第78 香織の力 その3
いつものお願いです。誤字脱字とうありましたら、スルーして読んで下さい。
後日、修正や訂正をします。
それから、1日に最低は1話はアップしていきます。時間に余裕があれば2~3話ぐらいアップする予定でいます。よろしくお願いいたします。
「いさむ、香織、アン、これから少しここで軽く修行でもしてもらう。」
「簡単に折れて修行とか言うくど、何をさせるんだ?」
「おじいちゃん、今さら少し修行したくらいで、何がかわるの?」
「ほっほっほ。そうじゃの。まずは3人を基本的に底上げするのじゃ。」
「それから、香織は、今だ眠りについてる力をよびもどすのじゃ。香織はアーゼスト国で能力を計らされたはずじゃが、能力に何も出なかったはずじゃが、違うか?」
「確かに。私と太郎はみんなと違ってた。」
「うむ、太郎か。今あやつも修行しながら、こっちに向かっているはずじゃ。」
「えっ?おじいちゃんそれ本当なの?」
「間違いない。わしの姪っ子と、その途中で助けた、各国で生き残っていた王女達と一緒にな。」
「おじいちゃん、ちょっと待って。何でそこまで詳しいの?」
「いや、だから姪っ子の女神からの連絡での。あと、こやつらの話でな。」
「こやつらって、あおちゃん、白ちゃん、黒ちゃん、金ちゃん、銀ちゃん、達の事?」
「そうだ、こやつら、一度太郎と戦ってきたからの。ほっほっほ。」
「おじいちゃん、何してくれてるの?それだったら、私も一緒が良かった。」
「だから姪っ子女神と今の太郎達がいれば大丈夫じゃ。あとはハーレムじゃがな。ほっほっほ。羨ましい。」
「おじいちゃん、ハーレムって何?
」
「イヤ。何、絶対絶命の時に、運が良く色々な国の王女達を戦って守ってたから、今一緒にこちらに向かって旅をしてるのじゃ。みんな、香織ぐらいの美人さんばっかりじゃわい。ほっほっほ。」
「詳しく知りたいけど。おじいちゃん、今その姪っ子の女神と連絡出来ないの?」
「う~ん。今は無理だな。」
「まっ、その間に軽く修行するぞ。いいか、3人とも。ほっほっほ。」
「わかった。で、何をすればいい?」
「簡単じゃ。ここで、普通に2週間くらい生活すれば、劇的に変わるぞ?」
「?」
みんな何だか戸惑っている。
「ほっほっほ。じゃあ行く。ほれ!」
おじいちゃん、手に持っていた杖を簡単に振ると、途端にとんでもない異変が起きた。
「お、おじいちゃん、何これ?苦しい…………。」
「香織、アン無事か?」
「私は、なんとか身体強化で耐えらるくらいかな?」
「香織~っ!お前も身体強化してみろ、少し楽になるから。」
「そんな事言われても、どうすれば…………あっ、わかった。こうかな?」
「ふぅ~、楽になった。」
「これから、毎日この重力を増やしていくからその気でな。因みに今は、地球での。重量の10倍かな?」
「地球での10倍ッて、じゃあ、私今の体重は、4ごにょごにょ?」
「これであすから重力を1倍づつ上げて、最後は20倍以上の重力のなかで生活しなさい。ここには、食べ物、水、家、あとお風呂もあるからな。ほっほっほ。」
「ねぇおじいちゃん?太郎達とはいつ会えるの?」
「うむ、わしもまだ正解はわからん。ま、その内くるだろう。香織がここにいるのはわかっとるからな。」
「仕方が無い。会ったらハーレムとか、問い詰めなくちゃ。」
「香織、お前余裕だな。」
「お兄ちゃんが言ってた身体強化?を体に巡らせたり、さっきより軽いかも?」
「勇者、私は、この修行についていけるかな?」
「はっ!それは俺もだよ。でも少し頑張ってみかないか?」
「勇者がそう言うなら、付き合うよ。」
「アン、いつも悪いな。」
「今さらでしょう?ふっふふ。」
奇妙な生活が始まった。
因みに古代竜達も一緒に修行中。
「ぐぉーーーーっ!」
「みんな頑張って!」
「わかっておる。しかし、香織は何とも無いみたいだな?」
「うん、お腹の中にある力を身体中に巡らせば、楽になるよ!」
「うむ、我もやってみるか。」
「グァーーーーッ!」
「はう、香織の言う通り、大分楽になったわい。」
「本当だ。全然違うな。でも、これはかなりの力を持ってかれるな。」
「ほっほっほ。取り敢えず今日は普通に過ごして、明日からは本格的に修行をするからそのつもりでな。ほっほっほ。」
「おじいちゃんって、神様ってより、悪魔でしょう?」
「香織、おじいちゃんに失礼だぞ。ほっほっほ。」
変な修行が始まってしまった。
いつも読んで頂き、本当にありがとうございます。
これから、太郎達と出会うまでは、香織達の修行が続きそうです。
あと、感想やご意見などあらりましたら、待ってます。




