3. [仕事編] 久しぶりに仕事がしたくなりました。
働いたら敗けかな?
そんな風に思っている時期もありました。
いや、勤労意欲が湧いたとかではなくですね、ただ、誰からも強制されなくなると、何かやりたくなるという衝動です。
久しく忘れていたこの感覚 (←ウソ)。
乗ってきました。
テンション乗ってきました。
Self drivingとはこの事なんですね!という気分です。
ということで…。
徒然なるままに、労働でもしてみようかな、と。
奇特なことを考えてしまう次第。
丁度ね、何もなくなっちゃった周りですけど、なんでも人手が足りないところがあるらしく…。
ポストに求人広告がありました。
なんでも、お家でできるお仕事なんだそうです。
私にピッタリじゃないですか!!
会社とも連絡が取れなくなったので、今月の給料どうなるの?と、連絡手段の模索をしているところでもあります。
その前に、続きが気になるんだよね、この本の…。
金がないと生きてけませんから…いや、あっても無理か?
周りにコンビニすらないしね…。
□□□
労働。
汗水垂らして築き上げる努力の結晶。
時間で以てお金に変えるだけ、と野暮なことを言う方もおられます。
で、頂いたお仕事は…。
"トンジルコンクリート"の商品説明を書くんだそうです。
へー。あれでしょ?ドッキリみたいなやつでしょ?
豚汁とコンクリートが一緒なわけないもんねwww?
あー、一枚やられたわ!
そんな、心持ちでいました。
が、真ん中のジルコン。
気になります。メチャクチャ気になります。
だってジルコンですよ?
鉱物じゃないですか?
そうすると、ジルコンとコンクリートで…。
…コンが足りないやん。
どうしましょう?
もしかして、コンコン煩いからコンを抜いてしまったんでしょうか?
いいんですか?そんなことして?
語呂が悪いからって、ジルコンコンクリートをジルコンクリートに格下げしてしまっていいのでしょうか?
私はいいと思いません。
ということで。
クリートというものがあるのか調べて…!
あった。ありました。
クリート。氷上のビンディング、自転車用ビンディング、船舶係留突起、高電圧器具設置器具。
成程。
固定したいのね?
見えてきました。
1トン耐えるジルコン製クリートというわけですか。
その前にジルコン割れると思うけどいいのかな?
まぁ、いいや。
注意書きを書いておけば。
□□□
トンジルコンクリート
1トンまで耐えられるジルコン製の強靭な (笑) クリートです。
注 : もしかしたら割れるかもしれません。当方では責任を負いかねますのでご了承下さい。
□□□
よし!できた。
それにしても、調べてみるもんだね。知らないこと、まだまだ沢山ありそうだ。
で、後は何々?
同封の鳩に咥えさせて送ればいいの?
鳩?…なんて…
クルッ、ポッ!
いた。
普通にいた。
いや、馴染んでますこと馴染んでますこと。
お部屋のなかに居ましたよ。
「ポッポさん。これ運んで?」
そう手渡したら。
ポッ!!
そう言って?咥えて、飛んでいきました。
ほぇー、鳩って便利ですね。
バタバタ不格好に飛んでいく様を私はただ、見ていました。
数日ぶりの労働 (仮) 。
いやー、久々にいい仕事しちゃったね。
参っちゃうね。
とりあえずポテチ食べよ。
□□□
翌日、ポストに投函されていました。
ポッポさんが運んでくれたのかもしれません。
手紙には一言。
"不採用・クビ"と書かれていました。
えっ、何で?
何がいけなかったって言うの?
私、ハイセンスな説明文、書いたよ?
ちゃんと (笑) とか、若者受けの説明文にしたのに。
なんで?なんで?なんで?…なん!!
はっ!!…いや、寧ろ…。
もしかして……私のセンスに着いていけないのね。
まだまだね。あなた達。
そんな、あなた達なんてこっちから願い下げだわ!
これは。
これから、私の時代来ちゃうかもね!?
そんな心境です。
まっ、仕事に飽きたし、暫くいいかな、と思う私。
お布団でまったりするのでした。
お布団気持ちいいな~。
□□□
「はっ!!」
気がついたら眠っていました。
おかしい。
えっと、何しようと…はっ!!そうだ、求人もらったから…それで…本を読んで…寝てたのか?
でも、何だか程よい疲労に包まれていて。
あー、とりあえず今日はいいか。明日で。
そんな風に思えてしまいました。
枕元に置かれた本。
「私の物語」
楽しかったような…気がします。
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