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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第2章 異世界への旅立ち
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第60話 エール共和国

とうとう60話まで書き上げてみました。


誤字脱字はみつけしだい駆除します。

あった場合、スルーでお読み下さい。

太郎は思案中だった。

レーダーを見ていると、どんどん人が増えていった。


「この人数で馬車を襲うのは変ですよね?」


「そうね、それにみんな甲冑姿ね。どこかの国と戦争にでもなったのか、それとも戦争中なのかしら?」


うちツートップが爆発しそうだ!爆発するのなら、バ○ンタ○ンデーの日にカップルになったやつにお願い。


1人、リーダーらしき人が、馬に乗ったまま、御者台の近くまできた。


「僕達はこのまま南に行きたいから、素直に通して欲しい。」


ちょっとイケメン顔の30代の男が…………


「悪いことは言わない、この先には行かない方が、いい。」


う~ん、なんでだろう?


「すいません、その理由を教えて下さい。南には凄く大事な用事があるんです。とりあえずノノアの町まで行きたいんですが、ダメですか?」


「いや、どうしても。って言うなら無理には止めないが、命の保証は無いよ。」


「すいません。なぜ命の保証ができないのですか?」


「この先にドラゴンが出て、森の火災が酷く、手がつけられない状況だった。我々は逃げるのも大変だった。」


「へ~ドラゴンですか。分かりました。ありがとうございました。」


話を聞いて、ちょっとワクワクしちゃったよ。

馬車が走り出そうとした時に…………


「待て待て!俺の話をちゃんと理解し、聞いているのか?」


「はい。ドラゴンですよね。あの空を飛んだり火を吹いたりする奴の事ですよね。」


「わかっててなぜドラゴンがいる場所に行くんだ。しかも、女と子供連れで。」


「普通のドラゴンとは違うんだぞ、若造」

あれ、今度は50代のダンディーな男性が忠告してきた。


「あの~、普通のドラゴンと違うって…………まさか、古代竜、エンシェントドラゴンが表れたって事ですか?」


「詳しいな~、若造!普通はドラゴンなんぞ滅多に姿を見せない。ドラゴンの亜種で、ワイバーンならたまに出てきて人を襲うが、その下竜の亜種1匹ですら、この人数で倒せるかどうかなんだ。だから無理だと言っているんだ。アサヒ・D・エール第2王子が。」


「王子様だったんですね。大変失礼をしました。僕は椿太郎と言います。」


「あんまり王子だって知られたくないんだが。この際しょうがない。この先のノノアの街は、エール共和国に入る最後の街なんだ。だから、迂回してドラゴンを攻撃するつもりだったが、相手が古代竜では、…………。このままでは、国が滅びかけない。ギュエル王国と、アイリス王国の二の舞になってしまう。」


あれ?どこかで聞いたことある国だけど…………。


馬車からなぜか4人が降りて行った。


「初めまして。アサヒ・エール王子。私は元アイリス王国の第1王女、アイリーン・アイリスです。」

お~っ、リーンがちゃんと話してる。


「初めまして。アサヒ・エール王子。私は元ギュエル王国の第1王女、シーバ・ギュエルです。」


「初めまして。アサヒ・エール王子。

私は元サノキア王国の第2王女マリーダ・サノキアです。」


「初めまして。アサヒ・エール王子。私は元ローゼン王国の第1王女ニーナ・ローゼンです。」


そして、最後の1人が動いた。


「初めまして。アサヒ・エール王子。私は元アーゼスト国の第2王女オリビア・アーゼストです。」


すべての挨拶が終わると、先ほどのダンディーな男性とアサヒ王子が馬から降りて、正式に挨拶が交わされた。


「これには凄く驚いた。王女様が5人も。椿殿、彼女らとどうやって知り合ったのですか?みなさん、美少女揃いで大変に羨ましい。」


「はい、彼女達とは、お互いが偶然を重ねた結果知り合うができました。」


「実に羨ましい。だからこそ、殺されるとわかってて行かせるのは、やはり承諾できない。これは、ドラゴンが完全にいなくなった事が確認できるまで通す訳にはいかない。その代わり、みなさんをエール共和国にご招待します。ドラゴンの被害確認といない事がわかったら、エール共和国を通って南に行ってもらってかまわない。」


(先生はどうしますか?)

(私はかまわないけど。)

(シーバとリーンとマリーとニーナはどうする?)


(太郎様におまかせします。)


(女神様はどうしますか?)


(お城に行くの?なら、行く!)


(ヒトミはどうする?)


(いやいやかいや、みんなが行くのに、なんで私だけ行かないってなるわけ?)


はい。そうですね。


「アサヒ王子様、それではお言葉に甘えさせていただいてよろしいでしょうか?」


「お~っ、そうかそうか。では、少し遠回りになるが、ついてきてくれ。馬車の速度に合わせるからな。」


「分かりました。ありがとうございます。」


「じゃあ、先生行きますか。」


騎兵団約500人守られながら、エール共和国に向かって走っている。


古代竜、見たかったなぁ~。


あとで、イヤってほど見る事になるなんて思っていない、太郎だった。















いつも読んで頂きありがとうございます。



最近、戦闘シーンがありませんが、あとでイヤってほど……情報はこれぐらいで。


あと、感想などおまちしてます。

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