第83話 修行最終日
もうすぐ、第3章も終了します。
一応確認はしてますが、誤字脱字などありましたら、スルーでお読み下さい。
後日、みつけたら、修正や訂正をおこないます。
はい。手抜きではありません。
いくら、チートなレベル上げ方法があっても、やはりそれを使いこなす、技術と今までの自分の動き始めを、今のレベルとの違いの差を上手くリンクしなければなりません。
香織「おじいちゃん、この重力のなかでも出来るようになったよ。」
神様「ほっほっほ。さすがは香織。この重力の中で、瞬動や縮地が出来ればたいしたもんだ。」
ちなみに今の重力は100倍になっていた。神様がみんなにバレないように、こっそりちょこちょこ重力を増やしていた。なんて意地悪なじいさんだ。
当然、勇者やアン、古代竜もこの2週間の間は、香織より大変だったが、ご飯を食べるとレベルが上がる効果で、レベルが上がっていく楽しみがあるから、キツくてもみんなは、神様の言われたトレーニングメニューをこなしてた。
勇者「アン、信じられないよ。俺がいくら頑張っても手に入らなかった技が次々と出来るようになっていくぜ。しかも、この重い33倍の重力の中で出来るんだぜ!」
勇者は知らない、今は100倍の重力の中だとは。
アン「私も、勇者に負けないくらい、色んな技が次から次へと覚えていくののが分かるよ。」
アンも知らない。今が100倍の重力の中だとは。
黒「この重力の中でももう自由に飛び回れるぜ!」
金「バカいえ。我なんか、ブレスの距離と幅が凄い事になったわ。」
銀「わしは、今までの飛行スピードが上がってぞ。」
白「私は、色んな魔法を覚えさせてもらったわ。ビックリする魔法もね。」
青「わしは、なぜか体が大きくなり、多分みんなの中では、一番体が固くなったぞ!しかも、空間魔法の一種でシールドを展開出来るようにもなったぞ!」
彼らも知らない。今が100倍の重力の中とは。
神様「そろそろよかろう、みんな集まるのじゃ。」
みんなは修行を止め、神様の周りに集まってきた。
神様は、みんなを見渡す。
神様「ほっほっほ。みんな見違えるよになったな。修行はここまでじゃ。これ以上続けると、体が持たなくなっていくからな。それじゃ、最後のレベルが上がる夕飯を食べて、ゆっくり休むとするか。」
「「「「「「やったぁ!」」」」」」
みんな一斉に大喜びだ。しかし、ここで神様が一言。
神様「普通の重力にも慣れないといかんからな、今から100倍の重力を元にもどすが、大丈夫かのう?」
「「「「「「「えっ?」」」」」」」
香織「ちょ、ちょっとおじいちゃん。重力が100倍って何?」
神様「いや、みんなの能力が予想以上に上がって行くのでな、それでは修行にならないから、こっそりとな。」
みんは唖然である。しかも、今の重力の中で元の重力でやっていた事より、いろんな事が出来るようにもなっているのだ。
これに、元の重力に戻ったらどうなるのか?考えてもわからないけど、みんな修行の成果が楽しみで仕方ないって顔をしている。
勇者「100倍かぁ~。ニヤニヤ」
アン「100倍ねぇ~、信じられないわ。クスクス」
黒「マジかよ。ニヤニヤ」
銀「うむ。楽しみである。ニヤリ」
金「どうなるのじゃろう。ニヤニヤ」
白「まさか、私の魔法はもしかして。ワナワナ」
青「これ以上になれるのか?フフフッ」
みなさんそれぞれに楽しみみたです。重力を100倍にした事を咎めるより、そこまで強くなっている自分がうれしいらしい。
神様「じゃ、元に戻すが、上手くリンクさせてくれ。ほいっ!」
プシューー!
と、音が聞こえそうな感じで、元の重力に戻った。
みんなは?
神様「どうじゃ、大丈夫かのう?」
香織「何これ?自分の体じゃないみたい。」
勇者「重さを全然感じない。空が飛べそうな感じだ。」
アン「こんなに違うの?まるっきり別人のような体よ。」
銀「我の羽や尻尾が無いみたいだ。」
金黒青「本当だ!まったく感じない。
」
青「なんか、体中で魔力が溢れている。」
神様「さぁ、夕飯食べて寝るぞ。明日は少しだけ今の体と頭をリンクする時間とって終わりじゃからな。」
香織「おじいちゃん、ありがとう! 」
香織は、おじいちゃんに抱きついた。
神様「ほっほっほ。香織は相変わらず甘え上手だな。」
勇者「おじいちゃん、香織の言う通りだよ。本当にありがとう!」
アン「神様、色々ご指導して頂きありがとうございます。アン・セリーヌは幸せです。」
金「神様、みんなを代表してお礼をさせつ頂きます。本当にありがとうございました。これで、また変なやつらが我が聖地に来ても、返り討ちできます。」
神様「まぁ、あまり慢心するでないぞ。これからの修行しだいでは、もっと強くなれるからな。」
金「はい。わかりました。」
こうして、元の重力に戻って、自分達の力が凄い事になっている事を実感して、その日の夕食は、楽しくすごした。
当然、その後のみんなは爆睡タイムだ。
夜、1人お酒を呑みながら神様は考えていた。
(うむ、あと香織と同じ能力を持っている、太郎しだいだな。)
神様は、やはり太郎との早くの合流を考えていた。
(しかし、ユーナのやつはいつになったら、ここに連れてくるのじゃ。)
神様は少しイラついていました。
いつも色んな方に読んで頂き、本当にありがとうございます。
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