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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第3章 勇者と英雄と香織
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第85話 神様(おじいちゃん)の話し。

お願い。一応、誤字脱字が無いか確認はしてますが、もしあった場合はスルーしてお読み下さい。

後日、修行や訂正を行います。


あれから古代竜達は、案の定神様(おじいちゃん)によって起こされていた。

それを見ていた勇者、アン、香織が酷く同情していた。


「「「あれは、痛いっ。」」」


そのあと、いつも通りみんなで朝食をすませた。


神様「さて、みんな集まってもらおうかな。」

湖のほとりで、神様(おじいちゃん)の周りにみんなが集まった。


神様「これから話す内容は、一応覚悟をして聞いて欲しいのだ。」


みんなは息を飲み込み、話しを真剣に聞いている。


神様「今、地上で大変な事がおきているのじゃ。」


「「「えっ?地上?」」」


勇者、アン、香織は何の事を言っているか理解が出来なかった。


神様「そうか、三人は寝たままここに連れてこられたのだったなぁ。」


香織「おじいちゃん、地上って……ここは違うの?」

香織が素早く指摘した。


神様「うむ。そうだな、ここは地下と言っていいかのう。」


「「「地下?」」」


勇者「いや、地下って、空に太陽が出てるぞ。いやいや、そもそもここは、昼間と夜が存在してるけど、おじいちゃん、これはどう言う事?」


神様「ん~。ちょっと今のお前達では理解出来ぬと思うが、この惑星テラは地上1階地下5階まであるのじゃ。」


香織(何その不動産にある物件の説明みたの。)


勇者「ち、ちょっと待って。ちなみにここは地下何階なんだいおじいちゃん。」


神様「ここか?ここは地下5階じゃよ。」


「「「地下5階?」」」


神様「今、その惑星…………テラについて説明するから、落ち着きなさい。」


「「「はい。」」」


神様「ふむ。まず、この惑星は、宇宙的に見てもこの惑星しかない特徴でな、地上から地下5階までに一つの世界ができているのじゃ。そして、今いるこの地下5階だけは生き物がほとんどいない世界なのじゃ。」


勇者はこの惑星に全部で6世界存在するなんて信じられなかったが、おじいちゃんが言うのなら間違い無いだと思っていた。


神様「で、今地上と地下1階の世界が酷く汚染されてしまっているのじゃ。」


「「「汚染?何の?」」」


三人は突っ込みを入れた。


神様「簡単に言えば、魔王による侵略の事じゃな。しかし、魔王による侵略ばかりが汚染とは言わね。魔王達により、その世界の国々のトップの連中が、洗脳、あるいは憑依などにより政変を起こしたり、お主らみたいにやたらと異世界から人や物を召喚するのじゃ。召喚するにはその国のトップを操れば簡単じゃからな。」


香織「じゃあ、もしかして私達を召喚したアーゼスト国もそうなの?」


神様「間違いないだろう。あんなにいっぺんに人を召喚するなんて、どれだけの魔力や力が必要かわかってるはずじゃ。」


勇者「おじいちゃん、俺は?」


神様「いさむ、お前には悪いと思ったが、香織の為にこちらにくるようにわしがな。チョイチョイっと。」


香織「お兄ちゃん。」


勇者「マジかー。まぁ、香織の為だし、何より…………な?」

アンは顔を赤くして俯いている。


香織「ヒューヒュー、お二人さん暑いですよ!」


勇者「香織、その小学生みたいな冷やかしはやめてくれ。かなり恥ずかしい。」

勇者も顔を赤くして俯いた。


神様「もういいかのう?」


香織「おじいちゃん、自分が張本人なんだから、お兄ちゃんには…………まぁ、今は幸せそうだからいいかな。」


神様「まぁ、いさむには後でちゃんと謝るとして。話の続きをいいかのう?


香織「はいはい。ごめんなさい。もういいよ。」


神様「で、地下1階までその汚染による被害が出てきて、このままだと地下5階まで、いやこの惑星全部が魔王の物となるだろう。もし本当に魔王達が地下5階まで征服してしまった場合は、厄介な事にこの世界の神様になってしまうのだよ。」


「「「魔王が神様に?」」」


神様「そうなると、格下とは言え神になったら、さすがにわしでも簡単に手が出せなくなってしまうのじゃ。だからお前達をここで修行させたのじゃ。魔王達と戦う為にな。」


勇者「おじいちゃん、俺は構わないけど、香織にはやっぱり危険な事はさせたく無いだけど。」


神様「何を言っている。香織は今この場にいるわしを覗いてみんなより1番強いぞ。まぁ、香織1人で古代竜達といさむとアンが一緒でも勝てんとおもうぞ。」


みんな「ウソッ!?」


香織「ちょっとおじいちゃん、私をそんな化け物みたいな言い方しないでよう?」


神様「しかも、香織にはまだまだのびしろがあるからのう、そのうちわしより強くなるかもな。ほっほっほ。」


勇者「香織が俺たちより強い?」

アン「勇者、あなたの妹ってなんなの?」

勇者「いや、よくわからないよ。」


ちなみに、古代竜達はこの話しを神様により先に聞いていた。


神様「それでも、魔王の部下を倒せるぐらいの力しかないとおもうが、あと1人、どうしても加えたい仲間がいる。それが太郎なんじゃ。」


神様「前にも言ったとおもうが、姪の女神にこちらに連れてくるように指示はしたが、まだ来そうもない。面倒じゃが、こちらから迎えに行こうとおもう。」


香織「おじいちゃん、本当に?」

香織の目が輝いている。


神様「あぁ、その予定じゃ。」


勇者「おじいちゃん、太郎は香織並みに強いのか?」


神様「バカいえ。下手したらわしより強いかもしれん。」


香織「えっ?太郎が?」


それから、今は地下5階にいること。

この世界は6世界あること。

地下に何故昼と夜があり、太陽まであるのか?これはこの世界の神様達が、自分の力を使って作りだしているとか。

惑星一つに6世界、それぞれに神様が存在するらしい。

それから、この惑星の正体を知っているのは、神様と魔王達だけで、各世界の人々は、この惑星に地上や地下世界がある事を知らない。

しかし、今回の魔王は、神をも凌ぐ力と存在があり、惑星全体が魔王によって征服されるよりましと考えた各世界の神様が神様(おじいちゃん)に討伐をお願いした事。

神様(おじいちゃん)の権限と、各世界の神様の協力で、各世界に転移ができること。

など、色々な話を聞いてから、この地下5階にある転移門を目指して、古代竜達の背中に乗って移動した。


普通じぁ考えられない話を聞いて、無理矢理三人は納得した。特に香織はファンタジーだからなんでもあり。と結構前向きな考えと、早く太郎に会いたい気持ちで一杯だった。



太郎、やっぱりモテるなぁ……

ふと思った香織だったが、まさか地上でハーレム状態になってるよりとは、さすがに思わないだろう。


でも、なぜか香織は太郎に例え他に女の子がいても当然と思っている。香織は知っている、太郎には1人の女の子だけじゃ太郎の側にいる事も、支えてあげるのも、一緒に楽しんだり悩んだりするにはムリだと言う事を。



いつもお読み頂き、本当にありがとうございます。


これで、第3章は終わります。


次回は第4章ですが、太郎と香織は会えるのでしょうか?

あと、残されたクラスメイト達は?

まだまだ、話は続きそうです。



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