第65話 エールまでの道のり
今回から、逐一修正や変更などおこないます。けど、やはり誤字脱字は否めません。もし見つけた時はスルーしてお読み下さい。
女神様に命令された3体の古代竜は、気絶している2体の古代竜を足蹴にしながら無理やり起こして、平身低頭(やけに変な古代竜)は聖域に帰っていった。
おーーーーいっ!エールのみなさん、早く正気に戻って下さい。
なかなか正気に戻らない為、勝手に馬車を走らせ、その場から脱兎のごとく逃げた。なんかお城に行くとかが面倒になった為。しかし、
「待て待て待て~っ!まつのじゃあ~っ!」
侍でも追いかけてきた?
「いやいや、待たれよ!どににいかれる?」
やっぱり侍?あれ?王子でしたか。
「いや、もう古代竜の危険はなくなりましたから、このまま目的地に行こうかと。」
「えっ?なぜ?先ほど、城に来てくれると言ってたではないか。」
「それは、古代竜がいなくなるまで。ですよね。それなら、古代竜達は聖域に間違いなく帰りましたから。」
「グッ、た、確かにそういった話だったが、このまま黙って通す訳にはいかない。」
あれ?なんか変な雲行き。
騎士団長もなぜかおかしい。
そして、2人は突然馬から降りて、2人顔合わせてからお互い少し頷き、信じられない行動をとったのだ。
正座してからの、土下座である。
あれ?
「お願いします。古代竜を倒した力を持った方そして、我が国の救世主をこのまま帰してしまっては末代までの恥。どうか、どうかお待ち下い。」
あれ?やっぱり侍?
「椿殿、是非我が国に。」
「いや~心ずくしはありがたいのですが、急ぐ旅でして。」
「椿殿、是非!」
こわっ!顔が近い。先生の方がいい。あれ?
突然、2人が僕に懇願するために、涙を流しながら手を握りしめ、顔を近づけてきたのだ。
「あ~っ、わかりましたから。その代わりに今晩だけ泊まらせて下さい。それから早く手を離して下さい。」
すかさず2人はまた土下座に戻る。
「ありがとうございます。では、ご案内をさせてもらいます。」
「その~、一晩だけお世話になる事になったど、みんなは大丈夫かい。」
「まあ、最初はそのつもりだったんだからいいじゃない?」
「お城?やっぱりお城?」
「私たちは太郎様におまかせします。」
ヒトミ「あたしだけ仲間外れはは許さないよ?」
ヒトミは何を目指しているのか…………。
「ツンデレ?」
ヒトミ「なっ!」
「そう言えば、さっき顔が近い事に既視感が…………。」
「さっ、椿殿こちらから行きましょう。」
あっ、そうか、もう古代竜いないんだっけ?
(古代竜の存在が薄い!)
では。
てな感じで、エールのお城に向かって走ってるけど。
「肝心な事聞くのわすれた!」
なぜか、隣の先生が、ビクッと反応する。
「あのう、王子様~っ、お城までどれくらいかかりますか?」
「そうですね。椿殿の馬車に速度を合わせますから、だいたい1週間ぐらいですか?」
「ん?………………。すいません~、よく聞こえなかったのでもう一度お願いします。」
「ですから、椿殿の馬車に速度を合わせますから、1週間くらいですね。」
僕は迷わず、馬車ををUターンさせた。
色々計算したんですが、2章を前話で終わらすか、まだちょっと続けるかを考えたんですが、やはりまだ中途半端なので、2章はまだ終わりません。
別に宣言する事でもないのですが。(笑)




