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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第4章 戦いと出会い
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第92話 太郎の怒り

お願い。

確認作業はしていますが、もし誤字脱字がありましたら、スルーしてお読み下さい。

後日、修正や訂正をします。

男に蹴り飛ばされ、宙に舞う先生。


しかし、その先に1人の男が空に浮かんでいて、蹴り飛ばされた先生を優しく受け止めた。


太郎「先生!」

先生「椿君?お願い、先に逃げたあの娘達をた、たすくて。ゴホッ。」

太郎「先生。わかったよ。後は安心して。」

先生「つば、……太郎……。」

涙を流しながら太郎を見つめ、ゆっくりと目を閉じた。

太郎「せんせい?ねぇ、先生?起きてよ。お願いだ!愛、起きてくれーーーっ!」

太郎の悲痛な叫びがこだまする。


男「なんだ、お前?その女の男か?」


太郎「あ~っ、あ~っ、そうだよ。」


男「そんぐれぇ~の事でビィビィ泣いてるのかよ!ダッセッー野郎だぜ。まっ、お前もすぐその女の所に行かしてやるよー。」


太郎はゆっくりと地上に降り、先生を地面に降ろした。そして先生の頬を撫でながら、ゆっくりとキスをした。


太郎「愛、待っててな。」


男「ぎゃはははははっ。この男気持ち悪りいー。死んだ女に何してんだよ?ぎゃはははははっ!」


太郎「お前がやったのか?」

男「はっ?聞こえないぜ、キモいやろーの言葉なんか!」


太郎「お前がやったのかと聞いているんだ!」

太郎は大声ではなす。もうキレる寸前だ。


男「まぁ、こんないい女を殺しちゃったのは勿体なかったけどな。生きて捕まえれば良かったぜ!」


太郎「お前は俺が絶対に殺すっ!」


男「ぎゃはははははっ、お前が俺を?ばかじゃねぇか?お前なんか、一発でしょう?ぎゃはははははっ。」

男は下品な笑い声を上げながら、太郎にライフルを向けた。すると。


男「なっ!?」

太郎は一瞬で男の懐に飛び込んだ。

男も慌てて間合いを取る為に後ろに下がった。

太郎はさらに男の懐に入っていった。


男「ば、バカなっ!俺のスピードについてくるなんて。」

男は、今度は空に逃げようとした瞬間、太郎の右ストレートパンチが男の顔にめり込んだ。


男「ぎゃあああっ!」

男は倒れ込み、持っていたライフルを手放し、両手で顔を押さえた。

太郎は男の近くまでくると、落ちていたライフルを拾い、銃口を倒れている男に向けた。

太郎「お前、簡単に死ねると思うなよ。」


男「へっ、お、お前こひょ、たすゅかるとおもふなよ!い、いまここにたいぎんがすゅぐにくりゅからな。」


太郎「バカかお前は。もういいから。今すぐにお前は死ぬんだよ。」

太郎の酷く冷たい言葉が相手を萎縮させた。

男「ま、さゃかや、やめりょ!」

その瞬間。ダッッダダダダダッーンと銃声が火を吹いた。

太郎は容赦なく、男を蜂の巣にしていた。

太郎は、男を見下ろし死んでいるのを確認したあと、ライフルを放り投げた!

太郎「愛…………。」太郎は、呟いた

太郎は泣きながら、レーダーの確認をする。

ユーナは、馬車に着いたみたいだな。とりあえずはユーナに任せよう。

こっちは…………結構な数だな、


太郎はレーダーで確認した敵の数が、万を越えていた。

その後すぐに先生の所に向かった。


太郎「愛、間に合わなくてごめんな。今、みんなの所に連れて行くからな。」


太郎は先生を抱き上げ、天駆によって空を駆け上がり、馬車へと向かった。





いつも読んでいただき、本当にありがとうございます。


感想やご意見などありましたらお待ちしています。

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