第76話 香織の力。
いつものお願い。誤字脱字などありましたら、スルーして、楽しく解釈して読んで下さい。
後日、修正や、訂正いたします。
さて、何から話せばよいかの。
唖然としている3人に突然雷が落ちる!
「ピッカッ!ドッーーーーン!」
これには、勇者、アン、香織さらに5体の古代竜達もビックリしていた。
内緒の話だが、この時香織とアンは少し漏らしてしまった。
「ほっほっほ。すままんの、余計な追撃者がおってな、こちらの情報を伝えられる前に潰しときたかったんじゃ。」
香織はおじいちゃんをポコポコ肩を叩いていた。
アンは顔を真っ赤にして、下を向いたままだ。
「もう、みんなビックリしたじゃない。」
ポコポコ
「すまん、すまん。ほれ今綺麗にしたるから、許せ。」
香織とアンの体が綺麗になっていく。
「おじいちゃん、何でわかったの?かなりいじわるだよね。」
ポコポコ、ポコポコ。
「か、香織やめなさい。お前の力だと、洒落にならんわ。」
「えっ?そんなに強く叩いていないよ。」
「そうか?じゃあ、これを叩いてみなさい。」
香織の前にふっと、大きな岩がわらわれた。
「なんでこんな大きな岩が必要なの?」
「まぁ、いいから、いいから。いや、その前にいさむ、お前この岩を砕くなり、動かすなりしてみるか?」
「おじいちゃん、無理言うなよ。しかもこれただの岩じゃないよな?」
「ほっほっほ。良く分かったな。この岩はアダマンタイトじゃ。」
「無理に決まってるだろう!聖剣を使って割れるかどうかだよ。」
「なら、ほれ。これを使え。」
おじいちゃん、簡単に聖剣を取りだし、勇者に手渡す。
「おじいちゃん、なんでもありなのね。」
香織が半ば呆れたように話す。
「それじゃあ、少し本気出すか?」
聖剣を振り上げ、体の中から力を出し、聖剣に力を集中する。
「うわっーーーっ!」
聖剣を振りかざしたが、聖剣がボキッと簡単に折れてしまった。
「はぇ?」
勇者が情けない声を出す。
「これ、本物の聖剣かよ!」
折れた聖剣を見つめ、疑う。
「それは、本物じゃよ。ほれ、まだ何本でもあるから、試すか?」
聖剣のありがたみが無いほど、次々に空間から聖剣が出てくる。
「いや、もういらないから。」
勇者は呆れていた。
「聖剣って、こんなにあるの?」
「こんなもの、いくらでも作れるわい。ほっほっほ。」
聖剣って、なんだっけ?勇者は考えた?
「ほれ、次は香織がやってみなさい。」
「いやっ!絶対無理だし、なんか嫌な予感がするから、やらない。」
香織はなぜか猛烈に拒否りだした。
いつも読んで頂き、本当にありがとうございます。
いつも、感謝しています。




