第67話 新たなる旅立ち
修正や変更、追加などがないように頑張ってましが、ダメですね。
「えー、先生、お姉さんがお兄さん?ってなんですか?」
みんな「うん、うん。」
「それはね、お兄さんがお姉さんに変わった。って言い方が合っているのかしら。」
「なにそれ?」
「先生にはバレちゃいましたか。その通りです。2年前に完全に兄は姉へと変わってしまいました。」
「はいっ??????」
「2年前、完全に男から不思議な病気から女へと変わりました。事の発端は生まれてからすぐに、おきしな症状があったそうです。」
「はぁ~。」
「そして、3才になってから病状が悪化していき、母の愛情や介護には勝てず、とうとう2年前に兄ではなくなり、姉になってしまいました。ぐっ、ぐっふっ、えっ。」
「それって、つまり…………」
「そう、性同一性障害かふたなぐっほ、ぐほっ。だと思う。」
「せいどどいちなんたらかんたら……ってなに?」
「へぇ~、ユーナでも知らないんだ。それより先生、ふた〇〇は本当にあるんですかね?」
「旦那様。ありますよ。本当に稀にですが。ただ、完全に体が変わる病気はしらない。」
ユーナが知らないなんて。……………こわっい!
「先生、そのなんとかって病気は、兄は治らないのですか?」
「残念な事だけど、今はムリね。これは、心とか体の病気ではないのよ。私は、専門家では無いので、あれこれ言える立場の人間ではないけど、女性として生きて行く分には、支障がないはずよ。」
「家族から見たら、2年前に兄は死んだも同じように感じになるのかな。でも、本当に死んだ訳でもない。と、先生は思っているだけど、体が全部変わる病気なんてさすが異世界!。」
「まだ、希望はある。椿君達もね。」
「僕の場合は、弟になってたら…………。」
「さてと、そろそろ宴会の時間だ。みなんな、今日は食べて飲んで、ゆっくりしていってくれ。」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「食料も、水も一杯積んだし、何より王様よりプレゼントされた、新しい馬車。今までのより、一回り大きいのがいいね。こんな贅沢な馬車、ありがとうございます。」
「いやいや、国を救ってくれた方に、最低限のことは。近くまで来たら、寄って下さい。歓迎します。」
「椿殿、あの晩の古代竜との戦いは、一生忘れないからな!」
「いや、忘れて下さい。では、みなさん、本当にありがとう!」
「じゃあ、出発しますか。」
「おっ、乗り心地が全然違う!」
「そう言えば、前から聞こうと思ってて、すっかり忘れてたんだけど、あの狭い馬車でどうやってみんなで寝てたの?」
「椿君、それを聞くんですか?」
「えっ、だって。」
「太郎はエッチだな。」
「エッチなことなの?」
「太郎様、なんで知りたいのですか?」
「いや、だって、あんな狭い中7人も一緒にって…………」
「太郎様、では今晩一緒にどうですか?」
「いや、そこまでは。教えてくれるだけでいいんだけど。」
「太郎様、やっぱりむっつり?」
「もーっ、教えてくれてもいいじゃん。」
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