第72話 神殺し
今日で、第2章が、終了します。
誤字脱字など、ありましたらスルーしてお読み下さい。後日みつけしだい、修正や変更します。
「太郎~、酷いよ~。」
太郎はうんざりしていた。
あれからユーナに色々話を聞いてみた。
ユーナ曰く、あれは影の神様
曰く、神様パーティーの時に光の女神様に紹介された。
曰く、そのあと光の女神様が影の神様との交際を勧めてきたが、ユーナのタイプじゃないので丁寧にお断りした。
曰く、光の女神様が本人に直接断って欲しいと話がきた。
曰く、光の女神様抜きで、影の神様と直接会い、その気が無いと断った。
曰く、影の神様はその時一度わかってくれた話だった。
曰く、次の日から何故か怒濤のプレゼント攻撃。
曰く、さらにそのプレゼントを押し返し、はっきりと、嫌いっ!と言った。
曰く、せれでも、出掛ければ執拗に尾行され、家にまでついてくる。(家があるの?)
曰く、どこから聞いたか分からないが(光の女神様からだな。てか、電話があるの?)、毎日毎日の電話攻撃。
曰く、ユーナがあまりにもキレた為、光の女神様に文句を言いに家にいく。
曰く、光の女神様、その時点でどこかに引っ越して(引っ越しなんてするんだ。)連絡取れず。
曰く、光の女神様関係者からの話では、その影の神様は以前、光の女神様の事をストーカーしていたらしい。
曰く、光の女神様はユーナに影の神様を押し付けて逃げた。
曰く、それから警察が(えっ?神界には警察なんてあるの?)に相談。その後改善されずに影の神様は逮捕。
曰く、この話は大体200年くらい前の話だそうだ。
「すごい執念ですね~。」
「私も久々に見てビックリしたわ。」
マリー「でも、光の女神様はどこに行ったんでしょう?」
シーバ「神様がストーカーとかより、太郎様が神様を消す方が怖いです。」
ヒトミ「しかし、女神様って録なのがいないよね?」
みんな「しーーーーーん。」
ニーナ「すぅ、すぅ、」
「ニーナ、最近寝てばかりだな。」
「ユーナ、あれであの変な神様はもう出てこないよな? 」
「見てた感じだと、あれで当分は復活できないはずじゃ。しかし、さすが太郎!いよっ!神殺しっ!」
みんな「えっ?」
「なぁ。ユーナ。そのう、神殺しって、神界の警察には捕まらないよな?」
「あっ。それは大丈夫。過去に何人かが、人の身でありながら神様を殺している人はいたからの。」
「マジで?」
「マジで。神様同士だと、問題になるが、人の身で神様を殺しても問題になるのは、殺された神様が弱いのが問題なんじゃ。」
「神様、弱かったですね。」
「いや、弱いなんてものじゃないくらいに、弱かった。」
マリー「で、でも、罪にならなくて良かったです。」
シーバ「ユーナ様、これからは気をつけて下さい。」
「はい。」
ヒトミ「しかし、光に影って、なにか関係あったのかな?」
みんな「確かに!」
こうして、夜はふけていった。
明日からは、ドリーン帝国だな。
今のうちに、よく寝よう。と思う太郎だった。
いつも読んで頂き、本当にありがとうございます。
今回で、一応2章は終了します。
次回から、3章に突入します。
また、感想などおまちしてます。




