さなくても…」
リンちゃん!
私も同じ意見だよ!
「いや、何かしら話していたいんだよ!」
うーん、そういう事もある…んだろうね
実際にここにいるわけだし。
さて、天井が低くなったけどどんなモンスターが出てくるのかな?
とりあえずどこにいるのか確認しますか。
「《探索》!」
光は今は見えないかー。
敵がいないなんてことはないだろうから、どこかに抜け道とかがあってそこに隠れてるとかかな?
とりあえず、通路に怪しいところがないかよく見ながら進みましょうか。
「みんな、探索に反応はなかったけど、いきなり敵がいなくなりはしないだろうから注意して。もしかしたら本当にいないのかもしれないけど」
「じゃあ、隊列を組もうか。とりあえず私とザクロが前に、リンとミレイは真ん中、モミジは後ろで後ろからの攻撃に注意してくれ」
後ろから攻撃されたら、リンちゃんとミレイちゃんはすぐやられちゃいそうだからね。
「わかりました!周囲の警戒は任せてください!」
「モミジさん警戒だけじゃなくて、護衛もよろしくね」
「もちろん!」
「モミジさんって信用できないところがあるんだよね…」
えっ!
いつも頑張ってるのに!
いや、前に鉱石の採掘に夢中になりすぎてみんなとはぐれたり、アイテム集めに行った遺跡の壁画を解読しようとしてアイテムのことを忘れてたりしことが…
「まあ、そうかもしれないけどさ…」
「そうです!SoGのイベントでも、今みたいなサバイバルのときはメインのボスの討伐をしないでマップ踏破をやり続けたり、ボスの討伐が目標なのにその前のダンジョンのモンスターが落とすネタアイテムの取得に時間を使ったり…」
「ちょっとリンちゃんストップ!私が悪かったからー!」
「普段も町の裏路地を歩き回ったり…」
「無視しないでよー!」
「このゲームでもゴミ拾いの依頼を一日中やったりして…」
もう、止められないみたいだね…
とりあえず探索でもして思考変えようかな。
「《探索》」
やっぱり光は…
あ、ある!
さっきまではなかったのに!
えっと、壁が光ってるけど、さっきまでは反応がなかったからアイテムじゃない!
闇魔法撃ってみようか。
「みんな!左の壁から離れて戦闘準備!《闇魔法 弾丸》!」
モミジが撃った弾丸が壁にあたると、壁は崩れ向こう側からモヒカンがついたゴブリンが現れた。
「《挑発》!」
モヒカンゴブリンは挑発を受け、ザクロに攻撃したところをサラに切り捨てられる。
よし、終わり!
やっぱりゴブリンは単体だとあんまり強くないね。
けど、この隠し通路みたいに知能があるから、他のモンスターより倒しにくいんだよね…
さて、隠し通路は使えるかな?
モミジはゴブリンがいた場所を確認するが、石で埋まってしまっていた。
うーん、掘り起こすよりは普通に進んだ方が速いよね…
隠し通路は気になるけど、また後で確認しに来よう。
「この通路は使えないので、このまま進みましょう」
「わかりました。じゃあ探索お願いします」
「《探索》!」
もう近くにはいないみたいだね。
それと、探索MPを少しだけど使うようになったから、ペースを考えないといけなくなったんだよね…
まあ、いざとなったら森に生えてる魔力草を食べれば…
いや、もう食べたくない!
ポーションになっても草よりはましなだけだし…
MP、大事。
そのまま進んでいくと、何回か同じような攻撃があったあと、ぱったりと攻撃が止んだ。
あれ?ちょっと前から隠し通路からの攻撃がなくなってるね。
うーん、トラップの種類が変わったのかな?
「さっきからゴブリンが来なくなったねー」
「ボスが近くにいるのか新しいパターンに変わったのか…とりあえず注意して進みましょう」
確かにボスの近くはセーフゾーンになってたりするよね…
まあ、注意して進みましょう。
「あ、何か落ちてる!」
その時ザクロが離れた位置に何かが落ちていることに気がつき、走っていってしまう。
あれ?あそこの床…
「ちょっと待って!」
モミジが何かに気がつきザクロに呼び掛けるが、呼び掛けが届いた時にはザクロは落ちていた何かをとってしまっていた。
すると、ザクロが立っていた場所の床が開き、ザクロは穴に落ちてしまう。
さらに、あっというまに床の穴は閉じてしまった。
「サラさんどうする?」
「HPは減っていないようですからこの落とし穴はおそらく隠し通路かと。つまり私達はこの穴に落ちてザクロと合流するか、先に進むかの選択肢がありますが…」
「私はザクロさんと合流するがいいと思います」
とリンが
「わ、私もです」
とミレイが
「もちろん私も!」
パーティーメンバーを見捨てるなんてことはできないよ!
それと、落とし穴が隠し通路ならぜひ行ってみたいしね!
もちろん前半部分の方が強いよ?




